あらすじ
シリーズ累計600万部! 待望の最新刊では二人の「その後」が明らかに! 猫猫と壬氏が船旅に?
壬氏の一世一代の行動の結果、
とんでもない秘密を共有することとなってしまった猫猫。
折しも後宮は年末年始の休暇に入る時期。
実家に帰りたくない姚は、猫猫の家に泊まりたいと言い出した。
とはいえお嬢様を花街に連れていくわけにもいかず、
姚と燕燕は紹介された羅半の家に泊まることになる。
一方、口外できない怪我を負った壬氏のために、
猫猫は秘密裏に壬氏のもとに通わなくてはならなかった。
できる範囲で治療を施していくが、
医官付き官女という曖昧な立場に悩まされる。
壬氏が今後さらに怪我を負わないとも限らないが、
医官にはなれない猫猫は医術を学ぶことはできない。
そこで、羅門に医術の教えを乞おうと決めるのだが――。
日向 夏(ヒュウガナツ):福岡県在住。本作にてデビュー。著書に『女衒屋グエン』、『なぞとき遺跡発掘部』など。
しの とうこ(シノトウコ):イラストレーター。
『ダブルクロス The 3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』((ヒーロー文庫)、『バー・コントレイルの相談事』などで装画、挿絵を担当。
舞台は中華圏を彷彿とさせるとある大国。
元・市井の薬師であり、現・後宮の下働きとして日々を送る少女・猫猫(マオマオ)が、その知識と観察眼を武器に後宮で巻き起こる事件を解決していく、ミステリーシリーズ。
Webサイト『小説家になろう』で掲載され、大人気を博した作品です。
後宮に売り飛ばされた薬師の猫猫。
年に似合わず沈着冷静で頭のいい彼女は、後宮ではひたすら目立たないよう、大人しく過ごし、年季が明けるのを待とうとしていました。
しかし、そんな後宮で、皇帝の子が相次いで三人身まかられ、さらに現在も二人の妃の生まれたばかりの宮がどちらも衰弱するという事件が発生。
呪いとして片付けようとする周囲に対し、元・薬師としての性分がうずいて仕方のない猫猫は、何気ない気持ちから事件解決のヒントを匿名で投げ文しますが、それが宦官・壬氏(ジンシ)の目に止まってしまい……。
頭がよく、常に一歩引いた視点で物事を考える猫猫が、その博識を生かして事件解決にひと役かっていく姿がなんとも痛快な本作。
そんな彼女に執着し、活躍を後押しする美貌の宦官・壬氏との関係からも目が離せません。
やがて宮中の小さな事件を解決するうち、二人は国家転覆計画へと巻き込まれていくことに――。
作りこまれたキャラクターや世界観に、一度ハマったら抜けるのは至難の業!
コミカライズ版もあるので、ぜひどちらも楽しんでください!
感情タグBEST3
猫猫のさらなる成長
薬屋から、後宮女官、医官付きの官女と遍歴を重ねた猫猫。今回はさらなる成長をがあり、仲間とのやりとりありで面白かったです。月の君との恋の進展はどうなたのかも気になるところです。帝国の政も絡んで舞台は大海原になり飽きずに読めてよかったです。
早く次巻を読みたい
新キャラが告知されてた以上に濃かった。好き。
出番が増えた登場人物もいて、今後どうなるのかとても気になる。ちょっとサイコっぽい。すき。
猫猫が壬氏に対してどう思っているのか。かなりはっきりと書かれていた。すき。
馬一族
濃いーなぁ。
でも、好きです。
疑問なのは高順さん、1巻から出ていたキャラですが、馬が入ってないのですよね。
フルネームはなんだろう?
壁凸は笑いましたが、猫猫が心の整理が少し付いたようで安心しました。
猫猫は17歳→20歳(数え年)
壬氏は18歳→21歳
出会って三年
これ、結婚は、何巻になるのだろう?
因みに結婚後も気になりますね。猫猫は宝石より高級珍品がお好きですから。
破産するなよ、壬氏。
どこまで発展できるのか
相変わらず壬氏の積極性と猫猫のかわしぶりがぎりぎりで、次が気になってしまいます。今回は一冊で内容が終わらなかったので、次が本当に読みたいです。
新キャラ登場
西国への旅、再びです。いつものように厄介ごとに巻き込まれる猫猫。医術の道を選び進む様です。それよりも、濃い〜新キャラが気になります。また、月の君との進展も…早く続きが読みたい…って、来年まで待てません。
続きが早く読みたい!
新キャラ濃い~笑っ
今後の活躍期待できそうな、ぜひ活躍してほしいな!
次巻は目的地到着で大きな事件起こりそうな予感。
そして二人の関係性にもワクワクの予感です。
早く10巻読みたいな
閑話休題的な…
この巻はスピード感少なめで、やや閑話休題的な感じがした。
それでもゆっくりと猫猫と壬氏の関係は進展している感じがわくわく…。
西都への遠征のメンツを考えると、この後に事件が起きない訳はないんだけれど。
ふむふむ
毎回凄い展開に感心、感動してしまいます。良く考えられているので、どうなるのか?全然読めませんね。まあ、少しでも二人の関係が進めば良いのですが…‼️彼の方の立場って思ったより難しいんですね~。
Posted by ブクログ
羅漢と雀のキャラの濃さが交わってカオス状態を難なく熟す李白と猫猫が面白かった。
今は華佗の考え方は当たり前だけど、昔は確かに悪だったんだなと思い知らされました。
Posted by ブクログ
前巻ラストの壬氏さまのとんでもないやらかし事件によって猫猫の人生もめちゃくちゃ波瀾に………。
女官が医術を学ぶ大変さ、
人を医術で救うために倫理に逆らう必要がある
禁忌に近づくハラハラ感もありました。
それとは別で壬氏さまのやらかしによって
壬氏さまと猫猫の時間が増えたことは普通に嬉しい!!!
皇弟としての立場だとなかなか簡単には会えないのと、壬氏様、水蓮、高順、猫猫っていう懐かしい面々が揃ってると嬉しい。
あと新キャラというか高順一家…………!
皆キャラが濃い!!!雀(チュエ)さんめちゃくちゃおもろいキャラだ……馬良との温度差も良い子の夫婦。
ただ本当に一家全員キャラが濃すぎて、
あの不幸姫は馴染めるのかしらと未来の心配をする
そして西都への船旅もやぶ医者や李白などなど
懐かしくてホッとする面々ばかりで嬉しい!!
壬氏様の思惑、そして上に立つにはあまりにも情が深すぎるところ、そこに猫猫が腹立つのも心配なるのも分かりすぎる………気苦労絶えない。
でも着実に関係の変化も見えてきた〜〜〜〜
9巻もめちゃくちゃ面白かったです!!!
Posted by ブクログ
ツンデレ姚と賢しい燕燕って、猫猫の特別感が薄まっちゃう所為か、いまいち好きになれないかな。
でも、雀さんは、月が導く異世界道中のエリスばりな不思議ちゃんで、すごい好きw
Posted by ブクログ
壬氏の怪我を治療できるのが猫猫だけになったので、2人の場面が増えた上に普段は他に見せない素顔を猫猫に見せる壬氏が可愛いです。
再び西都に行くことになりましたが、今回は変人軍師やなかなかに個性が強い高順ファミリーも一緒な上、憎めないやぶ医者まで登場です。
10巻では何がおきるかな…。
目が離せません
前回の最後の場面の後、てっきり・・・と思っていたのでちょっと拍子抜け。さすがに酷い火傷を負ったばかりでコトに及ぶことはないか、と納得。でもその時は少しずつ近づいているようでもあり、まだまだ壁が立ちふさがっているようでもあり、これからもじっくり楽しませてもらえそうですね。新キャラも増えてお話はさらに壮大になってきましたが、猫猫がだんだん丸くなってきていて、うふふです。年月を経て成長したのか、さるお方への気持ちも彼女としてはずいぶん深いものなのでは?と思います。
Posted by ブクログ
猫猫特別授業に参加するの巻
医官を志す3姫に猫猫のおやじは『華佗の書』を探せと言うが…
いろいろと面白いです。猫猫の立場で想像して見て下さい。自ずと答えが…自分も子供の時に経験が有ります‼︎
Posted by ブクログ
なるほど、そういう近づけ方をするのか。
猫猫が尊敬する父親を写し鏡にして、壬氏の考えや思いを悟らせ、その後にいつもの塩対応とは違うことをさせる持っていき方、上手いなぁ、と思ったのです。
私はどうやら姚達がそれほど好きでもないようで、前半はヤキモキしたのだけど、彼女達と入れ違いかのように出てきた新キャラがユニークでこれからも楽しみです。
今回で高順家族出揃ったかな?
2024.3.20
47
Posted by ブクログ
とんでもない秘密を抱えるとともに始まる9巻です。
そして、壬氏と再び西へ行く事になる猫猫は何とも言えぬ濃いメンバーとともに話は進みます。
ひときわキラリと目立つ雀さんの出番が何ともたのしみになる話が多く楽しかったです。何者?
匿名
やぶ医者
やぶ医者が想像以上に使えない医者だってわかった笑
ほんとによく追い出されないでいたよ
最後のシリアス展開かと思っていたけど、今のところはそうじゃなかったし
深まる信頼
煌めくような愛情ではないけれどジン氏に対する信頼を垣間見れた感じで良かったです。前半は小説だからいいけれど映像化されたら閉口してしまう。ヤオの気持ちはよくわかります。それにしても面白いなぁ。つぶやきが良い。
Posted by ブクログ
毎度の事ながらも、登場人物にまた強い個性が加わりましたね
西都へ行くことになり、壬氏の傷の治療や、羅門の過去から猫猫の更なる学びの変化に少しずつ物語が進んでいるのが次巻への期待につながります
ただ、謎解き要素が今回は少なめだったかなというのが少し物足りないので、もっと出してくれると面白いなぁと思います
西都編再び
2回目の西都編、開幕。
序盤の医師の禁忌を踏まえると今後、大手術が待ってるのかな?
燕燕たちがしばらく出ないのが寂しい。
Posted by ブクログ
今回は猫猫にとって転換点だった回だったなあ〜と。8巻ラストから外堀作られてはいたけど。「華陀の書」の話はすごく深かった。今でこそ、そういうのを異端視するのが逆に世間離れしてる感があるけど、背景を推測するにそうじゃないんだなと。そんな中での羅半の考え方、素敵で見直した。姚も負けたくないだけじゃない気持ちで動いているの、きっと長い道のりだけど頑張って欲しいなって思った。
そして西都への船旅がね。。。やぶさん(?!)の話は本当にオチがwwwだったけど羅漢さまのちゃんといいとこが出てたので名誉挽回できて良かったかな?!その前がひどかったけど。
陸孫さんがちょっと心配だけど、どうなるのかなー。羅漢さまはそう上手く動かないぞ。
ここからいつもの戯言
壬氏ガッッチガチに外堀固めてきたじゃん???「壁凸」の意味を知って、ニヤニヤが止まらず歯を食いしばりすぎて歯を少し痛めました(バスの中で読むんじゃなかった)。いやー猫猫も大胆だなあもう。使いたければ使ってください言われても壬氏はそれ以上なんじゃないですかね。
Posted by ブクログ
羅門から出された宿題をこなした猫猫、桃、燕燕。
猫猫は無事?腑分けの作業に参加し、桃もできるようになるようにと野菜を切ることから始める。
西都行きも決定し、その中に羅漢もいるということに騙された!となる。
船旅の途中やぶ医者が行方不明という事態も起こるがなんとか解決。
今回も楽しく読ませていただきました。
匿名
雀さんのキャラが濃ゆ〜〜い!!
他にも新キャラが何人か出てきましたが、雀さんが濃すぎて他が薄く感じちゃいます…笑
猫猫と壬氏さまのやりとり…良かったです…もっと進んでほしいですけどね…笑
進展?
おふたりの関係性に進展があったような、あまりなかったよう....???!!って感じでした。長期遠征とか好きなので今後の巻も楽しみです
おもしろい❣️
だんだん猫猫と壬氏の関係が進展していくのが目が離せない。
自分の立場や状況の変化を仕方なく受け入れている現状から、猫猫が一歩踏み出す時が待ち遠しい。
匿名
すごく夢中になりました
最初は漫画から読んだのですが、どんどん話に引き込まれて話しの続きが気になり小説の方も読むようになりました。読み終わっても次の話しが気になって仕方ありません。すごく夢中になりました。
なろうを読んでいたので、まあ、ノベル版は読まなくてもいいかな、って思ってたのですが、
有料版面白い!!!
・なろう版でよくわからなかったことがわかるしかけ。
・笑いがより洗練されて声を出して笑ってしまった。
・挿絵があるので、イメージが膨らむ。
・有料版オリジナルストーリーも満載。
たまらんです。薬屋のひとりごと。
猫猫は羅門の事も壬氏さまの事も近くで見ていて、何かしら特別な感情を持つからこそ、2人の行動に対して怒りを感じてしまうのだろうなと思うと、なんだかんだで猫猫も優しい人なんだなぁと感じました。猫猫可愛い...
亜南のバルコニーでの出来事は、ありがとうとしか言い様が無いくらい私の好きな猫猫が詰まっていて、ありがとうってなりました。
それから、個性の強すぎる雀が面白くて好きです。私にも個性が...と言って語尾がどうのこうのと言っていた猫猫はもしかして、にゃんとでも付けようと思っていたのか...?可愛い
ついに
マオマオ、ついに(無意識かもしれませんが)ジン氏への気持ちが行動に出てきました。この辺りはなろうでは描かれていないので、買って良かったです。
面白い
漫画を先に知ったのですが…
登場人物のキャラクターもたっていて、引き込まれます。
駆け引きと本音が絶妙な塩梅で描かれているから続きが気になって仕方ないです…
早く読みたいですー(;_;)
面白い
雀さんがただ者じゃないですね、何物なんでしょう!?続編を早く読みたいです。
どんな運命になろうと、二人なら乗り越えられると思うので、はやく二人は結婚しちゃってくれと思います
猫猫の性格確立期
合理的で論理的で、十分大人顔負けの冷静さを一巻の頃から既に持ち続けていた猫猫はいつも卓越してて性格も既に成長しきっているんだろうな〜〜と思って読み続けてきましたが、今回、彼女が自分の奥底の気持ちに気付いた最後の場面を見て、自身の新しい面、即ち、いつも合理的な理由で隠していた自分自身の優しさを受け入れた彼女を見て、更に大人になったのだなぁと思いました。それを通して恋にも素直になっていくのでしょうか。次巻は一年後かぁ〜待てません
待ってた
いやーー、、新刊待ってました。そんでもって期待通りの面白さ。
前巻の衝撃のラストの影響で猫猫大変そうでした。笑
今回のお話は新キャラが登場します!この子もだいぶキャラ濃ゆかったです。笑
待望の…
すごく楽しみに待っていたので、正直、これで終わり?という感が否めない。…これでまた、一年くらい待つのかな?つらい。
最近謎解き要素が減ってた気がするので、それがあったのは嬉しい。
猫猫と壬氏さまの関係は、進展していないようで、やっぱり猫猫の気持ちは変わったなぁと思いました。
続きが待ち遠しすぎます…
Posted by ブクログ
面白かった。
猫猫は、医官試験も合格して(腑分け)無事に?西都へ。壬氏の人選、思惑が凄かった。
雀さん、なかなかの曲者。馬の一族、濃すぎるわ。
高順が苦労してそう。
猫猫と壬氏、猫猫も壬氏を放っておけなくなってきてるな。
最後のお呪い(頬に口づけ)よかった~。
Posted by ブクログ
壬氏のぶっ飛んだ行動のせいで、とんでもない秘密を抱えることになってしまった猫猫は、自身が医術を学ぶ必要性があると感じ、女性は医官になれない環境の中で医術を学ぼうとする。これまで養父・羅門が猫猫と医術の間に距離を持たせていた意図もわかるし、猫猫の気持ちもわかる。発展と倫理の天秤は、特に社会という中で考えると本当に難しいなと思う。その観点で、この巻はこれまでになかった医術描写も多く重ためな感じではあった。
その中で、高順一家の面々が勢揃いしたのだがこの一家ほんとに濃いとか、案内された部屋の中でだらけたり壁で懸垂したりする場面が挿絵になってたりとか面白い部分もあったり。最後猫猫が壬氏にする行動がだいぶかわいらしくて和んだりという面もあった。
壬氏や猫猫たちは1年ぶり(?)にまた西都へ。そっちでの展開が長くなりそう。
Posted by ブクログ
前回の衝撃展開からどんどん話が進んでる。
猫猫がやむを得ない事情から医術を学び始めるところがとにかく面白い。
東洋医学が西洋医術を取り入れて、外科的処置を行うようになるところの倫理観とか性別による職業意識の差も感じられる。なんだこの大河ドラマ。すごいな。チャングムの誓いみたいだな。おもしろいわー。
変人軍師も雀の侍女もクセ強すぎて、猫猫がめっちゃまともに見えるわー。
Posted by ブクログ
シリーズ⑨
自らに焼き印を押すといったとんでもない行動に出た壬氏の手当ての為、治療することも秘密裏に通うことになる。
ただ薬師の猫猫には、外科治療の限界を感じて、養父の羅門に教えを乞う。
猫猫の実家でもある屋敷の書物の中から隠されていた『華佗の書』を見つけるのだが、禁書といってもいいような記述を見て、いかに医官になるというのは途轍もないことだと感じた。
西都への船旅は、とても濃いもので、とにかく馬良の妻である雀がとんでもないほどの陽気さで、突っ込みどころ満載である。
猫猫すらタジタジになるほどの奔放さもあり、しっかりと仕事してるんだか、どうだか⁇という具合。
宴での毒見にやぶ医者の行方不明にボヤ騒ぎまで、猫猫は動き回る。
いつもながら壬氏との掛け合いもほどほどにあるのだが…。
Posted by ブクログ
華佗の書のところは映像とか画で見たいなああ。
なりふり構ってられない状況と相手だってのはわかるけど
医療従事者の前で自ら焼き印は改めて頭きた。
Posted by ブクログ
猫猫を手に入れるため?に、まさかの行動に出た壬氏、というか月の君の火傷治療のため、医術を学ぶ覚悟を決めた猫猫。
羅門からの課題もクリアし、再び西都へ行く月の君に同行することになるが……。
玉葉后と兄との関係もなかなかだな。
Posted by ブクログ
医術の進歩への弊害。
壬氏様を羅門に重ねる猫猫。
羅門の優しさと不幸体質に不満に思うところがあるからこそ、壬氏様にはそうなってほしくないと思うようになるの、良い。
二人なら、そこのところバランスよく生きていけるような気がするよ。
Posted by ブクログ
次の舞台への序章って感じかしら。猫猫のキャリアアップ(?)に新しい登場人物沢山。
それとは別に羅半が医官手伝い三人娘にした話が良かった。男女平等とは言ってもそもそも生まれ持った体や基づく役割が違うからね。そこだけはどうしようもなくってのは、現代日本でも共通の話。
Posted by ブクログ
シリーズ第9弾。
前回ラストで行った壬氏の衝撃行動により、猫猫は薬師の領域を超えて医術を学ぶことに。
これまでも色々な場面で必要に迫られ、外科医に近いことを見よう見真似でしていた猫猫。今回は鬼のように厳しい劉医官指導の元、鶏、豚、牛、人間、と解剖の実技を次々とこなしていく。
さすが度胸あり向上心ありの猫猫。解剖をサクサクこなす姿を見ていると、このまま医官になれるといいのに、と思ってしまう。薬の知識もある実践向けの医官はどこでも必要とされるに違いない。
そんな猫猫、またもや壬氏について西都へ船で行くことに。
初登場の雀がいいキャラ。生真面目な猫猫と案外相性いいかも。
番犬・李白、乙女なやぶ医者と一緒の船旅はなんだか楽しそう。
雀のラストのセリフ「花街でも、宮中でも、人間は嘘をつきます。西都でもたくさん嘘つきがいますので、お気をつけください」は何かの前触れ?予言?
匿名
いつもながら
ホントに いつもながら いろいろとあります。
でも雀さんが気になる。
なんなんでしょう。この不思議な感じ。
次巻でまだまだ活躍?登場するようなので楽しみです。
Posted by ブクログ
8巻より先に読む事をお許しください(*´▽`*)
前巻で壬氏が自分を傷つけ、猫猫が秘密裡に治療
する関係になったようだ・・・薬屋から外科医へ
転進ささえられるのか猫猫、医官の実習を受けて
(政治的な必要性から)西都へ幹部たちが向かう
活躍の場が後宮から広がったものだ
Posted by ブクログ
壬氏との関係を隠しているので医局ではなかなか動きにくいし、医師としての秘密の実習もあって忙しいようです。またまた西方に問題がありそうだし波瀾万丈です。
ドキドキ…☆
もう任氏様 可愛い!(あっ!今は違うのか!)
コミックで見た印象や初めの頃を小説版で読んでいた印象よりも21歳の歳相応いやいや世間知らずでこどもっぽい感じがもう気を許せる人が居ない甘えの様で!本人狙って居る訳ではないだろうけど猫猫にはぐいぐい押すより側に居てもらえそう。立場があるから難しそうだけど…それでもどうしてもと望んだ物は手の中に。それだけでも幸せだよねぇ~。
羅漢も顔がわかったただ一人の人。その子供だから猫猫の顔もわかる。違う意味での執着の訳も判らなくないけど…。こちらは大変そう。
好いた惚れたがないけど…人間関係だけで面白い!雀さん最高↗️
とうとう医師へのステップ開始
羅の一族も大概変わり者ばかりですが馬の一族も濃〜いキャラクターが次々と登場しますね。
雀がなかなかですね、長男の嫁の立場を存分に楽しみ上手く世の中を渡っていますよね。
このお話は脇役が楽しいです。
早く西都編が読みたい。
なかなか、はまります
今回は、展開があまりすすまなったけど
登場人物も少なかった
だか、キャラは濃い目^_^
最後に、キュンキュンポイントきましたね
S気味ですが、、、
やぶ医者さんのへたれ具合が
キュンキュン⁈ポイントになってきました。
まだまだ
まだまだ大きな話の伏線……って感じですね。二人は幸せに暮らしました、では終わらなそうな話だけど、猫猫のこれからとか気になる。壬氏と違って未知数だし。
やっと素直に
猫猫がじぶんの気持ちに素直になれてきました。身分制度の無い現代でも、ハイソな美男子との恋愛は、軋轢があるもの。かえって本質が分かる二人だからこそ、惹かれているのでしょうか。一緒に困難を乗り越えて、お互いを高めあう関係でいて下さい。
Posted by ブクログ
雀の存在感ありすぎだなぁ。色々としきたりや上下関係がある中で大胆なキャラ設定。
猫猫のステップアップ巻。
ヤブ医者を探す話し、完全な真実ではなく、合理的に解決しようと強気で仕掛けるの、ワクワクするなぁ。そして、ちゃんと変人軍師も力を発揮して別口から攻めるのも良い。
Posted by ブクログ
また個性的なキャラの雀が出てきて、騒がしくなりました。
外科技術って時代によっては禁忌なのだと知りました。
よくよく考えると同族の体を切る行為は恐ろしいですよね。
最近、羅漢が哀れな気がして、応援したくなります。
『がんばれ羅漢、負けるな羅漢』って感じですね。
次もどんな展開になるのか楽しみです。
Posted by ブクログ
2020.3月発行
壬氏のお腹の焼印の治療を
猫猫がすることに
(本格的な医者ではない猫猫は
外科的技術を身につけたい)
意外だったけれど
変態軍師の一人
羅半(猫猫の義兄)の
男女の仕事観に共感した..
その通りだと思う
羅門が死体を解剖して
臓器を書き写していたことがわかる
この辺りは
江戸時代の"平賀源内”みたい
...だと思った
猫猫も医官達と腑分け(解剖)
を繰り返して
外科の腕を磨く
その後
壬氏達のお供で
西都へ船で向かう
途中 亜南に寄って
芙蓉元妃と再会(幸せそうにしていた)
元妃の代わりに亜南から
後宮に違う妃が入内予定
玉葉后の姪も入内予定
今回の後半は
雀(チュエ)さんが
面白い人物で面白かった
(動きが...可笑しい)
Posted by ブクログ
面白かった。月の君の無茶のおかげで、退路を塞がれていく猫猫。とはいえ、二人とも忙しい人で、忙しい局面なので、そっち系の話は進展せず(メンタルにはそこそこに距離が近くなっているような気がせんでもないが)。まあ、甘酸っぱかーーと叫びたくなるシーンもないこともないが、非常に好感度は高い猫猫(私の好みのキャラである)。
でまあ、そんなこともありの、姚が実家に帰りたくないということで、猫猫の実家と言いたくない方の実家に泊まることになる。そして、本格的に医官になるための道がはじまる。まずは羅門に認められること。ここらへんの謎解きが面白かった。でまあ、猫猫も家禽家畜の解剖学からとうとう人体の勉強も始める。そこらへんは詳しくは語られないが、まあ、時代設定から大変であるというのは醸し出されていく。そして色々絡みと蝗害調査でDNA父と月の君に随行船旅。
南の方の都市で石鹸騒動。
(どう突っ込めばいいのかわからない)