あらすじ
TVアニメも大ヒット! シリーズ累計3300万部突破の原作最新刊は投薬実験と外科手術がカギに? 禁書に記された名前とは?
翡翠牌の持ち主である皇族の末裔を追う中で、
猫猫たちは禁書でありながら優れた医学書でもある
『華佗の書』を手に入れた。
傷んだその書が復元されるのを待つうち、
医官たちは抜き打ち試験を受けさせられる。
猫猫は試験に合格して養父である羅門の下で投薬実験を行うことになり、
羅門から医術について学べることを喜ぶが、その実験は大掛かりであり、
市井の病人たちを使うというものだった。
薬が効かぬ者は、場所を移されて外科手術が行われるという。
医官たちを集めて大掛かりな投薬実験が繰り返されるが、
一体何のために? そして誰のために?
猫猫の疑問は、口に出すことは許されない。
他の医官たちも実験の目的に薄々気づきつつも、
誰も答えをはっきり言おうとしない。
やんごとなき身分のかたが病に臥されたと気づいても、
それを公にすることは国を揺るがすことになると、皆が皆わかっている?
そして、猫猫は復元された『華佗の書』を壬氏に見せてもらうことになるが、
そこには、決して忘れられぬ名前が書かれてあるのだった。
『曼陀羅華』。
朝顔に似たその植物は、とある秘薬の材料だったのである。
日向夏(ヒュウガナツ):福岡県在住。本作にてデビュー。著書に『トネリコの王』『不死王の息子』(共にヒーロー文庫)、『女衒屋グエン』、『なぞとき遺跡発掘部』など。
しの とうこ(シノトウコ):『ダブルクロス The3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』(ヒーロー文庫)などで装画、挿絵を担当。
舞台は中華圏を彷彿とさせるとある大国。
元・市井の薬師であり、現・後宮の下働きとして日々を送る少女・猫猫(マオマオ)が、その知識と観察眼を武器に後宮で巻き起こる事件を解決していく、ミステリーシリーズ。
Webサイト『小説家になろう』で掲載され、大人気を博した作品です。
後宮に売り飛ばされた薬師の猫猫。
年に似合わず沈着冷静で頭のいい彼女は、後宮ではひたすら目立たないよう、大人しく過ごし、年季が明けるのを待とうとしていました。
しかし、そんな後宮で、皇帝の子が相次いで三人身まかられ、さらに現在も二人の妃の生まれたばかりの宮がどちらも衰弱するという事件が発生。
呪いとして片付けようとする周囲に対し、元・薬師としての性分がうずいて仕方のない猫猫は、何気ない気持ちから事件解決のヒントを匿名で投げ文しますが、それが宦官・壬氏(ジンシ)の目に止まってしまい……。
頭がよく、常に一歩引いた視点で物事を考える猫猫が、その博識を生かして事件解決にひと役かっていく姿がなんとも痛快な本作。
そんな彼女に執着し、活躍を後押しする美貌の宦官・壬氏との関係からも目が離せません。
やがて宮中の小さな事件を解決するうち、二人は国家転覆計画へと巻き込まれていくことに――。
作りこまれたキャラクターや世界観に、一度ハマったら抜けるのは至難の業!
コミカライズ版もあるので、ぜひどちらも楽しんでください!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前回がお家騒動編なら、今回はお仕事編(^^)最後は手に汗握る展開(゚A゚;)ドキドキハラハラも良いけれど、そろそろキュンキュンしたいなぁ(*´ω`*)
一気読み
15巻まとめて大人買いです。ちょっと多いので悩んだけれど、これは大正解。実に面白い。漫画からアニメと面白い作品だな、と気になっていたので購入。なろう系なる物らしく、漫画家さんが肉付けして良い作品に仕上がったタイプの原案かな?なら、アイデア集の様な感じでは?当然ライトノベルで。等と思いながら読んだら、なんと!勝手な思い違いにビックリ!ライトノベルどころか、しっかり小説。推理もしっかりしていて、構成も良い。軽く読み流すタイプではなく、意外とじっくり読むタイプで、読み応えがあり、値打ちのある作品。途中で飽きて違う作品を挟むかも、とも思っていたけれど、15巻まで一気読みしてしまいました。
猫猫らしさ、爆発
もう、ハラハラドキドキ。
この病気なら、現代医学では
よほど進行しなければ、治療は手術によって
(薬剤投与の場合も)比較的スムーズに行えて
予後も良いはず。
しかし猫猫の生きた時代ではそれは無理。
生きた人間の腹を、かっさばくわけで。
しかもその人、天上人。
手術に必要な薬の種類、量、術前術中術後、
麻酔も含めて問題山積。
その上もしも、の時には責任とわれて
まさに命がけ。
麻酔に関して忘れていたあの人が引っ張りだされ
(忘れられないあの人も)
術中あいつはまさかの理由で役ただず
(猫猫ブチギレ)
肝心のあの方はトラブって
さあ、どうなるのか。
天上人も、もしもの時に備えなければ、
で、王弟(と言う事になっている)、東宮問題も。
猫猫の知識と実力と、それ以上は深く考えない、
が、炸裂!
万が一、もしもの時には、毒を賜る事になるが
ちゃんと人数分苦しまずに楽にすむものを
用意しています、っていうのに
腹を抱えて笑ってしまった。
華佗の書にまつわる回はこれで一件落着かな、
今作も伏線となって、また新たな事案が
発生するのか、妻と妃の違いという話が
ふくらんでいくのか、もう次巻が待ち遠しい!
Posted by ブクログ
シリーズの中では薄めの本なので、幕間的な本かと思えば、色々と動きもあるし、薬だけでなく医術にも関わっていく内容で面白かった。王宮の話が主なので、登場機会のない人も多いのだけれど、他の巻で活躍してくれればいいかなと。
Posted by ブクログ
もう後半のストーリーが濃密すぎて、
そうだそうだ『華佗の書』!と忘れてしまっていた。
ほぼほぼ医療中心のお話で、緻密な準備、絶対に失敗が許されない状況での当日のアクシデント、猫猫の医官としての知識が遺憾無く発揮されていましたね……。
もうずっと手に汗握る感覚で、
術中の表現も細かくてずっとヒヤヒヤしてた…
術日前夜に行われた会合もヒヤヒヤだったけど。
ある方の涙と一緒に私もポツリと泣いてしまった
壬氏さまが"人"であることが証明された、、、
最終章でクッタクタの中二人で食事する壬氏さまと猫猫、よかったなぁぁ。
「ならないでくださいね」「なりたくないな」
この掛け合いでめちゃくちゃ暖かい気持ちになった!
盛りだくさん
謎の医官のの選別、古の書の復元、人体実験とも取られかねない投薬や手術…。
次から次へと盛りだくさんな内容で、読み終わるのもあっという間だった。
猫猫と壬氏をはじめ、様々の人々のいろいろな感情がなんとなく置いてきぼりだけれど、猫猫と壬氏は亀よりも緩やかな歩みで距離が縮まってきた。
ひとつの大きなヤマは越えたけれど、次の山はどうなるのか…。
大変ね…
今回は内容がわりと一定していて読みやすかったです! 毎回伏線がいっぱいでもうややこしくて、内容を把握するのに苦労します。二人の関係はまだまだはっきりせずどうなるのか…。納得できる終わり方出来るのか…。話は続くみたいだし…。ハッピーエンドにはなるんでしょうけど…。自分が生きてるうちに終わらせて下さいませ‼️
Posted by ブクログ
今巻も面白かった!
帝は阿多が好きで側にいて欲しくて、でも天だから囲ったことが何故彼女を苦しめているのか分からないんだなぁ…二人の関係性が初期から謎だったけど、そういうことかと納得。
阿多は猫猫と自分、壬氏と帝を重ねて見ていたけど息子が人の考えを持った優しい人だと知って複雑だけど嬉しかったんだなぁ…
取り敢えず手術が成功して一族郎党皆殺しにならなくて良かった!
次は壬氏と猫猫のまったりした関係がもう少し進展するといいな〜今のままも何だか楽しそうでいいけど
次もたのしみです!
泣けた
内容が濃い巻でした。
特に帝の手術前日の回は泣けます。
阿多と帝の壬氏に対する深い親心、猫猫と壬氏もですが、お互いが大切な存在であるが故に辛い選択をしないといけない事がよく分かる回でした。
まだ10代の頃、政治の才があり、人間的にも魅力があり一番身近の女性であった幼馴染の阿多を指南役として側に置きたかった帝は妃にします。
壬氏を出産後に子供が産めない身体になってしまっても、帝は阿多を決して手離したくはなかったんですね。
帝にとって玉葉や梨花が癒しの存在なら、阿多は本音が話せて一番自分の事を分かってくれる安心、信頼できる唯一無二の存在。ソウルメイトってやつでしょうか。
一方の阿多も女性としての幸せよりも、官になれないから商人になりたいという夢があったのに、長年友人だと思っていた当時の東宮(帝)によって妃にされ、後宮に囲われた生活を送ることになり、帝を恨んだ事もあった。
しかし、壬氏を身ごもり母親となれた事で違う感情が芽生えた。
母であることを告げずとも、壬氏の成長を見届けたい。
壬氏と猫猫が去った後の二人のシーンが印象的で私は好きです。
「月の好きなようにさせてやってくれ」
と帝にお願いした阿多の言葉からは「天」ではなく、「人」だった優しすぎる息子と猫猫が結ばれてくれたらと願いつつも息子の気持ちを尊重したい。息子にこれ以上我慢させないでほしい思いと、猫猫が自分と同じ様になってしまうかもしれない、させたくない不安があったんだと思います。
壬氏の父として、自分への思いに葛藤している帝の本音を知り、最終的には帝を見捨てなかった阿多。
元々好きなキャラクターでしたが、阿多や帝の人間くささがよく分かり益々魅力を感じます。
流石は壬氏の両親!
壬氏と猫猫を見ていて当時の自分達と重なってしまったんですよね。
壬氏も立派に成長したのですから、ここらで「私達があなたの本当の両親だよ」と言ってしまってもいいのに。それをしたところで壬氏のしんどさは変わらないですが、壬氏には猫猫がいる。
壬氏も「二人が本当の親」であることは分かっていると思うけれどな。
前途多難でしょうが、最後は壬氏と猫猫が結ばれて帝と阿多を安心させてくれることを願います。
Posted by ブクログ
最新刊のここに来て、
シリーズ史上一番のかっこ良さを魅せる阿多様に
惚れ惚れした…。
猫猫と壬氏の関係性はもちろんだが、
他の登場人物たち同士の関係性も知れば知るほど奥が深くて、だからこそ感情が振り回される感覚が中毒性があって楽しい。
Posted by ブクログ
1話完結の中華後宮ものと思って読み始めて、こんなに遠いところまで連れてきてくれるとは想像してなかった。
皇族の後継者問題、がここにきて皇帝の入院・手術、という大問題発生!
モデルとなった時代は明記されていないけど、なんとなく明とか清あたりかな~と思って読んでいるが、麻酔っていうのは結構発達した医学なのでは!?
やはり皇帝は、壬氏の正体に気づいていたか。
知らぬは壬氏ばかりなり……という状態になっているわけですね。
本人気づいたら心底嫌がりそう。
当初想定していた話とはだいぶ違う方向に来たけど、1巻からその伏線はばら撒かれていたので、作者としては思い描いていた通り進んでいるのかな。
なろう系にありがちと思うけど、だんだん文章がうまくなっている。
最初は複雑な設定を説明し切る筆力に限界があり、え、どういうこと?ってなっていたが、巻が進むにつれてその辺も解消されていった。
ところで、この15巻出てからもう1年位経つけど、16巻はいつ出るんだろうか……。
二人の食事シーンが良いです
テレビアニメの新しいシーズンが始まり、もう一度読み直しました。発売して直ぐに読んだので、大筋は分かっているのですが、細かい部分は忘れていました。壬氏と猫猫の終話でのまったりした食事シーンが、印象深いです。もう少し東宮が成長して、帝王教育が始まったら、二人は婚姻できるのでしょうか、二人の子供はどんな感じなのか興味がわきます。
Posted by ブクログ
「ならないでくださいね」は猫猫にしては最大のデレではなかろうか。
なかなか緊張感のある巻だったけど、壬氏は「人」でいられそうな未来がはっきり見えてきてよかった。
Posted by ブクログ
やはり、医療ドラマ面白い!
政治やら恋愛になるとまぁ好きですが、そもそも薬屋のひとりごとが好きだった理由が生薬の知識や医療の知識をいい感じに古代にしてるところなので、いつもより薄い本でも、満足度は高かったです!
Posted by ブクログ
15冊を一気に読む…って、あんまりない体験だったけれど、、、面白くて。やっぱり、猫猫が好きだなぁ。コミックスから始まって、アニメへと。そしたら、なんとノベルズがあると…知らなかった〜。
だとすると、アニメはまだまだ先が長いー!
猫猫ちゃんのお仕事に向ける情熱や、基本、興味のないことには全くの無愛想…かといって、細やかな機微がわからなくはない…そういうキャラが好き。
花街や、後宮や…市井の人々の暮らしぶりがわかるのも面白いところ。。。猫猫の視点でみると、「囲われの身」「愛憎渦巻く座敷牢」という点で、後宮も妓楼も変わらない…変に恋愛に偏ったシンデレラストーリーじゃないところが、個人的に好きだ。
王子様は迎えに来るモノではないよね…猫猫。
さてさて、これからも楽しみだね…
ジンシの出生の秘密はいつ本人の知るところとなるのか…果たしてならないのか…
猫猫との関係性は?
でもね、結局、周囲が変わっても2人の本質は変わらないだろうね…できれば、このまま、ハッピーエンドがいいけれど…
あと、昔の医療の実態が…個人的には興味深かったぞ…植物を愛する猫猫をみて…蝗害を見て…薬草の研究を見て…「香君」や「ラボガール」を思い出しました。
猫猫、お仕事、頑張るんだぞ!
一歩前進・あと一歩
明確な関係の変化から大して変わらない関係の二人ですが、ストーリー上では今まで言葉にしなかった、若しくは宙ぶらりんな一言が繋がれたり、キャッチボールがあったりした一歩前進はしましたが、あと一歩届かないもどかしいところもありました。
Posted by ブクログ
複数の友人に勧められての既刊の15巻まで一気読みです。
中華風ということで、最初は登場人物の名前を覚えるのが大変そうだと思ったのですが、主人公の猫猫(マオマオ)も人の名前を覚えるのが苦手という設定にかなり救われましたね。
また、最初は後宮が舞台なので、女性同士のドロドロが描かれるのかなと思っていたのですが、そこを上手に潜り抜けていく猫猫の活躍が痛快で、気付いたらあっという間にその世界観に取り込まれていました。
それぞれの登場人物の個性が立っているのも面白いです。壬氏との恋の行方も気になりますし、次巻が待ち遠しいです。
いい
手術前後の4人の会話からの術後のひとときに、ニヤけてしまったり、ハラハラしたり、とても面白かった。2人の中に流れる時間が好き。
匿名
今回は投薬実験がメインでした。
また新たな登場人物がいろいろと出てきました。あいかわらず猫猫は名前を覚えられないのであだ名をつけて呼んでましたが、私も新キャラの名前が覚えきれないのであだ名が分かりやすくて助かりました(笑)
今後もどうなっていくのかすごく楽しみです。
Posted by ブクログ
『華佗の書』と治験の巻
ドップリと ハマってしまいました。
薬屋のひとりごとー小説家になろうで何回も読んでます。
一種のアヘン中毒かも…ヤバイですぅ←ここは可愛く
Posted by ブクログ
壬氏が皇帝になったら 猫猫と普通の夫婦にはなれないって事がよく分かるエピソード。これ、壬氏が何処まで把握してるのかイマイチ分からずじまいで終わったけど。どちらでもいいような気がしてきた。生みの親は何がしたいんだー
事態が事態なので話が重い。いつものような笑いのシーンが少ない。復元した書を前に小躍りして鼻息荒い猫猫ぐらいなものである。
でも壬氏さまと猫猫の仲はなんだか落ち着いた感じで一応進展したといっていいのだろうな。
ハラハラしました。
今回は主上の外科手術という重たいお話で、なかな読み応えありました。お腹を切るという今では当たり前のことが当たり前でなかった時代の大変さ、主上が今死んでしまったら世継ぎは、という大変さが二人にも影を落として。なんとかハッピーエンドを待っています。
猫猫が奥さんっぽくなっていく
今回は壬猫のラブシーンはなかったけど。
壬氏様(月の君)が、手術を前にした主上に対して、猫猫を本当に大切に思っていることが分かるセリフにはじーんときました。
終話では、猫猫が激務で干からびた壬氏の手当に向かうことにはもう躊躇はない。
そして、ふたりで食卓を囲む様子はなんとも幸せそう。
16巻でもまた壬猫に波乱があるのでしょうが、今から待ち遠しい。
帝の玉体に異変
華佗の書の復元が始まりテンションの上がる猫猫。
医官の選別が始まり、帝の手術対策チームに入ることに。
虫垂炎が破裂してしまう前にと準備万端いざ手術、というときになって異変を察知する猫猫。
その観察力はさすが。
手術が始まってからも思わぬアクシデントに見舞われ。
玉体に何か有ればタダでは済まないので医官たちも命懸けというのに、ここでも我関せず別次元の天祐にキレる猫猫。
こんな事態に冷静にやっぱり決めるところは決めてくれる羅門、かっこよすぎ。
帝に何かあれば東宮も幼いので政局が傾く。
手術前に帝、阿多、壬氏、そしてなぜか猫猫も呼ばれ、もし万が一帝に何かあった場合、壬氏にその気はないのかの確認。
もしかして壬氏にその出生の秘密を告げるのかとドキドキ。
サバサバしている阿多だが、やはり子を思う母。
阿多の苦しみが垣間見え。
それにしても帝にとって阿多と壬氏は特別なんだなぁと切なくなり。
知らぬは壬氏ばかりなり。
今巻もあっという間に一気読みしてしまいました。
個性的なキャラの登場人物たちの魅力が圧倒的で惹きつけられます。
大ピンチです
毎回、本当に面白いです。今回は、思っても見なかった大ピンチでした。皇族の男性が少ないということは、こういうことなのですね。ある意味、主上も現実を思い知ったという面もあり、ある意味仕方なかったという面もあり。前帝、女帝の時の無理がここにきて一部の人の肩にのしかかってきている。その中に巻き込まれる猫猫。でもその中でも彼女らしく生きているのは素晴らしい。それを望む壬氏様も素敵です。次巻も楽しみにしています。
どんどん猫猫は逃げられなくなっていますね。途中の虎狼とのやり取りも、最後の方の天祐とのやりとり?暴言?笑も猫猫らしいというか面白かった
やんごときなき方の悩みと手術
今回は、主上の思わぬ病と手術が、メインでした。猫猫の行動範囲は、宮中周辺でした。今までの活動範囲から比べると、ほとんど動いていないんじゃないの?というくらいでしたが、緊張感ありましたね。登場人物も医療班中心で、にぎにぎしい人たちはあまり登場しませんでした。反面、翠苓さんが良くしゃべったり、問題児の虎狼や天佑が登場したり今後どう絡んでくるのか楽しみです。前回の物語で発見された「華佗の書」は復元されて重要な手助けとなりました。次回は、割られた「翡翠牌」の謎が明らかになるのでしょうか。次回作が待ち遠しいです。
今回は帝の病気が中心に話が進んでいます。なろうでは書かれていなかった手術中の出来事についても詳しく書かれています。
阿多の親心も垣間見れて沁みるわ。
ただ、しょうがないですが、イチオシの羅族の方々が全くでてこないのはちと寂しい。羅門は出てたか。
匿名
良かった。
今回はかなりの 医療編でしたね。
もともと、薬屋の…ですが。
大変な事も無事すみ 最後の最後で 食事のシーンが良いですね。
二人とも ふたりでいることに 馴染んできた感じです。
Posted by ブクログ
まさかの帝の病。
そのための実験。大変そうなのが伝わってきた。
あいかわらずの天佑。
帝、阿多、壬氏、猫猫の茶会は、居心地悪そう。
あの本当の思いが分かるところだったな。
壬氏は、猫猫が大事で傍にいて欲しいけれど、囲いたくはない。やっぱり不器用で優しい。
全てが無事に終わって、壬氏と猫猫2人の食事。穏やかな空気があって、いい感じ。
Posted by ブクログ
抜き打ち試験の後、合格した医官たちと投薬実験を市井で行うことになるところからの、また別のお話。投薬や外科手術の話がいろいろ出てきて興味深かった。壬氏と猫猫の関係は相変わらずだけど、ちょっとずつ変わってきてるかな。この巻のメインのお話はこの巻で終わりのようで、本筋の展開も少なかったけど、やっぱりおもしろいです。キャラたちの会話がテンポ良く楽しい。
Posted by ブクログ
またまた壬氏の覚悟と猫猫に対する想いも知れて...♡
天祐キャラ好きだし、それに対する猫猫の態度も好き!
この絡み、もっと増やしてほしい!
今回は手術シーンが描かれていて、手術室勤務だったこともありその光景が想像しやすくてそこもまた楽しかったです!
Posted by ブクログ
シリーズ15巻。
劉医官による医官としての常識問題や薬剤系の専門知識による試験に合格した猫猫は、他の優秀な数人の医官とともに投薬実験を繰り返していた。
『華佗の書』が復元されたことも大きな意味を持ち、読み取れた原材料の『曼陀羅華』に驚きを隠せない猫猫。
今回の大きな山場となる外科手術。
薬師の役割をも超えた手術に参加する猫猫の頑張りに凄さを感じる。
そして、壬氏が『天』ではなくて『人』だと確認できたのは猫猫にも良かったことなのか…
終話の壬氏と猫猫の束の間ののんびりと時間は、最高の時間だろうが…。
これからどうなるのか…。
Posted by ブクログ
薬屋のひとりごと第15弾。猫猫たちは「華佗の書」を手に入れた。身体を詳細に描かれている書は貴重だったのだろう。医官たちは抜き打ち試験を受けさせられる。猫猫は合格して養父である羅門の下で投薬実験を行うことになる。急いで優秀なものを集めているのは主上が病気で、外科処置が必要だということ。玉体に傷をつけることだけでも何を言われるかわからない。麻酔を使うことも量があやふやで痛みを抑えることができても目覚めさせることができるかなど切迫してて読み応えがあった。壬氏は出世を知ったらどうなるのだろうか。
続きが気になる
主上に呼ばれた時はいよいよ壬氏の秘密が明かされると思ってドキドキしたけれど、手術の方がドキドキでした。猫猫すごいわーよく頑張った。これから壬氏がどういう立場を選ぶかも気になります。
Posted by ブクログ
久々に医学系の内容に。帝の手術のため側近たちのプロジェクトとしての立ち上げがすごかった。現代的には大したことのない外科的な手術でもこの時代は命がけ!
Posted by ブクログ
半分くらいは壬氏のせいは笑うに笑えないって。今回は主上の話、そして未来の話がメインでヒヤヒヤもしたけど最後の主上のお願いに笑ってしまった。そりゃあ劉医官が許さないでしょうよww天祐がそりゃあそうだろうなって思ったけど、ここで何かが変わるのかな変われるのか?あと高順さん!!!かっけえ!!!すごい!!!
アニメ2期でちょうど狩りの話(カエル事件)をやっていたところだったので、この2人微笑ましいなあ〜って思って見てた。一人だけ行けなくてしゅんとしてる壬氏ほんと……雀さんや水蓮さんが本当に「あとはお二人でどうぞ」がうますぎて……いつもありがとうございます。微笑ましくご飯食べてるの良いな。
猫猫に対しての壬氏の気持ちも聞けてよかった。でもやっぱり猫猫が言った通り、帝になったらすぐしぬよ(
Posted by ブクログ
医療と人の命の回
この世界ではウイルスはまだ認知されていなかったかしら?感染症の話題が出てきたので今後にも関わるとしたら不穏かも
天祐くんの悪癖が炸裂したけど本人が素直なので全然矯正の余地があるしポテンシャルも高くて期待できる 癖の強いキャラもみんな何やかんやでほどほどに社会に順応してる世界観が好き
後宮時代は下女にとっては命令された方がむしろ動きやすくて壬氏に指示を仰ぐこともあったのに、今では当人のストレスのほうを案じてやめさせようとするの、猫猫なりの愛であり甘えなんだよな〜と野良猫のころを思い出す感慨深さがあった
あえて命令したくなるような軽口をかますところはイエネコが足元に転がって腹を見せてくるような戯れの味がしてかわいい これほど丁寧に信頼を積み重ねてきた壬氏くんにはさすがにおつかれさまと言っていい
主上を人間として扱う猫猫をみて、こうやって壬氏を人に降ろしてきたんだよなぁみたいなことも思った ぬるま湯って一度浸ると出られないんですよね〜外が寒く感じちゃうから
Posted by ブクログ
アニメ化の少し前からちょっとずつ読み進めて、やっと最新刊まで読み終わりました。
猫猫と壬氏の関係がなかなか進展しませんが、話は結構進みます。
今回の15巻は、もう薬屋の猫猫ではなく、新人外科医猫猫と言いたくなる様な活躍でした。
これからは新刊が出るのを楽しみにしています。
匿名
第二期がもうすぐ!
テレビアニメ第二期がもうすぐスタート!
楽しみ過ぎる!!
今回は天上人が病になってしまい…
今回も面白かったけど、謎解き要素が減って来てるのが寂しい…
Posted by ブクログ
猫猫たち医局の者は試験を受け、実務に優れた者達が集められた。試験官にはなぜか後宮に勤めていた養父羅門もいて、大がかりな投薬実験に猫猫はこれが誰のためにやられているのか想像し…。また、猫猫が見たい華佗の書の復元も急ピッチで勧められていた。
全体を通してある症状の治療に向かう話で、そこに壬氏の真の身分やもし皇帝という身分になったら、ということがほのめかされます。シリアスな内容中心で時々華佗の書などに惹かれてアホっぽい動きする猫猫が書かれる位でした。恋愛模様もあまり進まず…。ま、話としては、面白く読めました。
しかし、人気出すぎたこのシリーズ、どこまで話を進めて終わりになるんだろう?
Posted by ブクログ
猫猫って相当優秀だよね。すごいなぁ。壬氏と猫猫の関係が亀のあゆみのようにゆっくりなんだけど、それはそれでよし。いろんなことを解決していく様はスッキリしますね。
Posted by ブクログ
大切な積読を秒で読み終えてしまった。
今回も安定の面白さ。
ラブ要素は今回薄めで、やんごとなき方の手術という、医療と政治の側面が色濃く、これはこれでやっぱり面白いのでした。
帝と阿多のやりとりをみると、人の愛っていうのはいろんな形があるなぁ、と思うのです。
阿多への気持ちも玉葉への気持ちも嘘偽りではなく、どっちも誰かを思う気持ちと自分の素直な感情。
とすると、一夫一妻が正義とも思えないよなぁ、と。まぁ、こんな極地的な一夫多妻を見ているからそう思うのかもしれませんが。
っていう妙なところに引っかかった感想になりました
が、壬氏にはそのままその一本を貫いていただきたい!
2024.9.1
135
正直恋愛は添え物かも知れん
ラストが食卓風景で終わるの、大変宜しいな。
それはそうとてさて感想だが、
オタク女子にとっては泥臭い異性のコナ掛けって正直邪魔じゃないんかな、と思わざる得ない
だってアレなひとが全てを捨てて自分に来てくれ、と言ったら
確実に幸せではないし。
それほどマオマオの好物(禁忌のアレ)を前にしてのぴょんぴょん具合がすごかったw
あと先にネット版も読んでいるがより登場人物が多いのにキャラクターが立ってて正直ワタクシも人名は覚えられないほうだがアダ名と性格がちゃんと頭に残るぐらい人物表現が上手い。
無理なく流れるように読めてリズムが良くなってる巻だと思う。
医官さん達ご苦労様
猫猫と壬氏のやりとりがちょっと少なめで癒しが足りないけれど、医官さん達の頑張りに感動した。
相変わらず、羅門じい様がカッコよすぎて惚れる。
時間がとれなくて少しずつ読んだので、スピード感のある話ではなかったけど最後まで面白かった。
猫猫と壬氏、熟練夫婦感出てきてないか?
Posted by ブクログ
終盤に向けての物語が圧巻で緊張感のある内容。
現代でも通用しそうな医療現場の緊張感があって面白かったです。
昔の帝に対する人々の考え方など、改めて重く感じました。
同じ人でも生まれた状況や環境で地位が決まるって理不尽。
そして、帝に関わる人たちの重圧を考えると現代人は耐えれませんよね。
今回は、ミステリー小説ではなく医療小説でした。
また、いい感じに締め括ったので一安心でした。」
Posted by ブクログ
2024.4月
猫猫と天祐が
腕を買われ
偽薬の投薬実験に参加する
この実験は
帝の病気治療の麻酔の為
心労のため
病が再び出てきて
手術することに
玉葉后等 手術に
反対気味の人達の説得も終わり
手術の前日に
帝が渋りだし..
阿多 壬氏 猫猫 帝 で
話し合い
..家族会議的なもの...
その後無事手術を行う
突然のアクシデントで
少し揉める
この時の天祐にムカムカした
手術も無事成功
ほっとした後の
壬氏と猫猫が
ホッコリ仲良くて
良かった