【感想・ネタバレ】薬屋のひとりごと 15のレビュー

舞台は中華圏を彷彿とさせるとある大国。
元・市井の薬師であり、現・後宮の下働きとして日々を送る少女・猫猫(マオマオ)が、その知識と観察眼を武器に後宮で巻き起こる事件を解決していく、ミステリーシリーズ。
Webサイト『小説家になろう』で掲載され、大人気を博した作品です。

後宮に売り飛ばされた薬師の猫猫。
年に似合わず沈着冷静で頭のいい彼女は、後宮ではひたすら目立たないよう、大人しく過ごし、年季が明けるのを待とうとしていました。
しかし、そんな後宮で、皇帝の子が相次いで三人身まかられ、さらに現在も二人の妃の生まれたばかりの宮がどちらも衰弱するという事件が発生。
呪いとして片付けようとする周囲に対し、元・薬師としての性分がうずいて仕方のない猫猫は、何気ない気持ちから事件解決のヒントを匿名で投げ文しますが、それが宦官・壬氏(ジンシ)の目に止まってしまい……。

頭がよく、常に一歩引いた視点で物事を考える猫猫が、その博識を生かして事件解決にひと役かっていく姿がなんとも痛快な本作。
そんな彼女に執着し、活躍を後押しする美貌の宦官・壬氏との関係からも目が離せません。
やがて宮中の小さな事件を解決するうち、二人は国家転覆計画へと巻き込まれていくことに――。

作りこまれたキャラクターや世界観に、一度ハマったら抜けるのは至難の業!
コミカライズ版もあるので、ぜひどちらも楽しんでください!

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感情タグBEST3

ネタバレ購入済み

猫猫らしさ、爆発

2024年03月30日

もう、ハラハラドキドキ。
この病気なら、現代医学では
よほど進行しなければ、治療は手術によって
(薬剤投与の場合も)比較的スムーズに行えて
予後も良いはず。
しかし猫猫の生きた時代ではそれは無理。
生きた人間の腹を、かっさばくわけで。
しかもその人、天上人。

手術に必要な薬の種類、量、術前術中術後...続きを読む
麻酔も含めて問題山積。

その上もしも、の時には責任とわれて
まさに命がけ。

麻酔に関して忘れていたあの人が引っ張りだされ
(忘れられないあの人も)
術中あいつはまさかの理由で役ただず
(猫猫ブチギレ)
肝心のあの方はトラブって
さあ、どうなるのか。

天上人も、もしもの時に備えなければ、
で、王弟(と言う事になっている)、東宮問題も。

猫猫の知識と実力と、それ以上は深く考えない、
が、炸裂!
万が一、もしもの時には、毒を賜る事になるが
ちゃんと人数分苦しまずに楽にすむものを
用意しています、っていうのに
腹を抱えて笑ってしまった。

華佗の書にまつわる回はこれで一件落着かな、
今作も伏線となって、また新たな事案が
発生するのか、妻と妃の違いという話が
ふくらんでいくのか、もう次巻が待ち遠しい!

#エモい #笑える #ドキドキハラハラ

1

Posted by ブクログ 2024年04月14日

最近アニメ化された『薬屋のひとりごと』の原作本.本巻は帝の手術という大事業がテーマ.推理要素はないものの,登場人物の立場や心の動きが書かれている.このシリーズはずっと読み続けたい.

0
ネタバレ購入済み

2024年04月13日

事態が事態なので話が重い。いつものような笑いのシーンが少ない。復元した書を前に小躍りして鼻息荒い猫猫ぐらいなものである。
でも壬氏さまと猫猫の仲はなんだか落ち着いた感じで一応進展したといっていいのだろうな。

#深い #カッコいい #笑える

0

Posted by ブクログ 2024年04月09日

面白かった!!!!ものすごくおもしろかった。
今回は皇帝が盲腸炎で其の処置で大事に。
今ならなんてない手術であるが、なにせ時代設定と、
患者の立場がナニなので、下手こいたら関係医官とその一族郎党全て処刑となるので、
前段階での外科医官の練習やら、
薬屋の薬の治験、コントロール実験などとても面白かった...続きを読む
まあ、月(壬氏)が最後の方でちらっとは出てくるが、壬氏成分少なめ。


「・・・・そういう言い方はやめろ。命令したくなる」

0
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ハラハラしました。

2024年04月07日

今回は主上の外科手術という重たいお話で、なかな読み応えありました。お腹を切るという今では当たり前のことが当たり前でなかった時代の大変さ、主上が今死んでしまったら世継ぎは、という大変さが二人にも影を落として。なんとかハッピーエンドを待っています。

#ほのぼの #ドキドキハラハラ

0
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猫猫が奥さんっぽくなっていく

2024年04月04日

今回は壬猫のラブシーンはなかったけど。
壬氏様(月の君)が、手術を前にした主上に対して、猫猫を本当に大切に思っていることが分かるセリフにはじーんときました。

終話では、猫猫が激務で干からびた壬氏の手当に向かうことにはもう躊躇はない。
そして、ふたりで食卓を囲む様子はなんとも幸せそう。

16巻でも...続きを読むまた壬猫に波乱があるのでしょうが、今から待ち遠しい。

#ドキドキハラハラ #胸キュン #感動する

0

Posted by ブクログ 2024年04月03日

陽と阿多のシーンがとても色っぽくて良かったです。
陸孫元気かなぁ。。。皇太后はどう考えてるのかなぁ。。。子翠何してるのかなぁ。。。。。。
まだまだ回収したい部分が多くてこの先も楽しみすぎます!

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ネタバレ購入済み

帝の玉体に異変

Kao
2024年04月03日

華佗の書の復元が始まりテンションの上がる猫猫。
医官の選別が始まり、帝の手術対策チームに入ることに。
虫垂炎が破裂してしまう前にと準備万端いざ手術、というときになって異変を察知する猫猫。
その観察力はさすが。
手術が始まってからも思わぬアクシデントに見舞われ。
玉体に何か有ればタダでは済まないので医...続きを読む官たちも命懸けというのに、ここでも我関せず別次元の天祐にキレる猫猫。
こんな事態に冷静にやっぱり決めるところは決めてくれる羅門、かっこよすぎ。
帝に何かあれば東宮も幼いので政局が傾く。
手術前に帝、阿多、壬氏、そしてなぜか猫猫も呼ばれ、もし万が一帝に何かあった場合、壬氏にその気はないのかの確認。
もしかして壬氏にその出生の秘密を告げるのかとドキドキ。
サバサバしている阿多だが、やはり子を思う母。
阿多の苦しみが垣間見え。
それにしても帝にとって阿多と壬氏は特別なんだなぁと切なくなり。
知らぬは壬氏ばかりなり。
今巻もあっという間に一気読みしてしまいました。
個性的なキャラの登場人物たちの魅力が圧倒的で惹きつけられます。

#カッコいい #切ない

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大ピンチです

2024年03月31日

毎回、本当に面白いです。今回は、思っても見なかった大ピンチでした。皇族の男性が少ないということは、こういうことなのですね。ある意味、主上も現実を思い知ったという面もあり、ある意味仕方なかったという面もあり。前帝、女帝の時の無理がここにきて一部の人の肩にのしかかってきている。その中に巻き込まれる猫猫。...続きを読むでもその中でも彼女らしく生きているのは素晴らしい。それを望む壬氏様も素敵です。次巻も楽しみにしています。

#深い

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2024年03月30日

どんどん猫猫は逃げられなくなっていますね。途中の虎狼とのやり取りも、最後の方の天祐とのやりとり?暴言?笑も猫猫らしいというか面白かった

#ドキドキハラハラ #エモい #アガる

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やんごときなき方の悩みと手術

2024年03月30日

今回は、主上の思わぬ病と手術が、メインでした。猫猫の行動範囲は、宮中周辺でした。今までの活動範囲から比べると、ほとんど動いていないんじゃないの?というくらいでしたが、緊張感ありましたね。登場人物も医療班中心で、にぎにぎしい人たちはあまり登場しませんでした。反面、翠苓さんが良くしゃべったり、問題児の...続きを読む虎狼や天佑が登場したり今後どう絡んでくるのか楽しみです。前回の物語で発見された「華佗の書」は復元されて重要な手助けとなりました。次回は、割られた「翡翠牌」の謎が明らかになるのでしょうか。次回作が待ち遠しいです。

#ドキドキハラハラ #切ない

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Posted by ブクログ 2024年04月01日

早くも16巻が待ち遠しい!!!!!
なろう版での更新分は随時読んでいましたが
待ってました!書籍化!!!
今回は壬氏と猫猫というより皇帝と阿多が主軸のお話という感じだった。

* * *以下ネタバレ* * *

告白の表裏その後の話や手術中の話を初めとした加筆シーンを楽しみつつ読みました!
また、書...続きを読む籍化ならではの壬氏と猫猫の挿絵や高順の剣の挿絵も魅力的でした。壬氏と猫猫の熟年夫婦感が小説が進む事にでてきて面白いです!!ご飯を食べに行く流れのところも刺さりました。終話の皇帝と猫猫のやり取りはくすっと笑ってしまいました。
早くも16巻発売が待ち遠しいです!!!!!

0
ネタバレ購入済み

バチバチ

匿名 2024年03月29日

雀さんと虎狼が思ってたよりもバチバチしてて笑った笑
乳兄弟の間柄も感じられて、高順もすごい人なんだと改めて感じた…

#じれったい

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Posted by ブクログ 2024年03月28日

皇帝の病気に対する色々な出来事がメイン。猫猫が急に試験を受ける羽目になったのも・・・。 緊迫する巻でした。

0
ネタバレ購入済み

良かった。

匿名 2024年04月05日

今回はかなりの 医療編でしたね。
もともと、薬屋の…ですが。
大変な事も無事すみ 最後の最後で 食事のシーンが良いですね。
二人とも ふたりでいることに 馴染んできた感じです。

#胸キュン #ドキドキハラハラ

1
ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月19日

まさかの皇帝が虫垂炎で外科手術する展開になるとは……
一瞬死んで壬氏が世を次ぐ展開になるのかと思った。
亀の歩みの猫猫と壬氏だけど、ちゃんと猫猫を大事にしようとしてる気持ちが伝わってきてニヤニヤしつつ読み終えた。あと今回はどちらかと言うと皇帝とアードォ妃の話がメインだったな。

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Posted by ブクログ 2024年04月12日

ボリュームがまた少し減ったけれど、安定の面白さ。
この巻は、するするさくさくと読めた。
頁をめくる手がとまらないほどに。
猫猫と壬氏は相変わらずだけど、帝と阿多の関係がなかなかに素敵で、微笑ましく思えた。
続きが早く読みたい。

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ネタバレ購入済み

2024年04月09日

今回は帝の病気が中心に話が進んでいます。なろうでは書かれていなかった手術中の出来事についても詳しく書かれています。
阿多の親心も垣間見れて沁みるわ。
ただ、しょうがないですが、イチオシの羅族の方々が全くでてこないのはちと寂しい。羅門は出てたか。

#切ない #ドキドキハラハラ

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Posted by ブクログ 2024年04月06日

壬氏と猫猫の二人の関係も、壬氏が猫猫の今の形こそを大事にしたい、歪んで欲しく無いとら思う気持ちが尊い

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Posted by ブクログ 2024年03月31日

なんだか久々に医療ものだった。
そうだった! 薬屋 のひとりごと だったっ! (ハッ)

もはや ひとりごとでは全くないですがw
阿多さま 翠 水蓮 劉おばさん と女性がそれぞれ得意分野でイキイキ描かれていてスカッとしました。

水蓮さま の活躍劇 気になる…しりたい…





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Posted by ブクログ 2024年03月29日

序盤は何が起こるのかドキドキハラハラ。段々、その謎が輪郭を現してくると…うっわー!大変だあ!って震え上がりました。どうなるのどうなっちゃうの?!そして序盤の病気の話は何かの布石なのー?!

0
ネタバレ購入済み

一大事!

2024年03月29日

主上の病気編。手術前もその後も含めて今までの糸も色々絡まり面白い。無事に手術は終了。今後の展開が楽しみ。

#アツい #ほのぼの

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Posted by ブクログ 2024年03月28日

今回のメインは主上と阿多様と言えるかな?猫猫はいつも通りと言えばいつも通りだし。まあそれでも壬氏君との関係に遠慮がなくなって来たような気もする。
14巻で成立した崔さんと虎狼くんの状況はこのあとどのようにストーリーに関わってくるのか気になるところではある。

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