【感想・ネタバレ】進撃の巨人(30)のレビュー

あらすじ

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。

ジークがエレンに託した計画、それはエルディア人すべてを安楽死させるものだった。計画の鍵を握るのは始祖の巨人の力を持つエレンと、王家の血を引く巨人であるジークの接触。リヴァイら調査兵団による包囲網を突破し、ジークは自由の身となるが、そこにマーレ軍が現れる。エレンとジークの接触は果たされるのか……。

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アニメ化や映画化、その他数多くのメディアミックスによって知名度は抜群の『進撃の巨人』ですが、内容は実に濃厚でシリアス。
主人公のエレンやミカサと共に「巨人の謎」を解き明かすように進む物語の過程で、「巨人の謎」「世界の謎」を解くための伏線が何重にも張り巡らされています。
まだ連載中なので真相は分かりませんが、「第1話に記載されている謎の数字」の正体など、まだまだ『進撃の巨人』には明かされていない謎が多いです。
エレンやミカサ、アルミンと共に、「この不条理な世界の謎」を解いていく。そんな楽しみ方をしていける作品です。

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物語はそろそろ終焉なのだと

ついにパラディ島の壁の中の巨人が目覚める描写で終わる第30巻。
主人公エレンが始祖の巨人化したということなのだろう。
地ならしが発動し、パラディ島vs世界の戦いが幕を開けたシーンで終巻している。

おそらく、もうそんなに長く連載が続くのではなく、本当にクライマックスに入っているだと感じる。


無垢の巨人になる資質を持ち、世界中から忌み嫌われ、駆逐対象といっても過言ではない、主人公はじめパラディ島の島民の大多数とマーレの収容区に居住してるエルディア人は、全て始祖ユミルことユミル・フリッツの子孫であり。

ただし、エルディアを揺るぎない帝国にしたとはいえ、質実ともに奴隷であったことが今巻で判明する。

そして同じ始祖を持つエルディア人も、一枚岩ではなくパラディ島とそれ以外の住民はいがみ合う運命だと描写されている。

特に3組の兄弟描写(エレン・ジーク/ファルコ・コルト/ポルコ・マルセル)で表現されていると感じた。

進撃の巨人という日本のマンガ史において唯一無二の金字塔を打ち建てた作者と、進撃の巨人を作り上げ、世に送り出した人々に感謝しながら終話を見届けたいと思う。

5
2019年12月09日

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ガビ射撃上手すぎ!鳥肌のラスト

ガビ‥射撃上手すぎ!!そうよね、マーレでの訓練生時代、超優等生でしたものね。ズバンと的確‼︎
でもそこからの展開が、凄いです。
始祖ユミルの過去の話、しびれました。胸の苦しくなるストーリーです。いつの時代も、王って、基本クズですよね。残忍だし。最後の最後で見せるユミルの涙、2000年の時を超えた涙なんですよね。胸熱です。
そして巻のラストに、今に戻っての、衝撃展開。いや、予想通りとも言うべき?
おおおぉぉぉー!!と惚れ惚れする展開です。
ここで終わりかぁーもうちょっと先まで!早く見せて!という、興味引っ張りまくりのラストです。

1
2020年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

兎に角凄い!凄いしか言えない。
この30巻は怒涛の展開すぎてちょっとついていけてない部分もあるんですが、本当にお話が壮大で読んでいてこんなにテンション上がったのは久々でした。
また伏線の回収もお見事すぎて諌山先生の頭の中を1度拝見したいぐらいです。
こんなに回収が気持ち良いのは最初からここまで考えていないと作れないと思うので後付けではないはず。
30巻はエレンの頭が飛んでまず衝撃を受け、エレンの父グリシャさんのお話でまた衝撃、そしてその衝撃を全部ぶっ飛ばした始祖ユミルのお話、もう驚きまくり。
こんなに1冊で驚いたことないですよ。
ラストもついに地鳴らし発動で続きが気になって気になって。
相変わらず嘘予告も続きが気になるし4月まで悶々とするしかないですね~
あとどうでもいいのですが、ジークが始祖ユミルさんとさん付けしてたのがなんか可愛かったです(笑)

1
2019年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

未来の記憶も見えるから、エレン・クレーガーはあの時にグリシャにミカサとアルミンって言ったわけね〜!と理解したけど、他のことあんまりついてけてないよ!
ユミルは何!?

0
2024年07月12日

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ユミルの謎

過去の記憶を見てという設定が出てきました。
ユミルのはただ利用されてきた過去が表現されています。
搾取の連続です。

#ダーク #ドロドロ #怖い

0
2024年05月25日

匿名

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始祖ユミルの悲しい過去がわかる

始祖ユミルの悲しい過去が分かります。
ユミルは気の遠くなるような大昔からフリッツ王に従い続けたために、今も巨人の力が存続していました。
なぜ舌を抜かれ故郷を焼かれ奴隷として扱われてもなお、王に従い続けたユミルの動機はなんなのか考えさせられます。

#ダーク #ドキドキハラハラ #深い

0
2024年04月03日

匿名

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ついに始祖の力を・・・

始祖の力をついに手に入れた。エレンが死んだ(と思った)瞬間はほんとうにびっくりしてページを進めるのが怖かったが、やはりそこは主人公なのでタダでくたばらない。

#ドキドキハラハラ #ダーク

0
2023年11月02日

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「進撃の巨人」の新たな力も暴かれ怒涛の展開に。
まさかエレンの父が王家の人間を襲った経緯にエレンが関わっていたとは。

そして始祖ユミルの生い立ちが描かれているのですが、王にいいように扱われてなんとも哀れで読むのが辛かった。

そしていよいよ壁が、、、。まさか主人公がこういうことになるなんて。凄い漫画だな。

#深い #切ない #怖い

0
2021年06月02日

匿名

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面白い

1巻から読み返したくなりますね。凄い。何気なく読んでいたシーンにも意味があったり。ユミルとエレンのシーンに泣けます。
ついに地ならしが発動して次巻へ…
面白い…

0
2022年09月29日

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衝撃の連続

今までの疑問が全て解ける。衝撃、衝撃、衝撃の連続です。

0
2021年01月10日

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すごい作品

進撃の巨人は、漫画というジャンルを超えている作品。めちゃくちゃ考えさせられるけど答えが出ない問題をひたすら突きつけてくる。綺麗事はまったくない、戦わなければ死ぬ、勝てば生きる、それにつきます。

0
2020年12月09日

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こんな伏線の張り方ある?

今度こそエレン死んだかと思った……本当に誰が死ぬのか分からなくて怖い。
全てが分かってようやく父の思いが明らかになって、こんな形でやっとジークに伝わるのか……

0
2020年09月10日

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途中は

進撃は最初は面白かったが、途中つまらなくなり離れていた。しかし最近の展開は面白く、今後どうなるか気になる。だから離れていた人もまた読んでもらいたい。

0
2020年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

明かされる進撃の巨人の謎と始祖ユミルの過去。
奴隷として生きてきた始祖ユミルと自由を求め突き進んできたエレンの対比の描き方がなんともいえない。
エレンの言う「終わらせる」とは自由を得てマーレとエルディア、世界をどうするのか見えているのか、続きが気になる〜〜

0
2020年01月14日

rei

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まさかここまでとは

中だるみも一切なく、ここまできた。色々な人が死んでいくのは寂しいが最後で必ず見届けたい漫画です。
外国人の友達も絶賛しているので本物なのだろう。
壁の中の巨人が動き出そうとしているところで終わりとは、素晴らしい展開ですね。

0
2019年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
衝撃の展開がぞくぞく。エレンの思い通りの未来になるように全てがコントロールされていた!?

あらすじ
エレンは、子供に撃たれるも、なんとかジークと触れ合う。エルディア安楽死計画に賛同していたエレンはジークと合ってユミルの始祖に出会うために、計画に賛同していたように見せていた。父親の過去の記憶を辿り、進撃の巨人が未来を見る力を持っていることが明らかになる。

0
2023年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 進撃の巨人には未来を見ることができる力があることが判明。エレンは4年前の未来で何かを見てこんな事をしているようだけれど、何を見たんだろう? お父さんであるグリシャの行動も裏でエレンが関わっていたことが分かり、話はますます予想外の展開に。

0
2023年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

佳境に入ってきた。
アニメを見ているからこの先しばらくは知っているけれど、アニメしか見てないのでラストまでは知らない。

ミカサやアルミンも思っていると思うけれど、どうしてこうなってしまったのだろう。
もっと他の選択肢はなかったのか、どこで選択を間違えたのか。
最悪の選択に向かって進んで見える世界、でも今までは誰かの犠牲の上に成り立っていた世界だった。
壁から出て自由な世界が見たいと思っていた頃が一番幸せに感じるって辛いな。

0
2023年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 まあ何かしらの手段で時間を越えているんだろうな、とは思っていた。根拠があった訳じゃないけど、1巻でミカサの髪をみて「なんか髪伸びてないか?」みたいな話をしていたのが、ずーっと引っかかっていたから。時間を可逆的にすると、考えなきゃいけないことが一気に増えてきて難しくなる。

 ついに民族主義という直接的な言葉が出てきた。
 エレンが黒幕っぽい感じもあるけど、何か正義があると信じてるぞ...。

0
2022年08月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ついにエレンとジークが接触する第30巻。過去編がなかなか壮絶。明かされた「進撃の巨人」の持つ特性はちょっと唐突な印象もあるけれど、今後どう物語を動かしていくのか楽しみ。

0
2020年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

巻の大半は過去編のようなもので占められていて戦闘シーンはそこまで多くない筈だけど、一体この巻だけで何人の重要人物が命を落としたのだろうね
また、終盤に突入した本作にとって大きな転換点となる巻でもある

パラディ島で行われる巨人と人間が絡み合って行われ混迷を深める戦闘の様相は悲惨の一言
これまでも本作では理不尽な犠牲は幾らでも描かれてきた。でも119話で行われるのは悪意や正義、義憤が混じり合っての戦闘。だから誰が正しいとか誰に勝って欲しいとかそういった部分を考え難くさせている。
でも、事態が混迷すれば非常に単純なものも顔を出すこともある。

既に敵となったジークに弟のため命乞いするコルト。ライナーより優れていると証明しつつファルコを助けるために自身を差し出したガリアード。敵討ちのために銃を手にとったガビ
それらは所属する陣営だとか、思想だとかに関係なく行われた。だから誰も予測できなくて事態を予想外の方向へ導いてしまう

そこからの展開は驚きの連続。ただの驚きというか物語の根底に根付いていたものが明かされる展開に驚愕を隠せないと言うか

始祖ユミルが君臨する座標に辿り着いたエレンとジーク。ここでエレンは初めてジークを裏切るつもりであったことを明かすけど、なら代わりに何をするつもりであるかは明かさない。そこは一つのポイントだね

その後に始まるのはエレンとジークによる過去の探訪。ジークがエレンに判らせる為に始めたそれは、あっという間にエレンが知っていてジークが知らないことばかりが占めていく。「こうなるだろう」と見立てていた構造が逆転していく
それはジークの常識だけに留まらず読者の常識も逆転させるような情報が明かされていく展開は衝撃的
進撃の巨人の真の能力、過去と未来のリンク、それらの中で演じられるエレンの役割。それらは「物語はこうなっているのだろう」と見立てていた読者の常識を次々と裏切り、エレンを更に恐ろしい存在に変えていく
第二部になってからのエレンは何を考えているかよく判らない存在になっていたけど、まさかここに来てさらに拍車が掛かるとは思わなかった

明かされるユミルの来歴。奴隷として生まれ酷使され子供に喰われ、座標に至ってもジークからは意志のない道具として扱われた
でも、人間である限り本当に意志が無いなんてことありえないんだよね。
これまでどれほど高い壁であろうと戦いを挑み続けたエレンだからこそ言えたラストの台詞。しかし、それは地獄の蓋を開ける言葉にもなってしまったのだろうか?


後、進撃のスクールカーストが更に意味判らない展開になっていたのには思わず笑ってしまった

0
2019年12月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

えぇ・・・エレンってその時からそうだったのか、という驚き。そして進撃の巨人、の特異さにも驚かされた。だからあの人はミカサもアルミンも名前を知っていたのか。想像を超えた所にあったユミルの根源。そもそも割と序盤から私の想像は全くもって追い付きもしていなかったけれど。ユミルの始まりは分かったけれど、エレンは結局エルディアを、マーレをどうしたいのだろう。続きは楽しみだけど、人が死に過ぎていて・・・そろそろ終わりにして欲しい、と思う。

0
2019年12月15日

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サイコウ

いやーあにがねー^_^

0
2019年12月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第119話・兄と弟
ジークとエレンの接触がもたらすもの?!

ジークの安楽死計画。
エルディア人がみんな生殖能力を失ってゆくゆくは自滅。
これでいいんじゃない?
何がダメ?
エレンの地ならし発動でエルディア人以外が全滅。
これはこれでいいんじゃない?
エレンが、
安楽死計画を嫌がるのはなんでだ?
カサと子作り家庭作りしたいのか?
なんでだ?
価値観が交錯して何がなにやらって感じです。

ジーク吼える!
ファルコが巨人化!
で、
ライナーを喰うのかと思ったらガリアードを喰ったよ!
さらに、
ガビが撃った1発がエレンをとらえる!
さすがにアウト?


第120話・刹那
んな!?
間に合ったの!?
ジークとエレンの接触なる!
なんだろ?
アストラル界?
異次元空間?
よくわからないところで、
ジークとエレンが始祖ユミルとエンカウント。
つか、
ジークは過去に体を作ってもらってるよね?
あれはなんで会えたんでしょう?

ジークとエレンは接触から、
エレンの過去というか、
父親グリシャの過去映像を覗いていく。
ん?
んん?
んんん?


第121話・未来の記憶
ん?
エレンが過去の介在してるように感じるのですが。。。
九つの巨人にはそれぞれに特性がある?
進撃の巨人には未来の継承者の記憶を覗きみることができる?
覗くだけじゃなくない?
介在というか、
関わりを持ってないか?

グリシャがジークにエレンを止めてくれって!?
何が起こるの?
地ならし程度ではないってことですかね?
なんだ?


始祖の巨人は座標。全ての巨人を支配する?記憶の改ざん。
戦槌の巨人は硬質化?
超大型巨人は爆発。
女型の巨人は硬質化と叫び。
鎧の巨人は硬質化。
顎の巨人は牙と爪。
車力の巨人は巨人化してる時間が長い。
獣の巨人は?
進撃の巨人は未来予知?過去介在?


進撃の巨人だけが凄い能力じゃない?
獣は?
なんか腑に落ちない。。。


第122話・二千年前の君から
始祖ユミルの話。
二千年後の君ってユミルですかね?
つか、
ユミルを人間扱いできたエレンの勝利?
エレン死んでなかった?
復活?
地ならしも?
で、
31巻に続く。。。

やきもきするわぁー。

0
2019年12月10日

ネタバレ 購入済み

話が完全に迷走している感じ。

話が全く収拾付かなくなっている。
元々話の時系列が飛んだり前後したりして混乱を来しやすい漫画だったが、遂に時空を跨ぐようなシーンが登場して意味不明。
エレンの人格も変わっちゃってるし調査兵団も完全に脇役になって、まるで別の漫画のようです。
眠ったままの彼女を目覚めさせるタイミングも完全に失っているし、
ここからどういう結末に持って行くのか楽しみより不安が先立ちます。

0
2020年01月07日

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