あらすじ
全国バレエ・コンクール予選にて、「コッペリア」第一幕、スワニルダのヴァリエーションを踊った有谷奏。役の性格を捉えきれずに、満足な踊りができなかった彼女は落ち込むのだが…。
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面白い!
グイグイ引き込まれて読みました。
明るく天然で才能ある奏は王道主人公!
高慢だけど脆いライバルさくらも王道ライバル!
絵も綺麗、バレエを齧ったことある人ならあるある!と楽しめる。バレエを習ったことなくてもワクワクと楽しめる作品と思います。
クスッと
少し驚いたのですが、バレエの合間に流されるささやかなギャグに笑ってしまいました。この面白さを拡散したいです。
展開の速さ
みんなの成長の早さと物語の展開の速さに相変わらず一気に引き込まれ、目が離せなくなる。
先生、何者なんだろう?
ドキドキ
バレエの世界が丁寧に描かれていて、レッスンの大変さやダンスの種類など座学や技術的なことからお金の話など裏事情まで描かれていてとっても面白いです!
戦い
また小学生の少女たちの戦いは、真剣でそして先の先まで考えられていた。
プロになるという目標の中、強い心で進み続ける、挑み続ける!
勇気がもらえる作品
かなでの成長が楽しみ
バレエの世界、技術を磨くのはもちろんだけど、演技の世界、演劇にも通じるんですね。見ていて楽しいです。そしていろんなことがかなでの気づきにつながり、成長の伸びしろがあって、応援したくなります。
見たことある
トゥシューズの加工、フランスで有名な日本人プリマがご自分でされていました
その方は中敷きまでもはいで、普通のプリマは自分で加工はしないと仰ってましたが、日本はするのかな?
主人公が才能あるが故にコピーしてしまうネタはよくありますが、こちらはちゃんと「食われてしまった」と表現されていてよかったです
そして模倣をきちんと才能と描いていました
Posted by ブクログ
栗栖さくらの自分を安売りしない強靱さと追われる者の脆さ、一方奏の明るいハングリーさと前だけを見る強さ、いい……。もっとどんどんケンカして〜。キャラクター劇としても先の遠い「道」の物語としても素晴らしいなあ。
Posted by ブクログ
近所のお姉さんの舞台を見たところから、
舞台で演じることへ憧れを抱いてバレエを始める。
よくある始まりです。女性のスポコン。
戦いを楽しめる人には、楽しく読めると思います。
「ダンス・ダンス・ダンスール」を読んでいるので、
同じ演目、聞いたことのある単語がでてきて、
「クラシック・バレエ」について、少しだけ教養ができた気がして嬉しい。
既刊28巻なので、
面白く読みながら「クラシック・バレエ」の知識も増えるのがよい。
[50歳 2025/9/28]
指導者によっても……
コンテンポラリーだと、クラシックバレエとはまただいぶ違うでしょうね。
踊りって色んな種類、ありますので、キリがないくらいですね。
自由に踊らせる方と、基礎を重要視する方と、こういうのは対になって作中に出てきますね。
コンクールの結果、ちょっとだけ意外でしたが、この辺は読んでいるうちに思い出してきました。
怒りの表現
ついにコンクールが始まった。
前に観た動画の中のコンクールではエスメラルダ姫を踊っていた栗栖さくらは、今回は白鳥の湖のオディールを演じていた。
オデットになりすまして王子のジークフリートを誘惑する妖艶な悪魔の娘を演じるさくらに圧倒された奏。
奏が踊るのはコッペリアに出てくるスワニルダという登場人物だったが、さくらのオディールに引っ張られて作品もキャラクターも違うスワニルダを妖艶に演じ切るというハプニングを起こしてしまう。
当然、審査員にも観客にも当のさくらにもそれを気づかれてしまう奏だったが翔子と共に何とか決戦に残ることができた。
しかし先生からは魂の部分まで真似しているだけはあなたが踊っている意味がないと言われ自分の踊りをすることを固く決心した。
しかしスワニルダの気持ちがわからない奏はDVDを観て英国ロイヤル・バレエの元プリンシパルの演技を模倣する事を決断。
踊っている時はさくらとの勝負を忘れてしまっていた奏に苛立ちが隠せないさくら。
そしてコンクールの結果が発表されるのだった。
奏を下に見ながらも驚異的な成長スピードとはつらつとした感情溢れる言動に余裕を感じられないさくらの気持ちがなんとなくわかる話だった。
Posted by ブクログ
さくらのマネをしてしまう奏。
私が見るのはもっと上、それは本当にそうだ。
どうせマネするならプロの踊りをマネするべきだろう。
端から見て、誰かの真似だとわかるということは
自分なりに消化できていないのだろうし良くないのだろうが
小学生だと言うこともあるし自分にはわからない恋愛の踊りを踊るのに
マネをすること自体は悪くないと思う。
そもそもさくらも、母親の理想像のコピーなのだから、そういった意味では大差ないとも言えるかもしれない。
翔子ちゃん一位なのは納得だし、それで勝負は有耶無耶になるかと思ったのだが
ちゃんと楽しく踊ろうクラスを受けに行く奏すごいなと思う。
心配だったが玉木先生は良い先生のようだ。
得るものがあったようで良かった。
結局さくらとちょっと仲良くなれそうで良い終わり方だった。
お母さんの教え方が正しいのか疑問に思い、他の世界も覗いて結局自分には合っていると戻ってくる
さくらの行動力は本当に凄いと思う。
女の子の成長ストーリー
どんどんレベルアップしていくので、専門的な描写が増えてきている。
絵は良いが専門過ぎて内容が入ってこないのがイマイチかな。
でも、なんとなく面白い。
楽しんでいます
うまくいきすぎで、えー、と思うところもありますが、やっぱり明るい話はいいな、と思います。
色々なバレエの作品の勉強になるところもいいです。
コンクール
全国バレエ・コンクール予選でコッペリアのスワニルダを演じる奏は役の解釈に悩み落ち込む。
しかしなんかたいしてドキドキしないストーリーなんだよなぁ。
全部予定調和というか。