【感想・ネタバレ】ヴィンランド・サガ(21)のレビュー

あらすじ

戦場に到着したトルフィンはグズリーズ救出のためにヨムスボルグに潜入した。そこはトルケルの軍勢とヴァグンが率いたヨーム戦士団が包囲する世界最強の男達が集う場所。そして、父の仇・フローキが支配する要塞。

...続きを読む

北欧を舞台にしたヴァイキングの物語。主人公・トルフィンの少年時代は、殺された父親の仇を取ることだけが生きがいでした。少年ながらに、侵略・略奪・戦争を繰り返し、その過程で人を傷つけることを平気に感じてしまう。そんな彼が、戦って、成長して、失望して、希望を見つける過程が、ゆっくりと描かれていくマンガです。
「世の中から……戦争と奴隷を失くすことは、できないもんかな…」
いつしかトルフィンは、そんな夢を口にします。
ヴァイキングとしての過去の過ちを悔いながら、殺してしまった多くの人の魂を背負って夢に進むトルフィン。彼を通じて「本当の強さとは何だろう」という問いに対する答えが、あるいは願いが、丁寧に丁寧に描かれている傑作です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

戦闘狂にからまれ体質のトルフィン。
父の仇を前にしても殺る気を堪えたのに、まだまだ試練は続く。
敵兵に囲まれ、ガルムに追われ、”殺さずの誓い”は守れるのだろうか?
でも畑を耕すよりも商売するよりも面白いわ〜。
殺る、奪う、犯すしか知らないクソ野郎どもの戦闘の方が生き生きと描かれてる。
ヴィンランドは遠いねぇ。

2
2019年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 来年のアニメ化が帯で示され、内容的にも作品的にも盛り上がってきている21巻である。
 トルフィンたちが巻き込まれてしまった「バルト海戦役」編であるが、いよいよトルフィンによるグズリーズ救出作戦が決行されて砦に侵入が為され、そこでのトルフィンとバルドル少年の出会い、そしてトルフィンとフローキの対峙がこの巻では描かれている。
 バルト海戦役も佳境を迎えているが、巻末ではあのガルムが乱入して状況を混迷に巻き込み、戦役がどう傾くのか予断を許さない状況が巻き起こっている。
 人のドラマを描きながら、戦役全体の動きも明瞭に描いている。さすがの一言である。

 今回も大変楽しい読書をさせていただいた。星五つで評価させていただきたい。

0
2018年11月18日

ネタバレ 購入済み

ワクワク

ワクワク感がない展開。主人公や脇役がひたすらドタバタしているだけで、面白くない。刃物の切れ味がやたら良すぎるのが気になる。

0
2022年08月31日

「青年マンガ」ランキング