【感想・ネタバレ】ヴィンランド・サガ(18)のレビュー

北欧を舞台にしたヴァイキングの物語。主人公・トルフィンの少年時代は、殺された父親の仇を取ることだけが生きがいでした。少年ながらに、侵略・略奪・戦争を繰り返し、その過程で人を傷つけることを平気に感じてしまう。そんな彼が、戦って、成長して、失望して、希望を見つける過程が、ゆっくりと描かれていくマンガです。
「世の中から……戦争と奴隷を失くすことは、できないもんかな…」
いつしかトルフィンは、そんな夢を口にします。
ヴァイキングとしての過去の過ちを悔いながら、殺してしまった多くの人の魂を背負って夢に進むトルフィン。彼を通じて「本当の強さとは何だろう」という問いに対する答えが、あるいは願いが、丁寧に丁寧に描かれている傑作です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年02月09日

奴隷のあたりから、再読。
なんかすっごく面白くなってて、驚いた。
仲間までできて、相棒、老人、女、子供、狩人。
楽しみ。なにげに、シグやん、気になる。(笑)

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ネタバレ購入済み

久しぶりの闘い

2022年08月31日

無慈悲な暴力には強さを発揮し、相手を打ち負かすトルフィン。闘いのシーンは、主人公が圧倒的なご都合主義なのが残念。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年01月03日

これから愉快な仲間たちとの行商の旅が始まるのかと思ったら、ヨーム戦士団の跡目争いに巻き込まれたトルフィン。ヴィンランドはますます遠く…。でもでも、この漫画って暴力を否定するくせに、世界平和を願っているくせに、殺し合いをしているところが一番面白い。なんだろうね、この矛盾。暴力から逃れられないトルフィン...続きを読むの業は全人類の業でもあるということか…。

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