【感想・ネタバレ】ヴィンランド・サガ(14)のレビュー

あらすじ

奴隷の身分から解放されたトルフィンだが、農場を去る前にやり残したことがあった。それは、かつての同朋クヌート王が始めたこの戦争をやめさせること。クヌートは今やイングランドとデンマークの統一王となっている。奴隷の身なりのままでは近衛兵に阻まれて会うことすら出来ない。どうするトルフィン! これにて奴隷編完結! そして、新たな旅が始まる!

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北欧を舞台にしたヴァイキングの物語。主人公・トルフィンの少年時代は、殺された父親の仇を取ることだけが生きがいでした。少年ながらに、侵略・略奪・戦争を繰り返し、その過程で人を傷つけることを平気に感じてしまう。そんな彼が、戦って、成長して、失望して、希望を見つける過程が、ゆっくりと描かれていくマンガです。
「世の中から……戦争と奴隷を失くすことは、できないもんかな…」
いつしかトルフィンは、そんな夢を口にします。
ヴァイキングとしての過去の過ちを悔いながら、殺してしまった多くの人の魂を背負って夢に進むトルフィン。彼を通じて「本当の強さとは何だろう」という問いに対する答えが、あるいは願いが、丁寧に丁寧に描かれている傑作です。

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帰還

非暴力に徹するトルフィンが、物語のキーマンの一人、クヌート王との再会を経て、いよいよ大きく話が動き始める。

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2022年08月31日

Posted by ブクログ

11世紀のヨーロッパを舞台にしたヴァイキング叙事詩。奴隷の身分から解放された主人公トルフィン。奴隷編がフィナーレを迎え、ついに新たな旅が始まります。かつて狂犬のようだったトルフィンが、対峙したクヌート王に国を説く姿に胸熱がとまらんすわ。

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2014年06月22日

Posted by ブクログ

話も一区切りつて、さてここからどうなっていくのか。
しかしトルフィンはカッコ良くなったな。美しく……はねえけどw

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2014年04月26日

Posted by ブクログ

完結か?って勘違いするほど、良い話にまとまってましたね。
トルフィンは無抵抗主義に開眼し、クヌートの毒気も抜けて、それぞれが別々の道で楽土を目指す。
殴られるのが自分ではなく、家族や仲間でも無抵抗を続けられるのか?とか、戦と略奪が生業の血の気の多いヴァイキングどもを去勢することができるのか?とか、難題は多そうですが。
争わなければ被害は少なくてすむ、それはそうなんだけど、人は感情があるから。それが人間だから、厄介ですね。

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2014年03月26日

Posted by ブクログ

長かった奴隷編がちゃんと終わったなぁ。クヌート王とやりとりするにはこの長い期間が必要だったわ。
最後の話は息抜きのコメディ感あったし良い巻でした。
作者あとがきの「逃げる、戦う」の言葉も良い。

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2014年02月27日

Posted by ブクログ

奴隷編終了。ここのところ農業ばっかりでファームランドサガとか言われてましたが、最後は戦争が戻ってきましたね。そして次から本当の意味でヴィンランドを建国するヴィンランドサガが始まります。
この作品の非常に素晴らしいなと勝手に思ってる点は、クリティカルな問題を避けずに真正面からぶつかることですね。
クヌートは躊躇なく全面戦争をするし、トルフィンはクヌートを避けて新世界を目指すことはしません。
歴史に名を残さない、はぐれもの達の行く先、と何度か言及されていますが、海の向こうに理想郷を探すことは全人類が共通で持つ衝動ではないだろうか。その漠然とした希望は、ニライカナイであり、アルカディアであり、蓬莱島。それらすべて存在しなかったけれどヴィンランドのみ存在した。
しかし、ヴィンランドの建国については史実のため終焉もわかってしまう。そこの悲しさは戦記文学や歴史文学と通じるものがありますね。

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2014年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公トルフィンの奴隷編終了巻。
そして、トルフィンの”侠気”MAXの巻。

と、主人公に大きな変化が訪れた巻なのだけど、
それ以上にトルフィンと対峙した後のクヌート王の笑顔の描写が印象的だった。

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2014年02月22日
星のみの評価 3件

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