【感想・ネタバレ】ヴィンランド・サガ(7)のレビュー

あらすじ

デンマーク第二王子クヌートは、かつて敵であった猛将トルケルを従えて本営へ帰還した。以前の王子とは別人のような変貌ぶりに人々が驚くなか、父であるスヴェン王と再会した彼は、戦を終わらせるために王の暗殺を画策する!クヌート、アシェラッド、そしてトルフィン。それぞれの心に秘めた父への思いは交錯しながら、血まみれの玉座をめぐる闘争が始まる!!

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北欧を舞台にしたヴァイキングの物語。主人公・トルフィンの少年時代は、殺された父親の仇を取ることだけが生きがいでした。少年ながらに、侵略・略奪・戦争を繰り返し、その過程で人を傷つけることを平気に感じてしまう。そんな彼が、戦って、成長して、失望して、希望を見つける過程が、ゆっくりと描かれていくマンガです。
「世の中から……戦争と奴隷を失くすことは、できないもんかな…」
いつしかトルフィンは、そんな夢を口にします。
ヴァイキングとしての過去の過ちを悔いながら、殺してしまった多くの人の魂を背負って夢に進むトルフィン。彼を通じて「本当の強さとは何だろう」という問いに対する答えが、あるいは願いが、丁寧に丁寧に描かれている傑作です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ゲインズバラでスヴェン王に接見するクヌート王子。
親が子を殺そうとし、子は親を殺そうとする。呪われたノルド戦士たち。
アシェラッドに勝負を挑むトルフィンだったが、完全に見切られていた。
アシェラッドはトルフィンに自らの父殺しを語る。トルフィンの自己実現の道は遠い。
ヨークの町でトルフィンはレイフに再会する。

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2015年03月29日

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