【感想・ネタバレ】はぐれ長屋の用心棒 ： 3 紋太夫の恋のレビュー

鳥羽亮

居合の達人、菅井文太夫のところに、子連れの女が訪ねてきた。夫が何者かに惨殺され、さらには女とその子も命を狙われているという。菅井は、同じ長屋に住む華町源九郎らと手下人の糾明に乗り出すが、なんと背後にはある人物が・・・。鏡新明智流と田宮流居合の剣が冴えるシリーズ第三弾。

[ブクログ · ★★★☆☆]

シリーズ第三弾。 はぐれ長屋の住民田宮流居合の達人、菅井文太夫のところに、子連れの女が訪ねてきて助けを求めた。女は数年前に病死した文太夫の女房おふさの妹伊登で、御家人藤岡家に嫁いだのだが、半年前御小人目付の夫が何者かに惨殺され、さらには女とその子も命を狙われているという。文太夫は二人を長屋に匿い、同じ長屋に住む華町源九郎らと下手人の糾明に乗り出すが、三人の凶漢と対決する事になる…。事件に巻き込まれ毎回悪党をリンチ・仕返しに近い状態で、惨殺するが罪にはならないのか用心棒というより暗殺集団になってる？