あらすじ
武士に襲われている若い娘を助けた菅井紋太夫。さる大名家の家臣の娘で、親の仇討ちで江戸に出てきたらしい。ひとまず娘を長屋に匿ったが、そんなある日、数名の藩士が「仇討ちの助太刀」を頼んできた。大好評シリーズ第三十六弾!
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内容(「BOOK」データベースより)
若い娘が長屋近くで武士に襲われた。近くにいた菅井紋太夫が娘を助け、身元を聞くと、さる大名家の家臣の娘で、親の敵討ちで江戸に出てきたという。ひとまず、娘を長屋に匿うことにしたが、ある日、数名の藩士が長屋を訪れ、「敵討ちの助太刀」を頼んできた。源九郎たちはその頼みを聞き入れるが、新たな刺客が現れ…。シリーズ第三十六弾!書き下ろし長編時代小説。
令和5年3月28日~30日
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菅井はなき妻に面影の似たゆいの敵討ちのため小太刀を教える。
悲恋の太刀が題名だけど悲恋とは感じられないが、ゆいの気持ちがそうなのかもしれないな。
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鳥羽亮さんの「はぐれ長屋の用心棒シリーズ」、読んでる方にはお馴染みの華町源九郎と菅井紋太夫、そして茂次、孫六、三太郎、平太・・・、それにお熊をはじめ長屋の気のいい連中が登場します。№36「悲恋の太刀」、2016.4発行です。今回は父の仇討ちに上京したゆいが返り討ちになるところを救出した菅井が活躍します。風貌に似合わず情にもろい菅井、源九郎等とともにゆいの敵討ちの助太刀をします。
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ある藩の中に、収賄の調査をしていたものが、その藩中
での剣の流派が二つあることを利用して、襲わせた。
今回は剣豪相手の依頼だけに、二人とも稽古に余念がない。
しかも、暗殺を剣の立ち会いとして、始末されようとしていたが、残された娘ゆいを助けて菅生が小太刀を特訓んする。
長屋連中の息もますますあって、武士といえども長屋での闘争は一筋縄ではいかない。