あらすじ
廻船問屋などと結びつき、賄賂、暗殺などで御書院御番頭になった秋月盛安を調べていた、菅井紋太夫の義妹の夫・荒船幾三郎がはぐれ長屋を訪ねてきた。探索の手助けを頼みに来たのだ。華町源九郎や紋太夫などが調べ始めると、幕閣の秋月は三人の刺客を抱えていて、その頭株の浪人は、霞颪という秘剣を遣うらしい。
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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
大川端で刺客に襲われていた幕府の御目付を助けた華町源九郎と菅井紋太夫は、刺客を探し出し討ち取って欲しいと依頼される。そんな折、廻船問屋の番頭が何者かに斬殺される。二つの事件は関係があるらしい。しかも刺客の背後には、幕府の要人が潜んでいることが判明する。大好評シリーズ第十九弾。
令和3年7月3日~5日
Posted by ブクログ
飲み屋の帰りに菅井と源九郎は、籠が襲われるのを目撃した。長屋のすぐ近くであったために、助太刀する。
源九郎たちの活躍で難を逃れた。
明くる日、襲ったものを探し殺すことを願われる。
事件の裏には、重臣同士の闘争で、大店との賄賂や殺しを含む支柱の事件にまで及び、その調査の帰りの目付の籠だったのだ。
ここでも幕府の重臣が絡むだけに、かなりの強者が3〜4人も事件に関わっており、慎重な捜査を始める。
ここでも一見爺さんの剣士の実力が冴える!