あらすじ
居合の達人に、父親を殺された武家の娘。当初は菅井紋太夫を下手人だと思い込んでいた娘だが、勘違いに気づき、仇討のため菅井に剣術指南を願い出る。はぐれ長屋に通って菅井の指導を受けるうちに、みるみる居合の腕が上達してきた娘だが、そんな折、謎の集団が長屋を襲う。どうやら娘の命を狙う一派がいるようなのだ。大人気シリーズ第三十八弾!
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Posted by ブクログ
はぐれ長屋の用心棒、剣は強いが走るとすぐ息が上がる華町源九郎、将棋が好きなほどには強くない居合の達人菅井紋太夫、2人の脇に茂次、孫六、平太、三太郎の4人。お熊、おとよなどの女性陣。今回は父の敵を討つきよ12歳の娘の物語。菅井紋太夫が活躍します!鳥羽亮さんのシリーズ、第38巻「仇討ち居合」、2016.12発行。
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広小路で居合の大道芸を披露していると、12〜3歳頃と思われる娘がきつい目をして菅井を睨んでくる。
長屋に帰る途中、「父の仇」と襲ってきた。
だがそれは間違いで、目付けをしていた父親を菅井のように、長髪でやせぎすな居合をする浪人に殺されたのであった。
その娘、「きよ」は菅井に、居合を教えてほしいというが、菅井走れよりも、居合をする相手を想定した稽古をすることにした。
父親が殺された理由を探り、仇を撃つ。
長屋中で応援することに。