あらすじ
料理茶屋に遊んだ旗本が帰宅途中、若い女に起請文と艶書を掏られ、大金を強請られた。時を同じくして小料理屋を営むお吟の父親が何者かに殺害された。行き掛かり上、ふたつの事件に首を突っ込んでしまった華町源九郎は、真相解明に乗り出すが……。鏡新明智流の剣が闇に潜む難敵を斬る。
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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
料理茶屋に遊んだ旗本が帰宅途中、若い女に起請文と艶書を掏られ、大金を強請された。時を同じくして、元女掏摸で今は小料理屋を営むお吟の父親が何者かに殺害される。華町源九郎は、長屋に住む居合の達人、菅井紋太夫らと真相解明に乗り出すが…。鏡新明智流の剣が闇に潜む難敵を斬る。書き下ろし長編時代小説第二弾。
令和3年1月12日~14日
Posted by ブクログ
40超という長いシリーズの第2段。
はぐれ長屋と呼ばれるところに、55歳で隠居をし、息子夫婦に家を明け渡し、住人となった華町源九郎。
本人もかなり剣の腕の立つのだが、同じ長屋には居合の名人、研屋、引退したろう老岡っ引きが住む。長屋の人々は決して裕福ではないが、協力を惜しまない助け合いの精神があった。
この2巻、今回は古くの友人が源九郎にすりにとられた文書の返還を依頼。
きっかけは、現役当時に縁のあったスリの親子。
もうとうに、足は洗って飯屋を営んでいたのだが。。。。
鳥羽亮さんは、他にも読んでいるが、これは結構他と違って斬り合いが多い気がする。年代が古いからか?