高橋義孝のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ[ブログで紹介]
ふと
「新潮文庫の100冊」
を読もうと思い立った、第三弾です。
ネットオフの「タダ本1か月無料トライアルキャンペーン」で無料(送料のみ)で古本を入手しました。
フランツ・カフカの小説は初めて読みました。
【本書のポイント】
まったく不可解な小説です。
虫になった主人公と家族の関係が冷ややかで、最後にやりきれない思いになります。
時代背景やカフカの家族関係を研究すれば、理解が深まるかもしれません。
1.あらすじ(ネタバレを含みます)
一人で家族を養っているセールスマン、グレーゴル・ザムザはある朝起きると虫になっていました。
同居している家族、両親と娘はぞんざいに扱い -
Posted by ブクログ
ネタバレ「まるで自分の心の中をのぞくような気がする」
自身と他者との様々な相違を受けて自信を持って、あるいは、それを見失い、行きつ戻りつということの繰り返しに明け暮れるのが、すなわち人生なのだと、僕自身それなりの年齢になった今だからこそ気づくことができたわけで、そこは“若き”ウェルテル、彼の思い、悩みについて、こんな僕ですら身に覚えがあるというか、さらにいえば身につまされるというか。物語を通して、僕と彼らとの比較において、僕は僕自身を知るわけだ。それで納得できるかどうか、もしくは納得してしまってよいものなのかどうか、まったくわからないけれど、僕はそれ以外の方法を、たぶん知らない。知らない、わからない、 -
Posted by ブクログ
入院中に自宅の本棚から供給してもらったが、読んだ記憶もなくなっている。購入したのはもう20年以上前だ。第一部に続いて読んだ。
第二幕と第三幕はギリシャ神話の知識がないとほとんど意味が理解できないのではないだろうか、なんとかめげずに頑張ったが、我が身にとって内容が頭に入るとか理解できるできないという次元にないことが分かっただけか…。
第五幕になると言葉としての意味は理解できるが、最後にファウストの魂がなぜ救われるのかがまた理解できない。それになぜ死の直前でファウストの身体が盲目にされたのかもわからない。ファウスト晩年の行いに基づいて天使が魂を救済する、一方、死の直前に「憂い」によって盲目にされる -
Posted by ブクログ
ネタバレ何と言うか、自分には合わなかった、という感じ。人間は生きている限り迷うものだ、とか、誘惑に惑わぬ者など居るだろうか、という投げかけは成る程と思うのだが、肝心のファウストの行状が酷すぎて納得感が無い。いくら研究漬けの人生をやり直したいからと言って、少女をだまして姦通し、サバトに参加してた挙げ句に死者に懸想して、最後にやった事が海の埋め立てとは。行動こそが善、というテーゼだとしても、最後に神に救って貰えるくらいに善いこと、あるいは英雄的なことを成したようには見えないのだが…。時代背景も有るのかも知れないが、ゲーテはこの生き方を美しいと本当に考えたのかと疑ってしまう。
これだったら、自分の罪を自覚し