高橋義孝のレビュー一覧

  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    ギリシア神話ネタ満載の古代ワルプルギスの夜。1巻よりも難しく、ゲーテの教養の深さを感じられる。ファウストの欲求がますますエスカレートするが、年を取るにつれ考えが変わるとこが意外だった。オチも自分の予想とは違った展開で一本取られました天使様、あまりメフィストをいじめないでー。

    0
    2015年02月24日
  • 精神分析入門(下)

    Posted by ブクログ

    錯誤行為、夢判断、神経症総論を収録した『精神分析入門』と、
    その後に書かれた補足的な意味をもつ『精神分析入門(続)』をおさめたのが、
    この上巻と下巻からなる『精神分析入門』です。

    それにしてもですよ。
    分析によって突き止められるのは大体において性にまつわることだっていうのが、
    本当かなという疑いとそうだそうだという頷きが半々に生じました。
    この講義(本書)は100年も前のものだけれど、
    性に対して現代的に取り組んでいて、いまもなお古びていないです。
    それはわいせつ性だとかタブー視とか、
    現在にもそのまま残っているものだし、
    そんななかでこれ以上進展しないところ近くまで研究した、
    フロイトの先

    0
    2015年01月20日
  • ファウスト(一)

    Posted by ブクログ

    ズブズブと悪に染まっていくファウスト、関わった人々がどんどん不幸になっていく。中途半端な部分は2部で回収されていると思いたい。思ったよりもずっと楽しめた、というと多少不謹慎か。悪魔との契約なんてキリスト教的にはどういう捉え方をされたんだろう。

    0
    2014年11月20日
  • 魔の山(上)

    Posted by ブクログ

    本当は岩波文庫で読もうと思っていたんですが、新潮文庫に日和ってしまいました。
    それでも、読むのは大変でした。
    なにせ長い!

    読む前は、なぜいとこが療養しているサナトリウムに3週間も見舞いとして滞在するのか、そこが疑問でした。
    だって、結核って伝染病でしょ?
    なんで見舞いに3週間?

    見舞いと言えば見舞いなんですけれど、ハンス自身も体調があまりよくないというので、転地療養をするように医者に言われて、いとこのいるサナトリウムに来た、と、そういうことでした。
    それにしても体が弱っている時に、結核患者のたくさんいる所へ来るという時点で彼の運命は決まってしまったと言えましょう。
    3週間後、彼は見舞客か

    0
    2014年10月16日
  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    有名だし、何か高尚なイメージを持ってたけど、読んでみると結構読みやすいしユーモアがあって、娯楽としていいなと思いました。ギリシャ神話とかの教養もつくし、一行が短いので厚さほど長くはないです。原語でよめば、韻律とかすごいのかもしれないけど、ハードルが高い。

    0
    2014年01月09日
  • 魔の山(上)

    Posted by ブクログ

    時々思想部分が難しく読みづらいところもありますが、それでも不思議と話に吸い込まれて夢中になって読めました。
    下巻も楽しみ。

    0
    2013年11月13日
  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     抽象的な内容を理解しようとして頭が沸騰しそう(笑)。地の文がほとんどないから状況を把握するのが大変。特に古代ギリシャの場面は読んでいるときは幻なのかと思っていたけど解説を読むと時間を飛んでいることになっていた。誰がファウスト、メフィストーフェレスか分からなくなる部分もあったし、本当に疲れた…。
     場面の意味は解説で少し触れられていたけど大半は分からずじまい。他の解説、時間を空けてもっと平易な翻訳も読んでみたい。とにかく凄いことは伝わってくるんだけど、理解ができない部分が多かったから星四つ。いづれ五つにしたい。
     ギリシャ・ローマ神話は岩波文庫のものを読んでいたのにほとんど忘れていた。やっぱり

    0
    2013年08月16日
  • ファウスト(一)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     言わずと知れた古典中の古典に初めて挑戦。戯曲という形式について詳しくは分からないけど韻が大切ということか。日本語に限らず翻訳するとどうしても原作とは印象が変わってしまうだろう。いずれ他の訳も読んで比べてみたい。
     宗教的な示唆が多くて聖書を読んでいればもっと理解が深くなったはず。メフィストーフェレスという悪魔を描く作者の頭がどうなっていたのか想像できない。恋愛や色欲は200年以上前のヨーロッパでも今と本質的に変わらないってことが発見。性的な表現を伏字にしているところに笑ってしまう。ワルプルギスの夜のところは全然理解できなかったけどなんか色々混ざり合った感じが凄い。ファウストは「己は自分の心で

    0
    2013年08月16日
  • みずうみ

    Posted by ブクログ

    故郷を離れている間に友人と結婚した幼馴染。帰郷し、久々に再会して・・・。

    再会した後、何かを期待してしまうのはしょうがないよね。
    …再会したって、何もなけれど、何もないのがとても美しい。

    何もないのがとても美しい。
    のです。
    大事な事なので二回言いました。

    0
    2013年06月20日
  • 精神分析入門(下)

    Posted by ブクログ

    精神分析入門(下)

    (上)から16年ほど経ったあとの講義
    より内容が整理されており、
    暴走気味だったように感じられる彼のロジックが
    とてもリファインされているように感じられた。

    精神分析をより身近に感じられた一冊である。

    0
    2013年04月15日
  • ファウスト(一)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    カテゴリを「詩」にしたが、これは「本で読むための詩劇」で、舞台で上演するのは難しい。

    「天上の序曲」は『旧約聖書 ヨブ記』のパロディ。『ヨブ記』ではサタンが神をそそのかし、「ヨブの信仰心が本物か否か」を確認するため、次々とヨブに厳しい試練を与えてテストする。

    『ファウスト』は、神と悪魔メフィストーフェレスが「神が愛でるファウストをメフィストーフェレスが堕落させられるか否か」というギャンブルをする。メフィストーフェレスはファウストともギャンブルを始め、ファウストが「とまれ、お前はあまりにも美しい」と言ったら、メフィストーフェレスがファウストの魂を手に入れるという契約をする。この「二重のギャン

    0
    2013年04月07日
  • 魔の山(上)

    Posted by ブクログ

    全2巻。ドイツ文学・教養小説の傑作。主人公のハンス・カストルプは、いとこを見舞う目的で訪れた結核療養施設で三週間の滞在を予定していたがいつの間にかそこが彼の安住の地となる。下の世界とは隔絶された施設での平穏な、しかし生と死が絡み合った濃密な生活の中で彼は時宜を得た教育者によって哲学的な思索を深化させ、自己形成を図る。そして物語のどんでん返しはまさしく晴天の霹靂のごとく訪れた。この小説の世界にはドイツ的気質が横溢しているように思われる。一言でいえば堅苦しく、展開される思想は難解で読みすすめにくい。だがある場面においては、特に数少ないショーシャ夫人と主人公との間に交わされる会話の場面ではあたかも眼

    0
    2013年02月24日
  • ファウスト(一)

    Posted by ブクログ

    名作に挑戦。と少し構えてましたが、読みやすく風刺や諧謔に満ちて、言葉を楽しめます。ファウストは悪魔に惑わされつつ精いっぱい恋する中二病な元おじさんでした。〈ゲーテ先生すみません)展開が早過ぎてちょっと戸惑うことも;;グレートヒェンが懐妊し狂気に堕ち…女は哀しいです。でも恋に対するメフィストフェレスの態度が軽く見ているようで、だけど厄介なものとどこか分かっているの感じられて興味深い。嫉妬や憎悪と違い、自由にならない最たるものでしょうね。

    0
    2013年02月20日
  • 魔の山(上)

    Posted by ブクログ

    時間とは何であるか?
    生命とは?有機体とは?
    人類、人種とは?病、死とは?
    愛とは???

    人文の総体みたいな本だな。面白い。そして長大!下巻が待ってる…

    シリアスがコメディで、コメディがシリアスっていうね、表裏一体。悲劇も遠くから見ると喜劇ってやつですか。
    話の舞台が舞台なだけに、ブラックユーモアもちらほら。痛快ですらある。

    0
    2012年11月26日
  • 精神分析入門(下)

    Posted by ブクログ

    フロイトの中でもこの本は読みやすかった。
    精神分析の結果が真理かどうかは分かりませんが、
    答えを求めようとする過程が推理小説のようで面白い。
    心理学専攻以外の人にも一度は読んでほしいです。

    0
    2012年07月22日
  • 魔の山(上)

    Posted by ブクログ

    内容はとても面白い。ただ一度読破しただけでは少し理解に欠けるかもしれない。
    言い回しにセンスがあるなぁ とか思いながら読破。純文学好きなら一度は読んでおいても損のない本。

    0
    2012年05月26日
  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    面白かった、けど、やはり難しかった。
    学者などでない限り、すべてをきっちり理解するのは不可能ではないかと思ってしまう。私の知識が足りないだけかもしれないけれども…。神話のこととか、もっと知りたくなった。

    0
    2011年08月18日
  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ファウストとメフィストーフェレスの知識欲求の追求の旅は小世界から大世界へと舞台は移り変わる。話の展開がポンポンと変わりよくわからないところがある。ギリシャ神話の神々の会話には何がなんやらでとてもついていけない。相変わらずのファウストの無理難題な要求に対してぼやきながらも応えるメフィストのやりとりは楽しい。メフィストが契約完了によりファウストの魂を手に入れようとしたところ、天使たちが色じかけでメフィストから横取りして天国へと連れ去ってしまったが、悪魔以上にしたたかな悪魔だと思った。以下ネタバレ

    第1幕 皇帝の居城に舞台は移り、国が乱れ国庫は底を突いていると歎いているところにメフィストが道化とし

    0
    2011年03月08日
  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    荘厳なラストまで続く、圧倒的な言葉。
    どのページを開いても教訓となる一文が盛り込まれていて、凡百の自己啓発本がバカらしく思えてくる。
    まさしく古典的名作。

    0
    2010年03月02日
  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    「ファウスト」って、もっと小難しくてとっつきにくい本かと思っていました。
    予想に反して、読みやすいし、面白い。
    もっと早く読んでおけばよかったです。

    0
    2009年10月07日