高橋義孝のレビュー一覧

  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『ファウスト 第二部』は「つめこみすぎ」という感想になる。特に「古典的ヴァルプルギスの夜(第2幕)」が長すぎて、「ギリシャ神話のキャラクター」が数多く登場し、主人公ファウストまで消えてしまう場面が続く。

    ただ、ゲーテは「ファウスト伝説」を研究し、それをアレンジして再現している。

    1.ファウストのモデルは「ゲオルク・ファウスト」という実在した錬金術師。錬金術の研究に失敗して、彼は爆死してしまう。『ファウスト 第二部』でも、爆発でファウストが気を失う場面がある。

    2.様々な「ファウスト伝説」のうち、「ファウストはギリシャ神話の美女ヘレネーと結ばれ、息子が生まれる」という内容の話があり、ゲーテ

    0
    2013年06月20日
  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    当時の教養をもってすれば,いろいろなネタがわかるのかな.
    宗教や神話や民話について大量の知識が必要.
    ストーリーに関する部分はほんの少し.

    0
    2013年01月14日
  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     解説が無かったので、この作品をどういう視点から見ればいいのかがわからないまま第4幕まで読んでしまった。…下調べは必要ですね。
     この作品は19世紀に書かれたもの(第1部が1808年で、第2部が1832年なのだとか)ですが、作品の舞台自体は16世紀ドイツに実在した伝説の「ファウスト博士」をモデルにしています。

     そういう訳で、ポスト啓蒙主義時代のはずなのにアナクロニズム漂う不思議な作品でした。こういう作品がウケるというのは何なんでしょうね、20世紀に入ってからドイツが魔術に傾倒していく歴史的な何かを暗示してるんですかね。

     この『ファウスト』という作品は2部構成になっていますが、第2部は1

    0
    2013年06月12日
  • 精神分析入門(上)

    Posted by ブクログ

    いつか読みたい、と思っていて手にした本。
    思い当たる節とか、そういうところに付箋付けていったら付箋だらけになって読みにくい本になってしまった、、、
    まだ上巻の1/4ほど残っている。

    上巻は主に夢の解説なのだけど、結局全部そこに行くんですか?そうなの?人間て?みたいな、ちょっと受け入れたくないような気もする。。

    0
    2011年12月04日
  • トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す

    Posted by ブクログ

    美少年に溺れていく初老の芸術家。設定はともかく、映画のせいか、マーラー?の音楽が何とも「緩く包んだ」作品。美少年の気に留めようとするアッシェンバッハに、美を追求するはずの芸術家の頽廃が愚かしくも映った。

    0
    2011年10月23日
  • トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す

    Posted by ブクログ

    美と倫理、感性と理性、感情と思想のように相反する二つの力の板ばさみになった芸術家の苦悩と、芸術を求める生を描く初期作品集。

    0
    2011年09月08日
  • トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す

    Posted by ブクログ

    トニオ・クレーゲル。興味がなくても読むと言ったハンスとのやりとり。此処にあって、横にあって、でも結局あっちにある。挟まれた感覚と迷い。

    0
    2011年08月31日
  • 精神分析入門(下)

    Posted by ブクログ

    たぶん、これ読んでから、いろんな意味でいろんなコトに抵抗なくなったのね、、、。って、上巻と同じく、、、。

    0
    2011年04月04日
  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    ファウストのオチは大きく2パターンですが、これは青春をやり直したい人が、悪魔と取引するのに参考になるバージョンのオチ^^

    0
    2011年02月28日
  • トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す

    Posted by ブクログ

    おどおどしながら女装しているしてるくせに、辺りを舐め回すように見ているトルストイ似爺の姿しか浮かんでこない。
    迫り来た現実に怯え、美しい少年に憧憬する逃避。
    その姿は滑稽過ぎて哀切故、鼻でせせら嗤うことしか私には出来ない。

    使われる言葉、観察眼などは美しいと思うのだが、ここには僕の求める美学が全く無いのである。爺死ねて良かったじゃん。来世、ヴィーナスのような美しい乙女になれるといいね、

    でもまた老いるよ。

    0
    2011年02月27日
  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    主役はメフィストフェレスに変わったんですか?ファウスト影薄っ!
    しかし「ギリシアの神様連れて来て」と言われれば「いや宗教違うし」って渋ったり(メフィストフェレス君はキリスト教の悪魔だからね)、そのギリシアではホーム地と勝手が違って現地の魔物に振り回され放題だったり、皇帝に指揮杖貰えなくても「あんなものいらないさ。何かこう形が十字架めいていたしな」なんて言ったり、なんだか可愛いなぁメフィストフェレス君。やっぱり十字架は苦手なんですね。(と思っていたら私が見たオペラでは突きつけられた十字架の銀紙を剥いて中のチョコレートを食べていた。すごい演出だ)

    とりあえずゲーテは詰め込みすぎじゃないのかこの話

    0
    2010年12月01日
  • 精神分析入門(上)

    Posted by ブクログ

    かの有名なフロイト先生の本。
    無意識の話題はもちろん出てくるが、私が特に着目したのは夢の部分。
    何故夢を見るのか。夢は不安に悩む人に眠りを誘うために起こる現象だという考えが興味深い。要は寝るための麻酔ということか。
    ざっと読みであまり頭に入っていないからこの評価に自信はない(笑)

    0
    2010年06月23日
  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    第1部に続けて読んでみましたが、第2部は自分にとってはかなり難解でした。
    少ししてから、もう一度読んでみようと思います。

    0
    2010年01月09日
  • 精神分析入門(下)

    Posted by ブクログ

    この著書は精神分析の父、フロイトの本です。
    上下巻あるので両方一緒のことを書きます。

    まあ、やっぱり難しいですね。一応最後まで読みましたが、夢診断やリンゴの木などは何とか理解できましたが用語や考え方がまだよく理解できませんでした。
    でも夢診断などは面白いので少し読む分にはお勧めです。

    0
    2009年12月11日
  • 精神分析入門(上)

    Posted by ブクログ

    この著書は精神分析の父、フロイトの本です。
    上下巻あるので両方一緒のことを書きます。

    まあ、やっぱり難しいですね。一応最後まで読みましたが、夢診断やリンゴの木などは何とか理解できましたが用語や考え方がまだよく理解できませんでした。
    でも夢診断などは面白いので少し読む分にはお勧めです。

    0
    2009年12月11日
  • 精神分析入門(上)

    Posted by ブクログ

    フロイト全集の中の一冊。フロイトのなかでも代表的な著書です。
    卒業旅行のウィーンでフロイトの家にも行ってきました。

    全2巻 所有

    0
    2009年10月04日
  • 精神分析入門(上)

    Posted by ブクログ

    フロイトが、大学の講義の広義の前半をまとめたもの。あの有名な、エス、エゴ、スーパーエゴはまだ出てこない。

    大学の講義形式だが、先に自分の理論を成立させて、なぜそう成立したかをあとから肉付けしていく感じになっていて、難しくて読みにくい。

    無意識や、夢の中での象徴、リビドーなど、その具体例を読んでいくのが楽しいです。たとえば、普段の生活でのうっかりした言いまちがいや、読み違いなどはすべて無意識の働きに因るものらしい。夢の中での物体の非常に多くのものが性器を象徴しているとか。

    高校の倫理で習ったものが出てきます。

    0
    2009年10月07日
  • トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す

    Posted by ブクログ

     「トニオ〜」の話は観念的で、芸術と俗物のせめぎあいが美しく光る話。貴族の生活、芸術家の旅・・・それは定住民と遊牧民といった比較になぞらえることもできるだろう。どうして人はこの二者択一を迫られるのだろうか。もっと自由に生きる方法はないものか。
     「ヴェニス〜」・・・こんな美しい話に出会ったのは久しぶりだ。話の筋を平たく言えば、作家のおっさんが旅先で美少年に魅せられてストーカーをし、その美をひたすら讃える・・・と言ってしまえるが、これだけではこの話の良さが分からない。読みすすむうち、美少年とイタリアの美しい景観に吸い込まれていくこと請け合い。選び抜かれた言葉、一つ一つの言葉が、輝いている。ゴンド

    0
    2010年09月25日
  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    第2部。あれ?何か急に難解になった気が…。ちょっと休憩に他の本読んでからその後でゆっくり読もうっと。

    0
    2009年10月04日
  • 魔の山(下)

    Posted by ブクログ

    ドイツ文学の三大名作の一つ。とにかく大変でした。自分にはめずらしく読破するのに1ヶ月かかりました。内容は面白かったのですが、一つの作品に盛り込むには内容の種類が多すぎると思いますね

    0
    2009年10月04日