高橋義孝のレビュー一覧

  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    ゲーテの傑作長編、完結編。

    最後の最後、人に尽くすことこそが喜びであり、「とどまれ、お前は美しい!」と告げるに値する瞬間だと感じたファウスト氏。
    まあ、それは結構ですけどね。やっぱ悪魔に魂を売るから何もかもよろしくなくなるんじゃないんですか。

    ていうか、グレートヒェンを孕ませて、捨てて、殺したということについては、眠っていたからどうでもいいんでしょうか。まあ、どうでもいいことではないからこそ、長い間眠っていたのでしょうが・・・。
    ギリシャ一の美女とデレデレしてますが、それは何なのですか。

    でもって、最後、天使が助けてくれるとか、グレートヒェンが迎えに来てくれるとか、そういうのはご都合主義

    0
    2009年10月04日
  • 魔の山(上)

    Posted by ブクログ

    上下巻。
    ハンス・カストルプとは、真夏のマンションの屋上で邂逅した。うだる熱気に晒されながら魔の山を彷徨したものだった。

    0
    2009年10月04日
  • 変身

    Posted by ブクログ

    テーマは面白いんだけど、いまいち伝えたいことがわからない。グレーゴルが可哀想で可哀想で見てられなかった。やたら客観的に書かれていることで虫に変身したグレーゴルの悲惨さ、両親、妹の心が離れていく様が際立つ。
    虫に変身することはありえないのだけれど、自分もこの状況に陥ったらどうしようと本気で心配させてくる凄みがあった。虫に変身しなくても、家族からこのような扱いを受ける事態になる可能性は現実世界にも様々あるという怖さもある。

    0
    2026年05月26日
  • 魔の山(下)

    Posted by ブクログ

    長い、長い、と苦しみながら読んだ。最後に、次のようにあった。再読せねば、と思わせる大作だった。

    「私たちは君の物語を語り終えた。短くも長くもない、錬金術的な物語だった。私たちは物語のために話したのであって、君のために話したのではなかった。(中略)私たちはこんごもう君を見ることも聞くこともあるまいと考えると、眼がしらをそっと指先で押えたいような気がする。」

    0
    2026年05月16日
  • 若きウェルテルの悩み

    Posted by ブクログ

    若さゆえの情熱なのか、ウェルテルのひたむきなロッテへの愛情、狂気的になっていく心情。
    二人へのあてつけのような死はちょっと〜⁈って感じがします。
    出会ってしまった叶わぬ恋、ウェルテルよ!!

    0
    2026年05月14日
  • 変身

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    グ、グレーゴル、ずっとかわいそ〜〜〜〜、いいのぉ?こんなかわいそうで…
    面白さより可哀想さのほうが勝ってしまった……

    0
    2026年05月08日
  • 変身

    Posted by ブクログ

    【読んだきっかけ】
    有名な作品だったので、教養として。

    【構成や文体の特徴】
    事務報告のように淡々と描写する乾いた文体。

    【登場人物への印象】
    昨日まで一家の支柱だった主人公が虫になった途端に、家族は彼を「汚物」として扱い、最終的にその死を清々しく受け入れるが、そこに嫌悪感などがなかった。
    主人公の境遇については理不尽だし哀れだと思うのだが、だからといって同情したり家族に怒ったりする気になれず、「人ってそんなものだよね」と納得してしまった。

    【思想・テーマの受け取り方】
    「人間の価値は、役に立つか立たないかで決まる」がテーマ?
    このテーマをどう受け取るか非常に悩ましい。そうだと言い切れる

    0
    2026年05月03日
  • 変身

    Posted by ブクログ

    海外の古い小説は読みづらいというイメージを持っていたが意外と読みやすかった。改行などが殆どないけど、それでも何故か大丈夫だった。

    作者の意図とは絶対違うけど、アルツハイマーになった家族のお世話とか障害を抱えてしまった兄と家族の関係とかそういうものを想像しながら読んでた。

    0
    2026年04月23日
  • 変身

    Posted by ブクログ

    変身

    著者:フランツ・カフカ

    ある朝、一家を支える大黒柱の主人公グレゴールが一匹の巨大な虫に変身する。
    それによって生まれる主人公の葛藤と取り巻く登場人物の心情の変化を描いた作品。

    最終的に虫となったグレーゴルは、これまで養い続けた家族の手によって殺されてしまうという悲惨な結末を迎える。

    虫の解釈には色んな意見が生まれそうな気がした。解説によると、出版当時カフカは挿絵に対して、虫そのものを描かないようにと注文をしたらしい。多様な捉え方によって主題は二転三転し、違った作品性になるところが変身の魅力なのかもしれない。

    自分は経験も相まって、虫=難病、高度障害、精神疾患のような、日常を覆し

    0
    2026年04月11日
  • 変身

    Posted by ブクログ

    どこかで鬱病の暗喩なのでは?というのを聞いたことがあったので、初めて読む時にそれを意識してしまった。
    解説の難しい話は分からなかったが、鬱病だと仮定するなら、最後はあまりにも可哀想で、自分の家庭と比較して考えてしまった。

    0
    2026年03月14日
  • 変身

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     不条理文学で有名な、カフカの代表作。
     目が覚めると巨大な虫になっていたという奇抜な設定に惹き込まれるうち、珍しく一気読みしてしまった。
     虫への変身が何を暗示しているのかについては諸説あるようだが、個人的には、ひょんなきっかけから家族や社会に見捨てられてしまうかもしれないという漠然とした不安感を表現しているように感じた。
     なんとも表現し難い読後感も含め、癖になる味わい。他のカフカ作品にも挑戦してみたい。

    0
    2026年02月24日
  • 変身

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    友人Uからのプレゼント。「自分や家族が虫になった場合にこんなにしっくりと虫になった事実を受け入れられるのか?」、そして「その状態から抜け出そう、もとの人間に戻ろうという努力とかはしないのか」という純粋な疑問を抱いた。バイオリン演奏以降の終盤の流れがクレイジーで良かった。

    0
    2026年02月18日
  • 変身

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何とも不思議な小説だった。実際に自分が、突然虫になってたということを想像し、グレーゴルに感情移入しながら、虫になりきって読んだ。家族から最初は心配のため干渉されてたが、途中からは気持ち悪がられ、邪魔者扱いされる。最後は家族がグレーゴル抜きで幸せに向かっていくオチが、悲しく切なく苦しい。。解説を読んで、自分なりに解釈すると、カフカの生い立ちからきてるのではないかと思う。幼少時代の親から相手にされなかったときの孤独と、その後の干渉を小説に込めているのではないだろうか。内容は虫になったという話だが、読後に何とも言えない余韻が残る小説だった。

    0
    2026年02月17日
  • 変身

    Posted by ブクログ

    グレーゴルが何も報われないじゃないか!!
    なんだろ、何もすっきりしないな、いやすっきりする目的の本ではないな。
    色々と考える余地はありそうなので、また読み返そうと思う。

    0
    2026年02月12日
  • 変身

    Posted by ブクログ

    難しい。どう解釈したら良いのか、解説を読んでも分からなかった。時間をおいてまた読んでみようかと思う。

    0
    2026年01月29日
  • ファウスト(二)

    Posted by ブクログ

    え?なんで?の連続。
    ちゃんと解説を別で読まないとですね。1巻に比べて、さらに現実味がなく、比喩や風刺も減っているので純粋にストーリーを追いましたが、やっぱり、え?なんで?笑

    0
    2025年12月03日
  • 若きウェルテルの悩み

    Posted by ブクログ

    ゲーテの中で最も気になっていた本。心理を言語化された内容は参考になる。人間の心の本質みたいなものが淡々と描かれている。

    0
    2025年10月11日
  • 若きウェルテルの悩み

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、悩むウェルテルの本。
    友人への手紙という形で、偶然出会ったシャルロッテに叶わぬ恋をし、何度も思いを断ち切ろうとするも断ち切れず次第に苦悩が深まっていく様子が綴られている。一度は思いを断ち切ったことを述べながら、次の手紙でまた思い焦がれるなど、理性と本音が揺れ動いている様子がよく伝わる。それにしてもここまでアプローチされてシャルロッテはもう少し何かできなかったのか、と思えるが、ウェルテルの一人称のみなのでシャルロッテの本音は分からない。

    0
    2025年09月09日
  • 若きウェルテルの悩み

    Posted by ブクログ

    本当に『若き』人の悩みという感じだった。
    私はここまで他人に対して熱烈な気持ちを持ったことがないので、恋心については読んでいて特に共感はできなかったけど、若いときにこういうことで憤慨したり悩んだりするよなぁとところどころ思ったりもした。

    この本のせいで当時自殺者が増えたとのことだけど、確かに引き込ませるものはあるかもしれない。似たような悩みを持っている人には特に。

    ゲーテの実体験をもとに書かれているらしいことにもびっくり。

    0
    2025年09月06日
  • 若きウェルテルの悩み

    Posted by ブクログ

    短い作品だが、終末へ向かう危険な高揚感は恐ろしい。感傷的に過ぎる主人公の、急き立てられるような最期の感情の昂りは、読者にも穏やかでない感情を抱かせるのに充分だろう。
    「文章の一つ一つを丁寧に読み返して、その内部に秘められた深い意味を探ろう」と、読んでいると嫌でもそんな心境になるのではないだろうか。

    主人公の死のきっかけは、現在ではよくありそうなことだ。その出来事に極度に戸惑ったりすることは、相手側としても比較的に減っていると思われる。
    だが当時の背景に基づく三人の複雑な感情の動きを鑑みると、この小説が描いているテーマはずっしりと重い。

    0
    2025年05月20日