磯田道史のレビュー一覧
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阿川佐和子、半藤一利、堺屋太一、杏など学者や俳優と磯田道史さんとの対談
戦国武将たちの健康状態、地域性から見た日本のリーダー像、新選組、竜馬暗殺の謎、戦中の日本の話など楽しく会談を読ませてもらいました。
歴史は事実の積み重ねかもしれませんが、資料や本を通じて、それを解釈するのは後の時代の人たち。歴史...続きを読むPosted by ブクログ -
近年の日本史ブームの間違いなく立役者の一人の磯田直史。
主に文藝春秋を舞台とした対談をまとめた一冊。
他の専門的分野からの視点と融合した新しい日本史はさらに魅力的。Posted by ブクログ -
磯田さんと著名人たちが色んな視点で歴史について語られており、私にとって刺激的な一冊だった。
また対話内容からも学べることが多く、再読したいと思えた。
読みやすい一冊。Posted by ブクログ -
冒頭、秀吉と二度の天災の章がおもしろかった。こういう発見を探すのが歴史学者なのだと今後ももっと伝え続けてほしい。未来の素敵な学者ががもっと増えそう。
最後の東北地震の章は、編集者の意図なのか著者が本心から入れたかった話なのかわからないけれど、ちょっと蛇足感があった気がする。おわりにでサラリと話すのみ...続きを読むPosted by ブクログ -
徳川時代、自らの政権を長く保つ方法を学ぶ。一方で、一つの政権が長くなることで、国としての発展は難しいと思わされた。自らの政権を長引かせたいと思ってしまうが、そのため害されるものがある。このバランスをどう取る、と考えるのが必要。Posted by ブクログ
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過去の文献から、地震、噴火、台風の日本各地での状況を特に過去マックスの被害を受けた可能性のある場所、状況を考え今後の防災への呼びかけを訴える。
地震では南海トラフは150年程度のスパンで起こっており、あと20年の猶予はあるかと著者は考えている。また、富士山噴火は、大地震と前後することがほとんどであり...続きを読むPosted by ブクログ -
父の書棚にあった本。
とても読みやすく「司馬遼太郎」作品を解説している。
磯田道史氏の本を読んだのはこれが初。
「花神」について紹介されているが、早速、購入し
2冊目を読んでいる最中である。
司馬遼太郎から見た
「なぜ日本が無謀な太平洋戦争に突き進むことになったのか」
がわかる。
父も太平洋戦争時...続きを読むPosted by ブクログ -
実際に女子高でのご講義、
磯田先生の鼻の下はびろ~んとしてなかったでしょうか。
気鋭の歴史家、そして歴史を学ぶ事の本質は何か。
先人が苦労に苦労を重ねて後世に残したものは何か。
そして私自身は何を残すのか。
大きい小さい、高い安い、ではなくて価値のあるもの。
遠い昔、自分の女子高時代には、世界史日本...続きを読む -
おもしろい。
タイムカプセル開封感がたまらない。旧金沢藩士の猪山家は代々「御算用者」という会計•経理の家柄だった。幕末に新政府の会計方を任され、明治以降は海軍に出仕した。経理のプロが自家の借金返済のために付け始めた家計簿が、現代までよく残っていたものだ。関連する手紙類も含めて、取りまとめて保管した几...続きを読むPosted by ブクログ -
家康は我慢して我慢して、天下をとったんですね。
勉強熱心だった。
今の世の中でも、通用しますね。
というか、今の日本の常識を作ったのが家康だから…?
ただし、面白みないなー。
歴史にifはないけれど。
織田とか豊臣の天下だったらと考えずにはいられない。Posted by ブクログ -
5つのポイントに分けて、徳川家康の言動・結果が書いてある。
他人に振り回されず、自分の人生を自分のものにする。50代を目前にした人生に役立てる。
オススメですPosted by ブクログ -
司馬遼太郎の思考をその著作から読み解いた本。
司馬遼太郎の著作を通して、日本の歴史・日本人の特性を知り、今後の日本について考えられる良著。
なぜ司馬遼太郎さんの著作は多くの人々を惹きつけ、考えさせるのかが理解できる。
印象に残ったキーワード
・着眼大局、着手小局
・格調高い精神にささえられたリアリ...続きを読むPosted by ブクログ -
信長から江戸時代頃まで
明智光秀の話し 家族みな高貴で美形だったそうだ。
秀頼の父親は誰か?
は興味深々だったのですが
秀吉ってひどいやつですね。
自分の留守中に 怪しそうな人 生きたまま火炙りにしていた。
江戸時代には 大切に飼われて長生きしていた猫の話しとか
忍者の話し
幕末の西郷隆盛の話し
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結局、信長の遺体と淀君の浮気相手はわからなかったけど、いいのです、わからなくても。わかれば面白いけど、ツチノコやネッシーはわからないからこそ面白いんだし。Posted by ブクログ
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信長にこき使われ、信玄に脅かされ、秀吉の命で関東へ・・・。家康は最初から天下を目指したわけではなかった。今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」のままの、家康の人生は厳しい選択の連続だった。家康は最強のライバルから何を学んだのか?Posted by ブクログ
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どうする家康は間違いではないと感じました。後世の人は徳川家康と聞くと天下をとった権謀術数の人と思っていますが、少なくとも秀吉に臣下の礼をとるまでは、どににもいる大名の一人だったと感じました。天下をとる人は実力と言うよりかなりの強運では。Posted by ブクログ
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新聞で何回もベストセラーの広告が出ている。1話4ページぐらいで読みやすい。しかし意外と読むのに時間がかかったのはなぜだろうか。卒論には使えないが、面白い。Posted by ブクログ