日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

924円 (税込)

4pt

歴史には裏がある。古文書を一つずつ解読すると、教科書に書かれた「表の歴史」では触れられない意外な事実が見えてくる。明智光秀が織田信長を欺けた理由、信長の遺体の行方、江戸でカブトムシが不人気だった背景、忍者の悲惨な死に方、赤穂浪士が「吉良の首」で行った奇妙な儀式、漏洩していた孝明天皇の病床記録……。古文書と格闘し続ける著者が明らかにした、戦国、江戸、幕末の「歴史の裏側」がここにある。

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日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本史の教科書では知り得ない内容を主に扱っていた。よくある、日本史や歴史のこぼれ話ではなく、磯田先生が日頃から古文書を探しており、その中で発見した新事実を記載している。町民や一般の方の古文書も沢山登場するので、地域ごとの暮らしや一般の住民レベルの話も読むことができて、歴史の教科書では知り得ない人々の

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    この本は、読売新聞に2017年9月から2022年9月までの連載記事を本にしたものです。
    なので、一つ一つのお話が5分ぐらいで読める気軽な歴史小話です。
    磯田先生は新聞を読むのと同じように古文書が読めるそうです。凄いです。
    科学技術は現在のほうが進歩していますが、人間の暮らしの本質的なところは、そんな

    0
    2024年11月28日

    Posted by ブクログ

    昔も今もそんなに生活は変わらない。
    使っている文字が古いため古く見える。
    昔のパンデミックはあった。
    昔の方がよりよく遊んでいるように見える。
    時間の使い方が仕事に縛られすぎている。
    ただし農家は大変だったのかもしれない。

    0
    2024年06月30日

    Posted by ブクログ

    磯田先生の本は非常に読みやすい。4~5ページで1トピックをカバーする感じなので、スキマ時間にも読みやすい。興味を持たせてくれるきっかけや、気づきになる。

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    史実の背景に迫り、教科書的な見方と世間一般の評価に一石投じる内容だった
    出来事の羅列に留まらず、日本史の面白さに触れられた
    磯田先生シリーズ制覇したい

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    古文書から歴史の紐解く。そもそも自分は古文書の文字を読み解けない。字は読めたとしても書かれている背景を知らないと内容も理解できない。テーマを持って古文書を探し、歴史の真実を探究する姿にただただ感心するばかりである。おかげで歴史の出来事を少しだけ身近に感じることが出来た。

    0
    2024年06月24日

    Posted by ブクログ

    歴史エッセイ集。戦国の怪物たち、江戸の殿様・庶民・猫、幕末維新の光と影、疫病と災害の歴史に学ぶ、の四部構成で、それぞれに古文書研究をベースとした小話が散りばめられている。

    なによりも良かったのは一話、3-4ページ。すぐに完結するので、通勤その他の隙間時間の教養本として極めて優秀で内容も面白い。この

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    磯田氏の著作はいつ読んでも面白い。今回は小噺集のような短いものの寄せ集めだが、それに似合う猫の話が一番面白かった。文献を読み解いた情報なので精度が高く誠に興味深い。政治や権威の話より経済や市井の話の方が数倍面白い。疾病の話も面白かったので「感染症の日本史」も読んでみたい。

    0
    2024年04月19日

    Posted by ブクログ

    磯田先生はハズさない!
    学者で古文書を読み込んで引用しているから、作家のフィクションは入らないから…正に暴くだ!

    ネタのチョイスが時流に沿ってるのが磯田先生の魅力なんだろなと思う

    この本で得た事は、公家の価値かもしれない
    これまで、謎というか奇妙な存在だったけど
    多くの日記を残してくれたから、今

    0
    2024年03月04日

    Posted by ブクログ

    日本史の教科書にはあまり出てこないようなマニアックな話が中心。

    だが古文書の解読から精巧な考察がなされており、面白い。文章も読みやすい。

    0
    2024年02月03日

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