【感想・ネタバレ】武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新― のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2019年06月20日

時代は幕末。新しい時代を築くべく行動を起こした若きリーダー達(坂本龍馬や高杉晋作など)ではなく、歴史上無名の一介の士族・猪山家がこの激動の時代をどう生き抜いたかが家計簿と手紙のやり取りから手に取るように見える。
"歴史とは過去と現在のキャッチボールである” 
テクノロジーによって日々目まぐ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年04月29日

[評価]
★★★★★ 星5つ

[感想]
映画になった『武士の家計簿』の原作?かな。
この本自体は小説ではないので、この本を元に脚本を書いたということだと思うが、非常に興味深い内容だった。
この本を読み感じたことは教育の重要性と明治時代を生きる武士の悲しみだったな。
教育の重要性は「御算用者」という...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年01月12日

2010/6/25 予約 7/3 借りる。7/5 読み始める。7/16 読み終わる。

2010年12月4日 映画公開です。

古本屋で見つけた古文書は、ある優秀な下級武士の30年にわたる几帳面な家計簿だった。
それを読むことで、幕末から明治を生き抜く武家の暮らし、その頃の世間の物価など いろいろな...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年11月08日

映画にもなった武士の家計簿。

江戸時代の加賀藩猪山家の家計簿を基に、当時の武士の暮しを垣間見る。 
この猪山家はなんだかんだ言ってもしっかりと動乱の時代を生き抜き家を残しているが、この一家のありようが当時の武士の平均的な生き方って事にもならなそう。
かなり特殊な方なんじゃないかと。 
でも、このよ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年10月19日

すっごく面白かった。近代の歴史は、自分の少し上の世代の世界のことなのに、江戸から明治あたりの人々の生活が本当はどんな様子だったのかは、かえってよく分からない、そんなもどかしい気持ちがものすごくすっきりした。

本当に貴重な資料が残っていたんだなあー。素晴らしいことだ。

幕府体制から明治政府への、特...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年09月24日

はしがき
第1章 加賀百万石の算盤係
第2章 猪山家の経済状態
第3章 武士の子ども時代
第4章 葬儀、結婚、そして幕末の動乱へ
第5章 文明開化のなかの「士族」
第6章 猪山家の経済的選択
あとがき
参考文献リスト

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Posted by ブクログ 2018年09月01日

内容は家計簿という資料から読みとく武士の暮らし、といったところです。家計簿という資料を入手した筆者の興奮もあり、資料から昔の人の生活を読みとく楽しみが伝わってきます。

江戸時代の武士のサラリーマンとしての暮らしぶりが面白く、武士といっても社会制度の中で生きていて、しがらみに囚われたり仕事に翻弄され...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年12月31日

とても面白かった!
歴史研究家の著者は、古文書の箱を購入して解読する。発見された文書は、江戸時代の加賀藩の下級武士、猪山家の37年間の家計簿だった。
克明に記録された家計簿から、当時の暮らしぶりがよくわかる。非常に興味深い。猪山家は武士としていくら収入があり、何に出費したのか。
本書が面白いのは、猪...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年11月07日

 この本を一言でアピールするなら、「もう歴史教科書はいらない!武士の暮らしの実態は、これ一冊読めばOK!!」と言っても過言ではない。読み進めていけばいくほど、学校の歴史教科書が物事の一部しか教えようとせず、いかに後世の日本人の歴史認識を誤らせているかを教えてくれる。例えば、武士が農民から取り立ててい...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年10月16日

江戸時代の上級武士には算術を賤しいものと考える傾向があり、ソロバン鑑定などは徳を失わせる小人の技と考えられていた、その為行政に不可欠な算術の人材が常に不足していた。よって御算用者は比較的身分にとらわれない人材登用がなされていた。

加賀前田家は算術を大切にしてきた藩で、このため維新後の海軍においても...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年08月15日

著者が偶然に発見した金沢藩士の文書。映画化もされたので、猪山家の人々の人間模様が中心かと思いながら読み進める。しかし、この文書は武士階級の者達がそれぞれに経験した幕末・維新という激動の時代の浮き沈みまで記録したものだった。映画も見てみたいな。

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Posted by ブクログ 2017年05月30日

猪山直之の生き方に魅力を感じる。
著者の江戸の幕末の状況の説明を読んで余計に学問を身につけること、一芸というか手に職をつけることの大事さ、また素直に正直に生きることの良さを感じた。

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Posted by ブクログ 2018年11月27日

歴史の教科書には載らない幕末の武士一家の家計簿。当時の生活が手に取るようにわかり、磯田さんならではのユーモアを交えた解説で、とても面白かった。

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Posted by ブクログ 2018年10月18日

●武士には二種類ある
主君から領地(知行地)を分与される「知行取」
分与されず米俵や金銀で俸禄を支給される「無足」
…格は知行取のほうが上

現代感覚では
米一石=27万円
金一両=30万円
銀一匁=4000円
銭一文=47.6円

●江戸時代は「圧倒的な価値組」を作らない社会
権力・威信・経済力な...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年09月15日

映画を先に見ていたので、小説なのかと思っていたけど、武士の生きた記録だった。非常に興味深く、時代が流れるのを身近に感じることができた。親子三代、激動の時代を、家族の目線から見た。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年08月06日

割と下級の武士がそろばん一つで登用され、幕末・明治維新を乗り切り、明治政府に重用され、火の車だった家計が、明治になりかなり裕福な家族となった実話です。
明治の混乱に飲み込まれていった他の武士達、「自分たちの望んだ維新はこんなはずじゃなかった」と明治政府に不満を持つ元武士達、この明暗を分けたのは何だっ...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年03月17日

いや、すごい。幕末、明治を駆け抜けた氏族の生活が活き活きと描かれている。
先が見えない世の中で、うまく生きる糧を得た氏族が1/6、残りは不平をかこちながら没落していく。如何に自分たちの内輪を超えて価値ある技能を身に着けていくか。そこに時代の新旧の差を感じない。ご用心。

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Posted by ブクログ 2018年03月05日

ある武士のつけていた家計簿や日記、書簡などの古文書を読み解き、暮らしを復元したもの。読み物として面白いです。主人公は金沢藩士で御算用者という経理を務めた猪山家の人達。仕事への取組みや子供の教育、この時代の夫や妻、実家との関わりなど、猪山家の方々には申し訳ないけども、お金を通してみるとこれほど分かりや...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年01月09日

2015.7/18 以前同名映画を観たなと手に取ったら新書???読んでみると確かに古文書を読み解いた説明文。なのに物語が浮かんでくる♪たいそう面白く読めました(^_^) 米一石=27万円 金一両=30万円 銀一匁=4000円 銭一文約50円なり。

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Posted by ブクログ 2017年10月09日

 話題の歴史学者が、江戸時代の家計簿を見つけ、読み解いたことを解説した本。たしかに時代劇などでは当たり前に思っているシーンも、言われてみれば誰かが記録を読み解かなければわからないこと。丁寧に読み解いたことを解説している割には、読みにくかったり理解しにくいことはなく、素人にもわかりやすく読みやすいよう...続きを読む

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