磯田道史のレビュー一覧

  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

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     エッセイ風に、実際の古文書研究から得た知識を端緒に、各章ごとに説明してくれているのでとても分かりやすく読むことができました。
     史学に留まらず、他学問の様々な見地から古文書を読み解くことで現代に活かせる知恵を得ることができることを知り、古文書に触れてみたくもなりました。
     ただ、専門的用語も著書には出てくるので、若干理解しながら読むには時間を要しました。

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    2023年12月18日
  • 徳川家康 弱者の戦略

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    <目次>
    ①はじめにー家康はどうしたのか!
    弱小大名が生き延びて天下をとった弱者の戦略
    ②第1章 「境目の土地」三河という運命
    徳阿弥の素性を鑑みるに、家康も熊野比丘尼と
    同様に情報・諜報を駆使する能力を有していた
    ③第2章 信長から学んだ「力の支配」とその限界
    絶大な力なき自分を強くする「武威」を上手く
    喧伝する諜報能力の高さが信長の弱さを見抜く
    ④第3章 最強の敵・信玄がもたらした「共進化」
    信玄の強さの秘密「物見・透破・築城」を取り
    入れ(滅亡後に家臣団採用)家康は強くなった
    ⑤第4章 二つの滅亡 長篠の合戦と本能寺の変
    長篠は勝頼の猪突猛進じゃなくて戦略的に背後
    を突いて、突進せざるを

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    2023年12月17日
  • 徳川家康 弱者の戦略

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    一部重複する記載が多いのが気になるが
    家康がどのように天下人になったのか
    武威を示す大切さ

    だが家康が天下人になれたのは運がかなり大きいのでは?と思う

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    2023年12月12日
  • 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊

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    いつもながら磯田氏の上梓作は読みやすいのに内容が深い。原資料にあたっているので説得力もある。今回は四章までは目新しさはそこまでないが、五章の『家康から考える「日本人というもの」』は面白い考察だった。

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    2023年12月04日
  • 武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新―

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    この古文書の発見は確かに画期的で、近世武士の生活が解り、その後の時代物文学やドラマに影響を与えたのだろう

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    2023年11月22日
  • 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊

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    さすが磯田さん。わかりやすく読みやすい。家康が築き上げた江戸幕府は内部変革や社会変化により崩れやすくなってしまったのがよくわかりました。我々が学ぶべきことも多いと感じました。また、現代社会の中に残る世襲などの感覚がこの頃から続いていたとは。関ケ原合戦直前における島津家の対応を誤らなければ、薩摩による倒幕はなかったかも?

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    2023年11月20日
  • 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊

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    やっぱり面白い磯田先生の本

    参考図書が文中にびっしり
    組み込まれており
    読み込んで読み込んでの
    データー出力文書で
    素人でも分かりやすく
    イメージしやすくなってるのが
    流石だなぁと思う

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    2023年11月18日
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

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    古文書オタクの著書が、骨董屋から掘り出した古文書からニッチな情報を掘り起こし、歴史のリアルを伝えてくれる。
    こういうものの積み重ねも、学術的に重要だと改めて感じさせる。

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    2023年10月29日
  • 徳川家康 弱者の戦略

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    ネタバレ

    良書。
    磯田道史さんに外れはない、期待通り。史実、史実じゃない、疑わしいけど参考になる、区別して説明。
    家康、信玄、信長の分析が素晴らしい。

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    2023年09月23日
  • 素顔の西郷隆盛(新潮新書)

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    西郷隆盛の本はだいぶ読んだが、一生を客観的に記載されており、歴史学者ならではの評伝である。
    西郷隆盛を知れば知るほど、わからなくなる。だからこそ、西郷は語り継がれていくのが理解できた。

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    2023年08月06日
  • 徳川家康 弱者の戦略

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    史実に基づくもの、筆者の推察によるものなど、どのような考えから答えを導いたのかがわかりやすく、歴史認識について、改めて考えさせられる一冊。
    とても丁寧で素人でもわかりやすく、他の人物についても、いろいろと勉強したくなる内容だった

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    2023年07月30日
  • 江戸の備忘録

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    随筆集というより雑学集に近い。江戸時代に関する話がおもしろく、かつ簡潔明瞭に書かれている。あとがきを見て新聞の連載がもとになっていると知り、納得した。同じくあとがきに「学術的なものを書く場合であっても、誰にでも伝わる達意の文章を心がけたいと思う」とあるが、この本はまさにそれを体現している。

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    2023年07月22日
  • 日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで

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    「紙の新聞の時代は終わった、これからは偏向も忖度もしていないネットメディアの時代だ!」とかなんとか喧しい昨今ですが、読もうと思っていた情報以外にも目がいって引き込まれるのは新聞購読のよいところで、読売に連載されている「古今をちこち」はふと目にとまって以来大変面白く、今は掲載を楽しみにしている記事の一つです。

    さて、本書はその連載をもとにまとめられた単行本ですが、通して読んでみると、著者の古文書に対する熱意とフットワークの軽さには改めて驚かされます。ここだな、と踏んであたってみると、あっと驚く新史料が歴史に新たな視点を与えてくれる。また、周りから特ダネが実によく舞い込んでくる。研究とは足で稼ぎ

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    2023年07月10日
  • 感染症の日本史

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    史料から日本史上の感染症の歴史を紐解き、現代の感染症(執筆時点ではCOVID-19第2波)の示唆を得ようとする試み。江戸時代のコレラ流行、大正時代のスペイン風邪流行など、市民の日記から天皇の行動記録まで様々な史料から感染経路や流行の特徴を導いていくのが新鮮で面白い。

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    2023年07月01日
  • 明治維新で変わらなかった日本の核心

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    この国に連綿と続く意識とは

    明治維新によって、日本は欧米以外の国で唯一、近代化に成功した国である。それゆえに、長い日本の歴史の中で、近世(江戸時代)から近代(明治時代)への転換は革命ともいえる社会構造の大きな分岐的であったと多くの日本人が考えていると思う(学校で習う日本史もそういう文脈で明治維新を捉えていたような気がする。)。しかし、本書では、日本には古代から変わらない「国の核心」があるという。対談形式で「国の核心」に迫る本書を通じて、学生時代とは異なる視点で日本の歴史を学びなおすことができたと思う。

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    2023年07月01日
  • 徳川家康 弱者の戦略

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    磯田さん、家康は専門じゃないでしょと思いながらも磯田さんの名前で購入しました(そもそも最近、磯田さんの専門が判らなくなってきてますが)。
    本書は初心者向けに家康のライフイベントを丁寧に説明していきます。基本は通説に従いながら、最新研究も踏まえて記述していきます。その纏め方が上手くて、家康の一代記としてコンパクトにまとまった本になっていると思います。
    磯田先生は歴史を俯瞰的に見てそこから軸を見つけて説明するのが相変わらず上手いですね。

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    2023年06月14日
  • 感染症の日本史

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    歴史家の磯田道史が、文字通り感染症の日本史を綴った一冊。

    感染症は欧米や中国だけでなく日本でもあり、パンデミックも今と変わらずに存在したことがよくわかった。

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    2023年06月04日
  • 歴史の愉しみ方 忍者・合戦・幕末史に学ぶ

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    これも各種雑誌からの寄せ集め。『日本史の内幕』程コラム的では無い。歴史上の人物の色んな知識が増え、単純に面白かった。前出のより若干古い。

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    2023年05月13日
  • 感染症の日本史

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    ネタバレ

    エマニュエル・トッド 新ヨーロッパ大全 速水先生の言葉を借りれば、この本は西側ヨーロッパ全域を構成する16カ国を483の地理的単位に分け、国境を取り払ったこの単位ごとに観察を行うことにより、一国内の差異を、ヨーロッパ内の特徴として捉えました
    誰もが経済合理性に基づいて行動すると考えがちですが、そうではありません。速水先生はこう言っていました。磯田くん、インド行ってみたらわかるよ。人は、経済合理性には行動していない。伝統や習慣や宗教に基づいて生きていると
    日本の場合、農奴は存在せず、独立自営の傾向の強い、小百姓の家族農業がおのずと盛んになり、経済社会が自発的に出来上がりました
    鷹山は、これだけ手

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    2023年04月22日
  • 災害と生きる日本人

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    万葉集研究の泰斗と気鋭の日本史学者二人の知的な対談。取り止めのない内容だが大いに楽しめる。

    話があちこちに飛ぶからこそ面白い。こういった知的な対談というのは実に良い。特に語源から日本人の思想を語るところは実に興味深い。わざ+はひ、さき+はひ。

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    2023年04月17日