磯田道史のレビュー一覧
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元禄時代に大名の行状を秘かに幕府隠密が探索した報告書「土芥寇讎記」から史実が見える?!徳川光圀、浅野長矩、池田綱政、前田利常、内藤家長、本多作左衛門などの事実だと思われる逸話が楽しい。夜毎に悪所に通い、酒宴遊興甚だしという光圀だが、事実は?刃傷事件を招いた浅野長矩は「矩」を越えてしまい歴史に名を残してしまった人、更にこの報告では色に溺れていたバカ殿を放置していた内蔵助は稀代の悪臣として非難されている!一方、遊び人でバカ殿と言われたという岡山藩・池田綱政の書からは知性が垣間見えてくる!、前田家3代の利常と彼を養子にした2代の兄・利長の悩み。家康の遺言で「お前を殺そうと思ってきた」とまで言われた利
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実は今でも九州は全国平均より子だくさんであり、過去300年日本人に流れる「九州人の血」はどんどん濃くなっているのです 結局信長は他の能力が優れているのに人を信用せず人に信用される能力がなかったため、天下を取れなかったのではないか 家康最大の異才は何が一番大切なのかことなのか物事の優先順位を看破できたことである 政治は国民へのまなざしが大切。政治家が傷をいたわるように国民を見る国そんな国は必ず栄える。逆に政治家が国民をゴミのように無視する国。そんな国は必ず滅ぶ 寺田寅彦は漱石から2つのことを教わったと書いている。自然の美しさを自分の目で発見すること。人間の心の中の真なるものと偽なるものを見分け、
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朝日新聞の土曜版に連載したものを書籍化したもので、60編のものが纏められている。全て短編なので、要領よく纏められており、読みやすい。
「日本人の識字率」では、日本人の読み書き能力が高いのは「江戸時代の遺産」であると教えられてきたが、どうもそれは怪しいとの事。江戸時代の識字調査はないが、明治の初めに長野県のある地域で行われた調査では、
・数字も名前も書けない:35%
・出納帳がつけられる:15%
・手紙や証書が書ける:4%
・公文書に差支えない:2%
・新聞論説を理解できる:2%
つまり、
自分の名前が書ける程度の識字率は65%
新聞を読んで政治論説が理解できる人は2%
ということで、一般の日本 -
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江戸の歴史にまつわる短文集。
江戸時代の識字率が高かったという話を無条件に信用すべきでない、という「日本人の識字率」は印象的だった。
たしかに、いわれてみると何をもって「識字」する状態だとみなすかは問題だ。
自分の名前や数字くらい読めたという人は6割を超えても、それが書ける人は約四割と下がり、出納帳がつけられる人となると十五パーセントくらいだとのこと。
当時の他国の状況との比較は具体的にされていなかったけれど、これまで「江戸時代の識字率は高かった」と無条件に信じてきたから、ショッキングな話だった。
江戸時代の左利きの割合はどれくらいか。
天皇、将軍、大名は何時くらいに起きていたのか。
こん -
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著者は,『武士の家計簿』を書いた磯田道史氏。石川県人である私は,こちらの方を先に知っているので,「なんで,この先生が,こんな本を書くの?」と思ってしまった。
このあたりのことについて,著者は,あとがきで簡単に触れている。
「しかし,その間も常に災害史のことは頭にあって,武家文書の調査をしていても,地震や津波の資料があれば収集しておくことを20年間続けていた。本書はその積み重ねの成果である。」
なるほどで…である。
寒川氏の著作とはまたちがう視点で,過去の地震や津波災害を捉えていておもしろい。もしもあのとき,あの地震が無かったら,歴史はちがう展開になっていたかも知れない…と思う箇所もあった。
た