磯田道史のレビュー一覧

  • 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊

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    いつもながら磯田氏の上梓作は読みやすいのに内容が深い。原資料にあたっているので説得力もある。今回は四章までは目新しさはそこまでないが、五章の『家康から考える「日本人というもの」』は面白い考察だった。

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    2023年12月04日
  • 武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新―

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    この古文書の発見は確かに画期的で、近世武士の生活が解り、その後の時代物文学やドラマに影響を与えたのだろう

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    2023年11月22日
  • 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊

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    さすが磯田さん。わかりやすく読みやすい。家康が築き上げた江戸幕府は内部変革や社会変化により崩れやすくなってしまったのがよくわかりました。我々が学ぶべきことも多いと感じました。また、現代社会の中に残る世襲などの感覚がこの頃から続いていたとは。関ケ原合戦直前における島津家の対応を誤らなければ、薩摩による倒幕はなかったかも?

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    2023年11月20日
  • 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊

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    やっぱり面白い磯田先生の本

    参考図書が文中にびっしり
    組み込まれており
    読み込んで読み込んでの
    データー出力文書で
    素人でも分かりやすく
    イメージしやすくなってるのが
    流石だなぁと思う

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    2023年11月18日
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

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    古文書オタクの著書が、骨董屋から掘り出した古文書からニッチな情報を掘り起こし、歴史のリアルを伝えてくれる。
    こういうものの積み重ねも、学術的に重要だと改めて感じさせる。

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    2023年10月29日
  • 徳川家康 弱者の戦略

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    ネタバレ

    良書。
    磯田道史さんに外れはない、期待通り。史実、史実じゃない、疑わしいけど参考になる、区別して説明。
    家康、信玄、信長の分析が素晴らしい。

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    2023年09月23日
  • 素顔の西郷隆盛(新潮新書)

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    西郷隆盛の本はだいぶ読んだが、一生を客観的に記載されており、歴史学者ならではの評伝である。
    西郷隆盛を知れば知るほど、わからなくなる。だからこそ、西郷は語り継がれていくのが理解できた。

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    2023年08月06日
  • 徳川家康 弱者の戦略

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    史実に基づくもの、筆者の推察によるものなど、どのような考えから答えを導いたのかがわかりやすく、歴史認識について、改めて考えさせられる一冊。
    とても丁寧で素人でもわかりやすく、他の人物についても、いろいろと勉強したくなる内容だった

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    2023年07月30日
  • 日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで

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    「紙の新聞の時代は終わった、これからは偏向も忖度もしていないネットメディアの時代だ!」とかなんとか喧しい昨今ですが、読もうと思っていた情報以外にも目がいって引き込まれるのは新聞購読のよいところで、読売に連載されている「古今をちこち」はふと目にとまって以来大変面白く、今は掲載を楽しみにしている記事の一つです。

    さて、本書はその連載をもとにまとめられた単行本ですが、通して読んでみると、著者の古文書に対する熱意とフットワークの軽さには改めて驚かされます。ここだな、と踏んであたってみると、あっと驚く新史料が歴史に新たな視点を与えてくれる。また、周りから特ダネが実によく舞い込んでくる。研究とは足で稼ぎ

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    2023年07月10日
  • 感染症の日本史

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    史料から日本史上の感染症の歴史を紐解き、現代の感染症(執筆時点ではCOVID-19第2波)の示唆を得ようとする試み。江戸時代のコレラ流行、大正時代のスペイン風邪流行など、市民の日記から天皇の行動記録まで様々な史料から感染経路や流行の特徴を導いていくのが新鮮で面白い。

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    2023年07月01日
  • 明治維新で変わらなかった日本の核心

    購入済み

    この国に連綿と続く意識とは

    明治維新によって、日本は欧米以外の国で唯一、近代化に成功した国である。それゆえに、長い日本の歴史の中で、近世(江戸時代)から近代(明治時代)への転換は革命ともいえる社会構造の大きな分岐的であったと多くの日本人が考えていると思う(学校で習う日本史もそういう文脈で明治維新を捉えていたような気がする。)。しかし、本書では、日本には古代から変わらない「国の核心」があるという。対談形式で「国の核心」に迫る本書を通じて、学生時代とは異なる視点で日本の歴史を学びなおすことができたと思う。

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    2023年07月01日
  • 徳川家康 弱者の戦略

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    磯田さん、家康は専門じゃないでしょと思いながらも磯田さんの名前で購入しました(そもそも最近、磯田さんの専門が判らなくなってきてますが)。
    本書は初心者向けに家康のライフイベントを丁寧に説明していきます。基本は通説に従いながら、最新研究も踏まえて記述していきます。その纏め方が上手くて、家康の一代記としてコンパクトにまとまった本になっていると思います。
    磯田先生は歴史を俯瞰的に見てそこから軸を見つけて説明するのが相変わらず上手いですね。

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    2023年06月14日
  • 感染症の日本史

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    歴史家の磯田道史が、文字通り感染症の日本史を綴った一冊。

    感染症は欧米や中国だけでなく日本でもあり、パンデミックも今と変わらずに存在したことがよくわかった。

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    2023年06月04日
  • 歴史の愉しみ方 忍者・合戦・幕末史に学ぶ

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    これも各種雑誌からの寄せ集め。『日本史の内幕』程コラム的では無い。歴史上の人物の色んな知識が増え、単純に面白かった。前出のより若干古い。

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    2023年05月13日
  • 殿様の通信簿(新潮文庫)

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    歴史学者磯田道史さんの歴史エッセイ。
    元禄期に書かれた「土芥寇讎記 どかいこうしゅうき」という書物があり、これは幕府隠密の秘密諜報をまとめたものという説があるとのこと。これを殿様の通信簿と称して、その中から、選りすぐった7名の殿様の人事評価的な紹介をされています。そして、さすがマル秘文書で現存は、1冊のみという貴重品なのです。
    この著者は、子供の頃からの歴史通(家系的にも恵まれて)で、高校生の時には、古文書を古文書として読んでらしたというので、歴史通の方にも面白く読めるエッセイかと思います。
    浅野内匠頭が女色を好むとか、池田綱政は、子供が70人いたとか、そちら方面の報告は、なかなか厳しかった様

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    2023年05月07日
  • 殿様の通信簿(新潮文庫)

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    現在の官僚制度は徳川幕府で作られたんだね。 一見、大臣は強い権限を有しているようでいて、実際は規則に縛られて大きな改革は出来ず、政策の根幹は規則に精通した官僚に頼ざるを得ない。 ◯◯藩も老中や家老が政策を担い、殿様は今の大臣と同じく、藩のトップとしての地位だけ与えられ、目眩しのオモチャに溺れる道しか選択出来なかったのだろう。 何不自由のない暮らしに羨ましい一面もあるけど、殿様も辛い商売だな〜と同情したくもなる。 磯田さんのおかげで歴史が面白くなってきた。(o^^o)v

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    2023年04月29日
  • 感染症の日本史

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    ネタバレ

    エマニュエル・トッド 新ヨーロッパ大全 速水先生の言葉を借りれば、この本は西側ヨーロッパ全域を構成する16カ国を483の地理的単位に分け、国境を取り払ったこの単位ごとに観察を行うことにより、一国内の差異を、ヨーロッパ内の特徴として捉えました
    誰もが経済合理性に基づいて行動すると考えがちですが、そうではありません。速水先生はこう言っていました。磯田くん、インド行ってみたらわかるよ。人は、経済合理性には行動していない。伝統や習慣や宗教に基づいて生きていると
    日本の場合、農奴は存在せず、独立自営の傾向の強い、小百姓の家族農業がおのずと盛んになり、経済社会が自発的に出来上がりました
    鷹山は、これだけ手

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    2023年04月22日
  • 災害と生きる日本人

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    万葉集研究の泰斗と気鋭の日本史学者二人の知的な対談。取り止めのない内容だが大いに楽しめる。

    話があちこちに飛ぶからこそ面白い。こういった知的な対談というのは実に良い。特に語源から日本人の思想を語るところは実に興味深い。わざ+はひ、さき+はひ。

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    2023年04月17日
  • 日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで

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    ネタバレ

    そうかー、浜松東照宮はパワースポット認定されたんだな。歴史的な証拠の書状を集めるのは大変そうだ。文系でもお金はかかるんだな。こまごましたうんちくが

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    2023年03月26日
  • 徳川家康 弱者の戦略

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    大河ドラマの影響で、様々な徳川家康関連本が出版されていますが、テレビ番組等で活躍する著者がこれまでと異なる視点から家康の戦略を述べた一冊。
    著者の視点は明確で、冒頭で次のように述べています。
    ○家康は、三河の弱小大名であったのに、なぜ・どうやって天下を手に入れ、しかも260年も続く、政権を築けたのか?
    ○読者の参考になるように、家康のその「弱者の戦略」をみてもらう

    大まかに歴史を振り返りながら、キーワードは「武威」と「信頼」だという視点で解説されており興味深い内容です。この戦略により天下統一を果たしたわけですが、その支配のあり方が現在の日本に影響しているということがよく言われるわけですが、逆

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    2023年03月25日