磯田道史のレビュー一覧

  • 磯田道史と日本史を語ろう

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    ネタバレ

    歴女で最初に知ったのは「杏」さんだったな
    幕末史という飛びつきやすいトコロだな、と
    生温かい目で見ていたが、自分の考えも有り
    様々な書籍を読んでいるのが分かり、失礼な
    自分だったな・・・と反省

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    2024年12月31日
  • カラー版 江戸の家計簿

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    江戸時代中期の人々の生活について、
    年収や収支、物価等から読み解き、分かり易く解説する。
    浮世絵やイラスト、写真等のカラー画像有り。
    ・まえがき ・本書における江戸のお金の計算方法
    第1章 江戸時代の収入①武士篇
    第2章 江戸時代の収入②農民・町人篇
    第3章 江戸時代の物価①食品篇
    第4章 江戸時代の物価②料理・嗜好品・雑貨篇
    第5章 江戸の文化と経済
    特別インタビュー、特集、コラム有り。
    ・あとがきにかえて ・主要参考文献一覧

    江戸に住む人々の生活を金銭感覚から学ぶ入門書。
    武士と農民・町民の収支。
    日常生活での、米や麦、調味料、魚介類、鳥(種類多し)や卵、
    野菜や漬物の価格など。ファスト

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    2024年12月03日
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

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    古文書を解読できる著者の研究熱心さが伝わってきた。
    歴史から学ぶとはよく言われることだが、疫病のパンデミックに至る順序がコロナウイルスの流行と被るのが興味深かった。このことが特に印象に残っている。

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    2024年11月14日
  • 龍馬史

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    歴史の資料をもとに、リアルな龍馬像を描いた作品。司馬遼太郎の「龍馬が行く」のイメージは史実からそう遠くないと感じるものになってる。
    幕末史が複雑でわかりにくい、と著者は書いてるが、幕末の小説を読みまくった私はそんな感じは持ってない。が、所詮小説、史実とは少し違うのだろうとは思う。こうして新たな書物をよんでも、やはり龍馬は魅力的だと思えたのでよかった。

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    2024年11月10日
  • 龍馬史

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    1)自筆書状から龍馬の人となりを探る、
    2)龍馬の生きた幕末の時代を外観する、
    3)龍馬を斬った人物とその黒幕に迫る、
    の3部構成。
    龍馬の人柄、そして龍馬の生きた幕末史をわかりやすく辿ることができる。そしてその稀有壮大な人柄に改めて魅了される。また龍馬を斬った犯人そして黒幕にも迫る。斬った犯人は数多の小説や論考でお目にかかるが、黒幕は・・?このあたりも、興味を惹かれる。

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    2024年10月14日
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

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    筆者得意の歴史こぼれ話集。面白ネタ満載。よくネタが尽きない、と感心。
    新聞連載モノだけあって、時事ネタ的な疫病の話も多い。
    自ら古文書発掘するため、古文書巡りをしていて、掘り出し物を見つけたときの感動が伝わってくる。

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    2024年09月01日
  • 歴史の愉しみ方 忍者・合戦・幕末史に学ぶ

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    もう少し歴史の学び方が書かれているかと思ったが、どちらかといえばエッセイに近かった。しかし、単純なエッセイではなく、これから発生するであろう震災のことや、人間の心理を読み取れたりと、「歴史からものすごく学べることがあるよ!」ということは伝わってきた。

    南海トラフ地震や首都直下型地震の対策を真剣にやらねば、と思わせてくれました。ありがとうございます。

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    2024年09月01日
  • 磯田道史と日本史を語ろう

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    題名のとおり、歴史家磯田道史の対談集。

    著者が「武士の家計簿」で世に出た直後のものから最近のものまでが載っている。

    初期の対談は先達の高説を拝聴する雰囲気で、昨今の切れ味はさほど感じられない。

    謳い文句のとおり、日本史の奥深さ、歴史を掘り下げる楽しさは十分に伝わってくるが、巻頭と巻末の相手が半籐一利ではなく司馬遼

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    2024年07月29日
  • 日本史の探偵手帳

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    ネタバレ

    巻末の歴史・文学含めた100冊を読めば磯田道史
    先生が日本史を語る上での問題点・着目点を得られ
    るわけか・・・

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    2024年07月05日
  • 磯田道史と日本史を語ろう

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    幅広い見識者との対談。 読んでると「日本の歴史は面白い、だからもっと知りたい」気分になっきた。歴史は、暗記だと学生時代は理解していたが、その時々の背景を垣間見ると興味が湧いてくる。 磯田さんは、心底この背景を知り、意見を交わしたいんだろなぁ、、と感じさせてくれた一冊でした。 
    もちろん私も、この対談での登場人物で一番興味いだいた「源頼朝」の歴史本を数冊購入いたしました(笑)

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    2024年07月04日
  • マンガでわかる 災害の日本史(池田書店)

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    ”あなたの代わりに~”から。マンガと銘打つけど、半分くらいの頁は文章メイン。かつ、勉強漫画にありがちな、絵の部分もひたすらビジーだったりするから、気軽に手に取れるという漫画の美点はほぼ感じられず。でもその分、災害史について俯瞰するにはうってつけで、全時代的に網羅されている。このジャンルについては、当然歴史を知るアドバンテージは大きい訳で、今日的な防災本と合わせて参考にしたい一冊。

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    2024年07月02日
  • 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊

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    幕末マニアなら知っていることばかりだったが、江戸幕府崩壊までの流れが簡潔に整理されているので読みやすい。個人的には、東照宮や伊勢神宮の話が興味深かった。

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    2024年05月22日
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

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    どれも自分の知らなかった話で興味深く読めたんだけど、物足りなさもそれなりにある。
    一番のマイナスポイントは1つのネタに対して4ページほどしか割り当てられていないため、概略しか分からない点。
    その貴重な4ページの中でも、半分古書店巡りの話で埋められているものもあったりして、何だかなあという感じもする。
    字数の決まった新聞連載を集めたものなので仕方ないところではあるんだけど、ここはある程度テーマを絞って、もう少し深堀りした形のものを読みたかった。
    そんな中でも連載当時の時事ネタであったと思われる、天皇の即位に関する話と感染症の話は複数回に渡って描かれていて、比較的理解が深まったように思う。
    著者の

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    2024年05月19日
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

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    「暴く」ってほどのことでもない小ネタの数々。
    何か歴史的な発見でもあるかと思いきや、特にそうではありません(笑)
    古本屋さんに置いてある古書が、こんなにも情報の宝庫だったんですね。すごいぞ古本屋!
    このような方々の地道な研究調査が、今ある日本史を下支えしているんですね。
    私自身は歴史マニアではないので、ここに書かれている小ネタより、そんな磯田さんたちの仕事の裏側こそうれしい発見です。

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    2024年05月10日
  • 日本史の探偵手帳

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    磯田道史氏の著作は初体験。

    第1章に記載ある、ノーベル経済学賞受賞者ダグラス・ノースの『経路依存』の考え方がまず面白かった。曰く、「経済制度は、前の制度の道筋にとらわれながらしか発展できない」という考え方で、経済のみならず社会全般に当て嵌まるよう。武士の時代千年の後、未だ明治維新後150年ちょっと。
    ローカルの話をする際には、県よりも藩の区分の方がしっくりくるし、現代人も歴史の延長線上で生きている、ということなのだろう。

    雑誌連載が初出らしく、カバー範囲が多岐に渡って飽きの来ない内容。

    出色は、戦後大きく評価を落としたものの、明治維新の精神的基盤に寄与した「頼山陽」に関する文章。世界観、

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    2024年03月20日
  • 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊

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    家康について5章から検証している。まず幕藩体制を作ったのから始まり、家康が作った仕組を後世が崩して行った経由、近代日本への転換、と興味深かった。特に慶喜から明治に至る場面、初めて知った事が多く勉強になった。

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    2024年03月08日
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

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    丹念に古文書を掘り起こす著者が自ら発見した歴史上の真実や逸話。

    大上段に構えた書名のわりに小ネタが多く読みやすい。

    古文書は散逸しやすく、一旦なくなると二度と日の目を見ない可能性が高い。作者が言うように公的機関がきちんと蒐集、保管すべきだろう。

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    2024年02月26日
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

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    なんとなく手に取った本だったが、武士の家計簿を書いた人の著作だった。新聞に連載されていたコラムを集めたもので、一つあたり4ページで歴史に関する小話を知ることができる。
    おもしろいのはおもしろいのだが、それ以上の感想もない可もなく不可もなくという感じ。
    ただこの著者古文書をスラスラ読めるというのは素直にすごいなと感心した。

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    2024年02月19日
  • 徳川家康 弱者の戦略

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    徳川家康が弱国大名からいかに天下人までなりえたのかを堅苦しい史実資料だけでなく、わかりやすく説明されていた。
    なかなかおもしろかった。

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    2024年02月17日
  • 磯田道史と日本史を語ろう

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    <目次>
    阿川佐和子
    半藤一利
    篠田謙一
    堺屋太一・小和田哲男・本郷和人
    酒井シヅ
    徳川家広
    浅田次郎

    中村彰彦
    養老孟司
    出口治明
    半藤一利

    <内容>
    大変多くの人との対談。けっこう新しい情報も入ってくるが、浅田次郎と中村彰彦と、いずれも坂本龍馬暗殺の話が出てくるが、2人が違う下手人をあげる中、話を合わせすぎかな…。半藤さんはもちろん、出口さんや養老さんとの対談は面白い。

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    2024年02月06日