磯田道史のレビュー一覧

  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで
    読売新聞に連載したものがベースになっているとのことで、新聞をめくっていった時にさらっと見る感じで読みやすかった。重要な古文書って、以外と街の古書店から何気に出てくるもんなんだなぁと思った。
  • 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊
    天皇の封じ込め方が面白いですね。
    久能山から日光に家康の遺体を移し、中心に富士を結ぶ。不死の山から、太陽神に置き換わる。東照大権現という名前で、こっそり天照をもじり、神格化させる戦略。時間をかけてゆっくりと天皇から神の座を奪うとは。こわいね
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで
    日本史の裏側を書いた本らしい。確かに信長の遺体のナゾや感染症の防ぎ方など知る術はないからよかった。でも半分は耳慣れない方のお話だったしサラッと流しちゃうとこもあった。
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで
    往々にして歴史モノは推測や想像で語られることが多いが、本書は古文書などの史料をベースにしてる点が良い。さすがは学者だ。ちなみに著者は「新聞と同じ速度で古文書を読める」そうだ。
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで
    結構面白かった。歴史に詳しいほうではないのでところどころ「これなんて読むんだろう」ってところもあったが、各節が短く(元が新聞連載のため)、平易に説明されているためすんなり読めた。
    タイトルに「暴く」とあるが、別に歴史の闇に踏み込むとか暗部に切り込むとかそういうわけではなく、教科書等ではスルーされがち...続きを読む
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで
    日本史を暴くというタイトルではあるが、内容は授業等では絶対に習うことのない、庶民の生活であったり、いわゆる雑学的なもの。
    新聞掲載されたエッセイ的なもので、一つ一つの話が短く、読みやすく、勉強になった。
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで
    新聞紙を読むスピードで古文書を読める磯田先生の
    古文書漁りで得た内容から歴史事実の解像度を高め
    ている様を披露されている・・・松永久秀の大仏焼
    失に関わる東大寺の(事務通知の)紙背文書にある
    炎上の顛末が記載あり、結局久秀の大仏殿夜襲時に
    『火を懸け』た事が再確認できた(´・ω・`)

    ※防衛してい...続きを読む
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで
    2022年年末に購入したのに寝かせてしまっていた本書。
    こういうナマモノはわりと直ぐ新情報で上書きされることもあるから、熱いうちに読むのが一番なのに。

    が、本書内の磯田先生は変わらず熱かった!

    テレビでお見掛けする回数も多いので、
    古文書が読めるとんでもない方でいらっしゃることは存じ上げていた。...続きを読む
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで
    テレビやメディアでよく見かける歴史学者の磯田道史先生の著作を初めて読みました。映画「武士の家計簿」の原作者ですね。

    読んでみて思いましたが歴史学者というより超絶歴史オタクという印象です。好きで好きでたまらない趣味を仕事にしている羨ましいパターンです。

    それにしても著者は、古文書を読むのが今の日本...続きを読む
  • 徳川家康 弱者の戦略
    雨宿りのために入った書店でたまたま購入。
    今年は家康イヤーだが、僕は昔から信長・秀吉・家康だったら家康に興味がある。ビートルズだったらポール派で、キャンディーズだったらミキちゃんがいい(関係ないか)。

    とにかく、生きていくうえで何かヒントがあるのではないかと思っている。
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで
    磯田先生の本は歴史のことを書いてるが大変書き方や視点が面白い。磯田先生の研究の元ネタになってるのが古文書なのだが、その古文書を京都の古書店にふらっと立ち寄って見つけてしまわれるみたいで、そこの点がほんとに驚きです。それこそ一見価値のないような日記でも内容がわかるから、そのほんとうの価値がわかりまた値...続きを読む
  • 日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで
    タイトルは大上段に構えすぎの感あり。これだけ見て読み始めると、タダのエッセイの寄せ集めでガッカリするような。でも、いくつかのエピソードや考察はなるほどと思わせるものがあった。
  • 徳川家康 弱者の戦略
    ポップな伝記物としての側面があって、読みやすかった。
    武士として貫く矜持と時代に合わせて生き抜く器用さのバランスは見習いたいと思った。
    個人的に幼少期-青年期くらいの話が良かったが、後半なかなか読み進められなくなってきた。
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで
    内容は「日本史を暴く」というたいそうなタイトルほどではなく、歴史学者の単なる随筆。まぁ、それなりに面白いけど。
  • 武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新―
    幕末、加賀藩の猪山家は家計簿をつけていました。
    その家は代々、加賀藩の「御算用者」
    いわゆる経理を勤めており
    仕事柄というか性格というか
    私用の家計簿も実に細かい!
    ところが当時の生活を調べるのに
    これほど適した資料は他にありません。
    武家社会の出と入りの実態もさることながら、
    この家計簿と猪山家の...続きを読む
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで
    軽い読み物として楽しめた。家康のくだりなど磯田さんらしい独自の目線もよい。
    ただ、もともと新聞のコラムであり、暴く、とわざわざ大袈裟なタイトルにしなくてもよいのにね、と感じた。
  • 日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで
    新聞や各種雑誌に掲載されたコラムを集めたもの。小ネタ集的なものでサクッと読める。それなりに面白い。中でも『我々は本が作った国に生きている』はほうと納得してしまった。
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで
    新聞で紹介されていたので読んでみた。歴史の深い部分を掘り下げられており、興味深く読めたがどのエピソードも頭に残っておらず、読んでいてあまり衝撃的な内容は無かったんだと、改めて感じた。
  • 歴史の愉しみ方 忍者・合戦・幕末史に学ぶ
    3月に靖国神社を参拝して、日本史をもっと勉強したいと思い、その帰り道に書店で手に取った本。想像以上にマニアック過ぎて、若干引き気味にはなりましたが、所々興味深い内容があって、最後まで読み終えることが出来ました❗個人的には、戦国時代と明治維新時代の話しをもっと色々知りたいと思うようになりました。
  • 徳川家康 弱者の戦略
    大河ドラマから徳川家康興味がわき、この本を読んだ。よくNHKで拝見する磯田先生、分かりやすく、勉強になりました。「人の振り見て我が振り直せ」こそ家康がリーダーに登り詰めた秘訣ではないかと感じた。