磯田道史のレビュー一覧

  • 歴史の愉しみ方 忍者・合戦・幕末史に学ぶ

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    先達たちから学ぼうとする磯田氏の狂気じみた知的好奇心から成る一冊。
    歴史学とは、私生活におけるささやかなことに疑問を浮かべ、過去を知ろうとする学者たちの存在の上に成り立つ学問だと主張してくる。

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    2023年04月16日
  • 「司馬遼太郎」で学ぶ日本史

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    何となく知っていて、頭のなかで整理したかったことが、明瞭に分かりやすく書いてあり、とても良かった。何で敗戦へと突き進んでいったのか、何を学ぶべきか良く理解できる。

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    2020年09月26日
  • オランダ商館長が見た 江戸の災害

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     オランダ商館長や関係者など当時の滞在外国人が残した日本の災害が記されています。この本での”江戸”は、江戸時代と考えるのが良いでしょう。大火、地震、火山災害と主な災害について書かれていて、彼らの在任期間にほぼ全ての災害が網羅されている印象がありそれは改めて日本が災害大国であることを強く感じさせます。
     翻訳者の名がないのを訝しんでいたのですが、著者が日本語で書いたようです。歴史は単国では存在しないのですから多国語が操れることは良いことだと思いました。

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    2020年09月13日
  • 龍馬史

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    『英雄たちの選択』で司会をしている磯田道史さんの著作。
    前半は坂本龍馬の思想形成や実際に行ったことが書かれていて、後半は龍馬暗殺の実行者、黒幕を資料をもとに丁寧に解き明かしていて興味深く読めました。

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    2020年09月10日
  • 天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災

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    教科書や時代劇等では知ることができなかった日本の天災史。
    先人達が子孫のために残してくれた貴重な資料と教訓をしっかりと伝承していきたい
    災害が一気に身近なものになった気がする

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    2020年09月04日
  • 日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで

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    「武士の家計簿」の原作者で知られる磯田氏の
    著書です。

    古文書を読み解いて歴史に埋もれた真実を描き
    出します。

    戦国時代から幕末、そして現代までの災害により
    隠された歴史を非常によくわかりやすく語ります。

    歴史好きでなくても、「こんな見方があったの
    か」と楽しく読める一冊です。

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    2020年09月02日
  • 日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで

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    磯田先生の本は、読みやすい。
    素人にもわかりやすい古文書解き。
    膨大な資料と熱い研究の賜物を、
    やすやすと味わえるのは、申し訳ない気がする。
    人柄の良さがにじみ出ている気がする。

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    2020年07月28日
  • オランダ商館長が見た 江戸の災害

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    江戸時代、鎖国下の日本。オランダ商館長が残した日本の災害の記録。国内資料とは異なる冷静な事実の記載は貴重な一次資料。

    鎖国下の日本で交易を続けられたオランダ。商館長が残した日記。それは奇しくも災害大国日本の記録でもある。

    たまたま江戸参府に際し、明暦の大火に遭遇し江戸の街を逃げ惑った記録。元禄地震で大きな被害を受けた小田原ほか東海道沿いの被害地域。長崎からも近い島原での「島原大変肥後迷惑」など。

    母国オランダに比べ地震も多く火災も多かった日本。被害の状況と共に災害慣れしてすぐに復興に向けて動き出す人々。

    後世の創作や解釈の余地のない貴重な記録である。

    現在の日本人には分かりづらい、江

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    2020年06月21日
  • 素顔の西郷隆盛(新潮新書)

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    質素倹約・自己犠牲をいとわない、他者を自己と同一化する優しさと、調査・分析を怠らない冷徹さを持った革命家の一生を描いたノンフィクション。

    司馬遼太郎「翔ぶが如く」やNHK大河で終わっていた革命家としての西郷隆盛を深掘りしてくれた作品。

    家族にとって困った長男坊という著者の指摘には苦笑いしかできないぐらいその通りだと思う。

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    2020年05月21日
  • 「司馬遼太郎」で学ぶ日本史

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    新書はほとんど読んだことがない。学生時代に仕方なく課題として読んだぐらいで。実は「司馬遼太郎」さんの本も未読。少し恥ずかしいなと思い、「いざ!」読む前に初心者の心構えが知りたくて読んでみた。読みやすくて、わかりやすくて、作品と歴史の関わりも知ることができ、司馬遼太郎さんの考え方も少し知ることができ、読んでよかった。

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    2020年05月18日
  • 日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで

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    名言
    •人間の品格はやせ我慢に宿る
    •日本という島国が世界の人口、軍事、経済ピークはもう過ぎた。小国化しても良質の「価値」を保つ国のあり方を研究すべき
    •歴史は「生き延びるための知恵」の宝庫だ


    他の方のコメントにあるように、
    3ページ程度のエッセーが詰まったような書籍なので、通勤電車の中…コロナ禍にあってはその響きすら懐かしい感じであるが…でも読めるのがいいですね。元々新聞のコラムだったようですので。
    もちろんコロナ禍で自宅ゴロゴロ、在宅勤務のふと休憩時間にも。

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    2020年05月09日
  • 日本史の探偵手帳

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    磯田氏が2003年から2015年までに文芸春秋などの雑誌に書いたももの21編をまとめたもの。
    内容別に
    「中世の武士と近世の武士の違い」
    「歴史を動かす英才教育」
    「古文書を旅する」
    「歴史を読む」に分かれている。

    中世の武士は家臣団といっても寄せ集め、主人が不利とみるや逃げ出すが、織田信長あたりから戦の最後まで主人に付き添っている形になった。また現代のものの考え方のルーツも鎌倉とかまでは遡らず、江戸時代で、それは織田・豊臣・徳川の美濃・尾張・三河の濃尾平野で作られた、と考えていいいという。

    教育が成果を出すには3代かかる。
    なぜ太平洋戦争で軍部は独走したが、それは教育システムのせいだとい

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    2020年04月27日
  • 天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災

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    日本史上の史料に残る地震、噴火、台風被害、津波などを考察。

    なによりも興味深いのは、著者の母が津波からの生存者であったこと。たまたま四国に里帰りしていた幼い母は津波を避難して山の階段を上っていたが家人とはぐれてしまう。が翌日無事を確かめられた。それゆえ磯田氏地震も津波にはひとしを興味を持っているという。

    森繁久彌が遭遇した大津波の記事もおもしろい。


    2014.11.21出版
    2019.2.27購入

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    2020年04月20日
  • 歴史の愉しみ方 忍者・合戦・幕末史に学ぶ

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    ■軽いタッチの歴史ものを読みたくて購入。
    ■題名の通り、著者の磯田道史氏が本当に日本史が好きなんだなあと感じさせる本。
    ■第4章震災の歴史に学ぶ、第5章戦国の声を聞くが特に面白かった。

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    2020年04月14日
  • オランダ商館長が見た 江戸の災害

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    このような本をつい手に取ってしまうのも、パンデミックと災害に、非日常という点で一脈通じるところがあるからだろう。

    ワーヘナールによる明暦の大火の記録はまさにパニック映画さながら。江戸で大火事に巻き込まれるオランダ人一行だなんて本当に絵になるのではないか。そこまで直接的に災害に巻き込まれた商館長は他にはいないものの、頻発する余震の描写など東日本大震災後の日々を思い出させる。

    江戸の町が焼けても焼けても懲りずに瞬く間に再建される様子も。日本人の災害に対する一種の無常観は、同時代のオランダ人から見てもなにか特異なものに見えたようだ。

    オランダ人(この本の著者はベルギーの方ですが)と江戸の災害と

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    2020年04月09日
  • 「司馬遼太郎」で学ぶ日本史

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    ネタバレ

    「なぜ昭和の戦争で陸軍が暴走したのか」というテーマのもと司馬遼太郎が作品を書いていたことを説明し、その作品を紹介する形で日本人がたどってきた歴史を振り返り、今後私たちが同じ誤ちを繰り返さないように何をすべきか、本書の最後に司馬遼太郎の言葉を引用して締めている。
    それはずばり共感性と自己の確立。
    本書で紹介されている司馬遼太郎作品を読んでみようと思った。

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    2020年03月03日
  • カラー版 江戸の家計簿

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  江戸時代の収入①武士篇
    第2章  江戸時代の収入②農民・町人篇
    第3章  江戸時代の物価①食品篇
    第4章  江戸時代の物価②料理・嗜好品・雑貨篇
    第5章  江戸時代の文化と経済

    <内容>
    2017年に宝島新書から出た『江戸の家計簿』を加筆、修正の上、全面カラー化したもの。分かりやすいし、授業などでいろいろな話をするときの参考になる。磯田先生の本なので、信頼できるし…。

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    2020年02月26日
  • 日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで

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    古文書を入口に、歴史の面白さに綴られたエッセイ本。

    古文書を読むことの面白さ、歴史の面白さをいかに次世代へとつなげるのか、そして、磯田道史さんの幅広い人脈などを、本書で知ることが出来ます。

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    2020年02月23日
  • 無私の日本人

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    中編「穀田屋十三郎」「中根東里」「大田垣蓮月」の3作品所収

    「穀田屋十三郎」は最近、映画「殿、利息でござる!」になっている

    この中編も感動したけれども、「中根東里」に強く惹かれた

    中根東里
    天才詩人と言われていても(当時、江戸時代は漢詩であるが)後世に名を知られず
    作品がほとんど遺されていず、生涯もあまりわかっていない人らしい

    作者の磯田さん「じゃあ、どうやって調べて、書くのか?」
    という疑問がわくが、文学研究者で社会経済史的な史料を読みこなす術にたけた方

    『武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新』
    と、これも映画でブレイク「武士の家計簿」の原作者でもあり

    司馬遼太郎さんの

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    2020年02月14日
  • 「司馬遼太郎」で学ぶ日本史

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    発売当初、書評欄で紹介されてから気になっていた本で、書店でいったい何回手に取っては棚に戻すを繰り返したことか。
    日本史を題材にした小説を読みたいと思い、司馬遼太郎作品は、「竜馬が行く!」のほかは挫折の連続。小説の途中で、司馬氏の説明、独演が挟み込まれるのに抵抗有り。本当に魅力的な作品を知りたくて、尚且つ、司馬歴史観満載の日本史をひも解く作品として読むならば、という心構えを教えてくれる本として手にとった。

    結果、読みたい本として挙がってきたのは、「花神」「峠」。

    こうやって誰かに解説を加えてもらうと興味が勢いづいて、本を読もうという気持ちが倍増するから不思議。

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    2020年02月11日