無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2023年08月06日
司馬遼太郎の思考をその著作から読み解いた本。
司馬遼太郎の著作を通して、日本の歴史・日本人の特性を知り、今後の日本について考えられる良著。
なぜ司馬遼太郎さんの著作は多くの人々を惹きつけ、考えさせるのかが理解できる。
印象に残ったキーワード
・着眼大局、着手小局
・格調高い精神にささえられたリアリ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月05日
司馬さん自身が戦争体験者ということもあり、なぜ日本は戦争に向かっていったのかということを問い続けつつ作品を発表して行ったと述べておられる。
司馬作品を紹介しつつ、司馬さんの心情も解析している。それで著者自身が歴史学者であるゆえに戦国時代からの日本の歴史の流れも分かりやすい文章で綴っている上に、過去の...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月13日
私たち世代は(おそらく)日教組の教職員から中学高校と「日本はダメな国」史観を叩き込まれた。昭和天皇を終始「テンちゃん」と呼ぶ教諭までいた。
長じて、司馬遼太郎の著作に接し「日本も捨てたものじゃないな」と、考えを改めた。
幕末から明治に至る日本史は、世界史の中でも希有にして奇跡的な歩みだろう。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月17日
司馬遼太郎の作品は戦後の復興期から日本人の心を捉えて離さず、彼の作品により脚光が集まった歴史上の人物も多数存在する。
その一方で、司馬史観と呼ばれる、彼特有の歴史の捉え方は、彼の作品の影響力の大きさから、誤った事実を普及しているとして、否定的に捉えられることも多かった。
その司馬史観について、歴...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。