日本で起きた、地震、津波、噴火、台風、洪水、土砂災害、感染症、の歴史を知る。
未来の予測はできないが、起これば戦争よりも多くの死者が出てしまう自然災害。
1855年の安政江戸地震で浅草、本所・深川あたりは多くの家屋が崩れた。
1923年の関東大震災では、10万人以上の死者を出したが、墨田区だけで火
...続きを読む事で4万人近くが死んでいる。
その20年後は、戦争で空爆を受け再度ひどい目に遭っている。
私の住まいの近辺は迷路のような狭い道だらけだが、両国・錦糸町、本所・深川の辺りは東西南北きれいに区画整理された街並みになっている。
この碁盤のように修復された道は、かつて地震と戦争でボロボロにされたことを物語っている。
今年の夏もコロナの猛威に加え豪雨と熱波に襲われている。
墨田区は全域が海抜0メートル地帯で、自宅の近所には海抜-0.6メートルなんて看板もある。
荒川の決壊か、かつて経験したことのない大雨に遭うと一帯が水浸しになるだろう。
東京に住んでいて怖いのは、
・東京直下型地震でのインフラ麻痺、建物の倒壊、火事、東京湾の津波・高潮
・富士山噴火の火山灰によるインフラ麻痺(特に水)、各種機械の故障
・(これは私だけかも知れないが)浜岡原発の事故による放射能汚染
南海トラフ地震が発生すると大阪でも4mの津波に襲われる可能性があるらしい。
そうなると大阪駅や新大阪駅あたりまで津波が到達する。
南海トラフ地震による東京への直接被害に関してはわからなかった。
東海道の交通マヒによる影響が大きいようだ。
本書では、熱波・干ばつと寒波・大雪については触れられていなかった。
台風による高潮、洪水、強風。
ゲリラ豪雨、線状降水帯、竜巻、落雷。
土砂災害、土石流、地滑り、崖崩れ。
年々狂暴化しているこれらの災害に要注意ですね。
我が家は防災グッズはいろいろ揃えているが、最近は確認と見直しをしていない。
非常用トイレと紙おむつは買い足しておいた方がいいかも。
戦争なんかしている場合ではないよ。