天童荒太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
亡くなった人を「悼む」旅を続けている青年に関わった人達の視点の物語
詳細な感想は下巻でまとめて
以下、公式のあらすじ
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不慮の死を遂げた人々を“悼む"ため、全国を放浪する坂築静人。静人の行為に疑問を抱き、彼の身辺を調べ始める雑誌記者・蒔野。末期がんに冒された静人の母・巡子。そして、自らが手にかけた夫の亡霊に取りつかれた女・倖世。静人と彼を巡る人々が織りなす生と死、愛と僧しみ、罪と許しのドラマ。第140回直木賞受賞作。
"「この方は生前、誰を愛し、誰に愛されたでしょうか?どんなことで感謝されたことがあったでしょうか?」ーー事件や事故 -
Posted by ブクログ
昭和四十一年。終戦に貢献した英雄がいたことで「平和村」と改名されることになった尽忠村に、新人女優の華井乃愛が帰省する。映画の宣伝も兼ねたそのイベントだったが、謎の脅迫状に始まり次々起こる不穏な事件。この村で何が起こっているのか。レトロな雰囲気たっぷりのミステリです。
訳ありな村で起こる殺人、というあらすじだけを取り出してみればおどろおどろしい印象しかありませんが。探偵役の鯨庭がなんともほっこりとした良いキャラで、そのせいかあまり殺伐とした雰囲気は感じません。当時の時代情勢や風俗も事細かに注釈されていて、どっぷりと雰囲気に浸れました。これはシリーズ化するのなら、かなり楽しみです。
とはいえ、事件 -
Posted by ブクログ
タイトルは前から知っていたが『傷を愛せるか』で触れられていて、興味を引かれて読んだ。人生の中で傷ついた経験をした場所に包帯を巻く活動をする「包帯クラブ」を結成した高校生たちの物語。もう20年近くも前の出版ですが、「傷」や「ケア」への関心が高まる中で改めて読まれるべき作品ですね。傷ついていたこと、そこに傷があることを認めてもらうこと受け止めてもらうこと、たったそれだけのことが持つ意味は時に意外な程大きい、というか人に寄り添うケアの本質はそのたったそれだけのことしかできないということへの認識が重要なのかもしれない。
高校生当時を振り返る報告書、という体で語りが始まり、章と章の間に大人になった現在の -
Posted by ブクログ
はじめまして…天童荒太さん!
1997年の作品
主要な登場人物は三人。
深夜のコンビニでアルバイトをしながら
音楽の道に進んでいる 《オレ》
コンビニ連続強盗事件を担当しながら
若い女の子ばかりを狙った…
猟奇連続殺人事件を密かに追っている
女性警察官の… 《わたし》
そして猟奇連続殺人事件の犯人 《彼》
…と、区別しているんだけど
結構短い間隔で
画面がそれぞれ3人の視点で切り替わる
手法を使っています。
それぞれの描写がじつに丁寧に描かれていて
その光景を覗いてるみたい…
だから余計に…猟奇殺人の描写が凄かった。
本当に『あまちゃん』だわ ಠ_ಠ
これからも怖いの -
Posted by ブクログ
ネタバレ馬見原がずっと追っている、子どもが両親を殺して自殺するという複数の事件。
彼はそれを、家族以外の他者がそう装った連続殺人事件ではないかと疑っている。
しかし、四部を読み終わった時点でも、犯人らしいものの姿は見えない。
いや一人、実行可能な人物(複数の可能性も?)が出ては来たのだが…。
全くの善人かと思いきや、相手がいない時の見下し方がえげつなくて、ちょっと引いたわ。
馬見原が部下に調査させている、小動物を殺して他人の庭先に放り込むという、これまた連続事件も、容疑者が浮かび上がってこない。
油井に凌辱される綾女。
佐和子を置いて綾女のもとに走る馬見原。
おいていかれた佐和子の精神状態。
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Posted by ブクログ
ネタバレ主要な人物たちの状況に大きな変化はない。
ただ、游子は児童福祉の仕事に行き詰まり、両親も彼女の大きな負担となっている。
そしてさらに近所に住む祖父までが…?
馬見原はいったい何をしているのか。
家族に対しても、職場に対しても、自分の理屈だけをごり押ししているだけのように見える。
そして、目こぼしをする条件で暴力団から金をまきあげる。
多分彼の中では、自分のために使うわけではなく、綾女と研二を守るためのお金だと整理されているのだろうけれど、バレたときに家族が負うショックについては、まったっく考慮していない。
昔は腕利きの刑事だったのかもしれないけれど、視野が狭くて独断的で、今となっては敏腕とは