天童荒太のレビュー一覧

  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    このサイコパスは誰だ…それぞれが悩みや壁にぶつかりながらもがく二巻目。事件は刻々と進んでいく。天童荒太、人を引き込む魅力はどこにあるんだ…?

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    2017年02月02日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    大好きな天童荒太!長編に胸踊る!物々しい始まりにドキドキする。家族に対するどんなメッセージを受け取れるのだろう。巣藤、馬見原、氷崎の三人が、どう絡まるのか。

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    2017年01月31日
  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    どこか問題を抱えた家族を、複数のパターンで描きながら、それぞれが微妙に絡まりあって、影響し合って、進んでいく物語。今のところ、殺人現場の残虐さにはゾッとさせられるものの、それ以外の展開がそれほど斬新なものではないせいもあり、そこそこの印象。犯人像が浮かび上がってくるにつれ、興味深い展開になってくることを期待。

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    2017年01月10日
  • 悼む人 上

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    死者のことを心に刻む。生きている限り覚えているように努める。ひたすらそれだけを続ける旅に明け暮れる青年。その人が誰を愛し、愛され、何をして人に感謝されたことがあったかを問い、その死者が確かに存在していたことをただ覚えておく。
    不思議な物語。このあとどのように話が展開していくのか、想像がつかない。

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    2017年01月03日
  • 孤独の歌声

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    根源的な人間の孤独を見つめる三者三様のあり方が,いろいろな形で関わってくる.コンビニ店員の潤平の孤独の形が,第二走者の不在に起因することが,本当に痛ましく感じられた.最後の女刑事との孤独のふれあいが響き合って,新しい音楽が奏でられる予感で清々しい読後感となった.

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    2016年11月19日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    フィクションを読み慣れた私でも、登場人物達の崩壊した家庭に、1巻目で挫折しそうになった。どんな幸せな家庭でも起きうると不安にさせるぐらいの迫力であった。

    思春期の葛藤、親の心情、貧困、アルコール依存症、虐待など、作者が徹底的に家庭の不安定さを訴える。家族を持つ読者に、激しく動揺を与えるであろう推理小説。

    ラストの女子高生の改心は、納得できなかったが、間違いなく他人にオススメできる作品。

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    2016年11月04日
  • 孤独の歌声

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    天童氏の初期の作品というが、圧倒的な迫力がある。人の奥底に潜む全き孤独は、時として負の部分と結びついてしまう。そこから浮き上がるためには浸みとおってくる人の優しさが必要なのだ。誰もが孤独であり、誰もが優しさを持っているのだから。

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    2016年08月03日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    少し前にドラマになっていましたね。

    テレビをつけたらやっていて、その時チラッと眺める程度でしたが、松雪泰子さんが出ていて、なんか痛々しい役だな、と思ったのを覚えています。

    主に氷崎、巣藤、馬見原の3人が順番に出てくる感じですが、3人とも危うくてハラハラします。
    特に馬見原。
    本人も家族も、薄い氷の上に立ってるようで落ち着かないよ、読んでるこっちは!!

    もうすぐ読み終わるな、と思ったら唐突にあとがきが出てきて驚きました。
    前に出た「家族狩り」とはずいぶん違うんだとか。
    その前を読んでなかったので、そんなこと全然知りませんでした。
    単行本と文庫で内容が変わる、なんてことあるんだなあ。
    加筆と

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    2016年02月20日
  • 悼む人 上

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    何と表現するのか分からないが、作家はこの本をどういう意図で書いたのだろう。
    自身の過去の経験から死者のことを覚える旅を続けるという、意味の分からない話。
    色々な死に纏わる話を扱うので、それが目的なのかも知れない。
    ともあれ、下巻に続く。

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    2016年02月10日
  • まだ遠い光―家族狩り 第五部―(新潮文庫)

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    駒田に刺され、怪我を負った遊子。遊子からのメールを見て駆けつけた浚介のおかげで、一命を取り留める。そんな2人は、次第に距離を縮め、お互いを求めるようになる。
    山賀と大野は、静かにでも確実に儀式を進めていた。
    また、綾女と研司のことで、揉めてきた油井と馬見原。2人の決着は着くのか…。
    ついに完結!

    改めて家族のあり方や、世の中の問題、世界の問題を考えさせられる本でした。
    この本に登場する人物は、家族というものに悩みを抱えた人がほとんどで、どの人物も不器用で、だからこそ、伝わるものがありました。
    もともとドラマを観てから、この本を読み始めましたが、ストーリーをわかっていても十分ずっしりくるものが

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    2015年12月28日
  • 巡礼者たち―家族狩り 第四部―(新潮文庫)

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    大野甲太郎と山賀葉子に疑いを向け、彼らの過去について調べようと、馬見原は、妻佐和子と四国へ向かう。
    休暇を取ったのも、その捜査のためだった。
    馬見原が彼らについて調べる一方、佐和子は巡礼を続ける人たちの姿と行いに心を動かされていた。
    東京では、椎村はペット殺しの犯人を突き止めるべく奔走する。また、遊子は駒田との間に、さらに亀裂が入ろうとしていた。

    場面がコロコロ変わるので、飽きずに読みやすい。
    いよいよ次は5巻…どんな展開を迎えるのか楽しみ。

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    2015年12月28日
  • 贈られた手―家族狩り 第三部―(新潮文庫)

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    浚介は、かつての教え子と再会し、自分がピエロと呼ばれていたことを知る。事件と向き合うことから逃げていた彼だったが、変化が訪れる。
    馬見原は、綾女と研司を守ろうとしているが、肝心の自分の家族とは壁があった。
    だんだんと核心に触れていく…

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    2015年12月26日
  • まだ遠い光―家族狩り 第五部―(新潮文庫)

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    長い話の先は、多少の心残りがあった。
    ただ、児童虐待や家庭内暴力には簡単な終わりはなく、そしてまた誰もが踏み込み解決出来るものでもない。
    でも今の世の中に溢れ、悲劇を生んでいる現実がある。
    長編であったこともあり、とても心に深く刻み込まれる話だった。

    2015.3.2

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    2015年03月02日
  • 巡礼者たち―家族狩り 第四部―(新潮文庫)

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    数件続けて起こった子供の親殺し事件に納得がいかない刑事が独自に動く。
    そこからまた何かの線が繋がっていく。
    見た目にはわからない家族の確執も過去も、それにはきっと理由がある。
    読みながら身近な人達の顔を思い浮かべてしまう。

    2015.2.28

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    2015年02月28日
  • 贈られた手―家族狩り 第三部―(新潮文庫)

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    残酷な事件が続く中、必死で犯人の姿を捕らえようとする刑事。
    みんなそれぞれの想いを持ちながら、自分の家族にはうまく接することが出来なかったりする。
    人はどこかできっと繋がっている。そして、立ち直る術は必ずある。
    不穏な中、希望も見えてくる。

    2015.2.26

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    2015年02月26日
  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    生きるということ、何をもって幸せと呼ぶのか。
    紛争地とこの国を比べ、それに対してどうしたらいいのか誰も教えてくれないと苛立つ少女。
    不登校や家庭内暴力に走る、心に闇を持つ子供たち。
    親と子供の関係の危うさや脆さを感じずにはいられない。

    2015.2.23

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    2015年02月23日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    家族…当たり前に平凡に見えても、端からはわからない事情が個々にあり、それが崩れた時に何かが起こる。
    いくつかの家族とそれを繋ごうとする人間がいる。
    第一部の幕開けだが、壮絶なスタートとなった。

    2015.2.22

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    2015年02月22日
  • まだ遠い光―家族狩り 第五部―(新潮文庫)

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    題名が重く、なかなか手が伸びなかったが、読み始めたら5巻一気に読めた。大まかなストーリーはテレビドラマで知っていたが、原作はその何倍も内容が濃く、読み応えあり。家族のあり方、自分を取り巻く社会について、考えさせられるシリーズだった。

    登場人物は家族に悩みを抱え、心を痛めている人ばかり。不器用で、格好良くなく、だからこそ親近感を覚えるし、共感できる。天童荒太はこの国の端っこにいる弱い人たちの痛み、どうにもならないもどかしさを表現するのがうまい。今でも、どこかしらで起きている紛争、大義の前で肉親を奪われたり、住むところを追われたりする一般市民、亡くなってもすぐに忘れ去られる人々…「悼む人」は、「

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    2015年02月13日
  • 静人日記 悼む人II

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    本編自体は新刊当初に読んで、ボロボロ泣きながらでした。そんな中で、ところどころでほっこりさせてくれた静人のお母さんが日記には全然出て来なかった。そこはちょっと残念。でも思いのほか重過ぎず、サクサク読み切りました。映画も観なくては!

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    2015年02月10日
  • まだ遠い光―家族狩り 第五部―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    1冊目は「家族狩り」といタイトルに惹かれて手に取りました。全5冊と知らず読んだのもあり、よくわからないまま終わってしまって、2冊目を読むまでに間があいてしまい、2冊目から5冊目をまとめて買いました。
    2冊目からは面白く段々とストーリーと登場人物の気持ちに興味を抱くように。
    5冊目は最後なので、読み終わるのがもったいない気持ちになりました。
    一連の一家心中が家族狩りというなの他殺事件に変わっていきます。
    家族狩りをしていた犯人は意外な人物で、その真意もまた意外なものでした。
    登場人物がそれぞれ気持ちを入れ替えて生きて行きます。
    家族とは、本当の愛とは、考えさせられるものもあり、家族とは当たり前に

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    2014年11月03日