天童荒太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少し前にドラマになっていましたね。
テレビをつけたらやっていて、その時チラッと眺める程度でしたが、松雪泰子さんが出ていて、なんか痛々しい役だな、と思ったのを覚えています。
主に氷崎、巣藤、馬見原の3人が順番に出てくる感じですが、3人とも危うくてハラハラします。
特に馬見原。
本人も家族も、薄い氷の上に立ってるようで落ち着かないよ、読んでるこっちは!!
もうすぐ読み終わるな、と思ったら唐突にあとがきが出てきて驚きました。
前に出た「家族狩り」とはずいぶん違うんだとか。
その前を読んでなかったので、そんなこと全然知りませんでした。
単行本と文庫で内容が変わる、なんてことあるんだなあ。
加筆と -
Posted by ブクログ
駒田に刺され、怪我を負った遊子。遊子からのメールを見て駆けつけた浚介のおかげで、一命を取り留める。そんな2人は、次第に距離を縮め、お互いを求めるようになる。
山賀と大野は、静かにでも確実に儀式を進めていた。
また、綾女と研司のことで、揉めてきた油井と馬見原。2人の決着は着くのか…。
ついに完結!
改めて家族のあり方や、世の中の問題、世界の問題を考えさせられる本でした。
この本に登場する人物は、家族というものに悩みを抱えた人がほとんどで、どの人物も不器用で、だからこそ、伝わるものがありました。
もともとドラマを観てから、この本を読み始めましたが、ストーリーをわかっていても十分ずっしりくるものが -
Posted by ブクログ
題名が重く、なかなか手が伸びなかったが、読み始めたら5巻一気に読めた。大まかなストーリーはテレビドラマで知っていたが、原作はその何倍も内容が濃く、読み応えあり。家族のあり方、自分を取り巻く社会について、考えさせられるシリーズだった。
登場人物は家族に悩みを抱え、心を痛めている人ばかり。不器用で、格好良くなく、だからこそ親近感を覚えるし、共感できる。天童荒太はこの国の端っこにいる弱い人たちの痛み、どうにもならないもどかしさを表現するのがうまい。今でも、どこかしらで起きている紛争、大義の前で肉親を奪われたり、住むところを追われたりする一般市民、亡くなってもすぐに忘れ去られる人々…「悼む人」は、「 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1冊目は「家族狩り」といタイトルに惹かれて手に取りました。全5冊と知らず読んだのもあり、よくわからないまま終わってしまって、2冊目を読むまでに間があいてしまい、2冊目から5冊目をまとめて買いました。
2冊目からは面白く段々とストーリーと登場人物の気持ちに興味を抱くように。
5冊目は最後なので、読み終わるのがもったいない気持ちになりました。
一連の一家心中が家族狩りというなの他殺事件に変わっていきます。
家族狩りをしていた犯人は意外な人物で、その真意もまた意外なものでした。
登場人物がそれぞれ気持ちを入れ替えて生きて行きます。
家族とは、本当の愛とは、考えさせられるものもあり、家族とは当たり前に