有吉佐和子のレビュー一覧

  • 恍惚の人

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    毎日の楽しみだった。
    主人公は立派だったから楽しく読めた。
    本来ならそんな事を言ってはいけないのだが。

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    2025年09月15日
  • 女二人のニューギニア

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    元気をもらえる一冊。とても面白い。
    有吉佐和子さんの1ヶ月のニューギニア滞在記。

    あの時代に未開社会のニューギニアで研究していた畑中さんと畑中さんの元を訪れた有吉さんのパワフルさがとても心地よく、二人の会話や現地の人たちとの出来事にクスクス笑ってしまう。

    驚くことも沢山あり、新しい世界を少し知れたような気がした。

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    2025年09月14日
  • 有吉佐和子ベスト・エッセイ

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    有吉佐和子さんのエッセイをまとめたもの。
    有吉佐和子さんははじめましての方で、私の本友達から譲っていただいた本。
    自分からは知り合わなかった作家さんだと思う。

    読みやすく文体に文量であるが、時々ドキッとするワードが出てくる。これは調べなきゃとか、そっちも読みたい!となってしまう。
    中には笑ってしまうもの、共感して入り込み悲しみでいっぱいになるもの、文章の中にFX関数が仕掛けられているようなものもあった。

    訳者としても才能がある方のようでこのあとは訳者としての有吉佐和子さんを知りたいと思う。

    最後の方に出てくる、キリスト教の神父さんと「神について」会話したものは奥深いなぁと思った。オチもそ

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    2025年09月04日
  • 華岡青洲の妻

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    歴史は男性の歴史とはよくいったものだ。でも有吉佐和子さんの小説にかかれば、歴史が登場人物の墓の大きさ程度のもので、墓に入るまでが歴史であり、人の人生だとしみじみとわかる。

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    2025年09月03日
  • 夕陽ヵ丘三号館

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    私の母より少し上の話かな。子供も私より10くらい上かな?スマホとか出てこないだけで今と通じる話。有吉佐和子ってすごいなぁ。たつき諒並にすごいな。

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    2025年08月02日
  • 女二人のニューギニア

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    1968年3月。有吉さんは十年来の親交がある同郷の文化人類学者 畑中幸子さんの
    「ニューギニアは、ほんまにええとこやで、あんたも来てみない?歓迎するわよ」
    という誘いに極めて軽い気持ちでのり彼女のフィールドワークの地 ニューギニアに行くことにした。

    その後 何度となくこの選択を後悔することになるとも知らずに…

    面白かった。いや面白いと言ってはいけないのかもしれない。きっと想像を絶する過酷さだったのだろう。
    それでも有吉さんの文章はやっぱり面白いし畑中さんの関西弁も笑える。

    今から57年も前の未開の地に現地の護衛つきとはいえ30代後半の女二人…。
    有吉さんもスゴイけれど本当にスゴイのは普段

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    2025年08月02日
  • 針女

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    描写が丁寧なので戦争を経験してなくても状況が目に浮かぶようだった。
    戦争は人を変えてしまうんだなぁ

    世津子さん好き

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    2025年07月12日
  • 香華

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    『青い壺』が話題になっているらしいけど、ちょっと有吉佐和子の中では落ちるんでは?と思っていた当方、本作を挙げる記事を見て多分初読。
    これは面白い、この手の大河的小説、最近ない気がする。しかも様々な事象の歴史的流れも垣間見えてエンタメ的に読むことも可能。
    でも本作、「生き方の自由」の希求がテーマな気がする。郁代の凄みは朋子を圧倒し続けていたんだと思われ。
    いやいや、読んだなぁ、と読後に久々に思った小説でした。

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    2025年06月20日
  • 夕陽ヵ丘三号館

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    団地妻の夫の上下関係に属する立ち位置や子どもの性へのとまどい、教育の事、高度経済成長が家事に反映する様、個性ある団地妻達の関わりや心理描写がとてもわかりやすく美しい日本語で執筆されていて眠りの前やイライラした時の私の心の鎮静剤になっております。有吉佐和子さんて本当に素敵。お会いしてみたかったなあ。

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    2025年06月05日
  • 新装版 和宮様御留

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    TVドラマ化されたものはずっと昔にちらっと見た記憶がある。フキの役を大竹しのぶが演じていた。

    NHKの「100分de名著」に影響されて「青い壺」「恍惚の人」に続いて読む有吉佐和子作品。

    最初は公家言葉に不慣れなためと章ごとに視点が変わるので読み進めるのに時間がかっかたが、途中からは面白さに一気に読み進んだ。

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    2025年05月29日
  • 華岡青洲の妻

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    凄まじい献身物語、おぞましい嫁姑 男のエゴ
    世界初、全身麻酔による乳がん手術成功者

    通仙散(麻酔剤)成就

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    2025年05月07日
  • 悪女について

    匿名

    購入済み

    ものすごく頭の良い女性なんだとは思いますが、彼女の行動は不思議でした。同時進行で色んな事をできて、相手によって自分を使い分けて、すごく魅力的なんだから、もっと幸せになれたのにと、思わずにはいられません。結局は不器用な人なのかな?とも思ったりもしました。彼女の本当の心を知りたかった。

    #ドロドロ #怖い

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    2025年05月03日
  • 夕陽ヵ丘三号館

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    有吉佐和子さんの作品はいつも色褪せないと感じる。昭和の一流商社の社宅。きっと綿密な取材をされての上梓だと思う。夫の浩一郎が音子に、ら抜き言葉を注意しているところ等も面白く読んだ。

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    2025年05月01日
  • 有吉佐和子ベスト・エッセイ

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    お母さんに勧められた有吉佐和子先生。
    記念すべき初読書がこのエッセイ。
    たくさん読まなきゃいけない本があった。
    それらを読んでからまたこの本を読んだら一段と面白いだろう。
    低音も高音も兼ね備えた豊かなシンフォニイでありたいという文は現代に残る名言だろう。
    私もそんな生き方で自分を肯定していきたい。

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    2025年05月20日
  • 華岡青洲の妻

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    約200年前に麻酔剤を作り、それを使って乳癌手術を日本人がしていたなんて意外、と思った。
    でもこの本の主題はそこにはなく、それを支えた妻と母、そしてその家族。今では考えられないほどの封建的な考えがあったことに驚かされる。

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    2025年04月21日
  • 悪女について

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    夢中で読んだ。
    多くの人が語る富小路公子は、まるで印象が違う。豊かなものを利用して、そうでないものにはとにかく親切で。たくさんの愛を振り撒き純粋なようで狡猾。誰しも多面性があるものだから、きっとすべてキミコなのだろう。
    ただ、最後の1人(あえてそう書く)の言葉が、1番本人の内面に近いのではないか、と私は思った。

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    2026年03月05日
  • 華岡青洲の妻

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    第6回女流文学賞
    第2回新風賞

    江戸時代末期に世界初の全身麻酔による外科手術を成功させた華岡青洲。
    本書はそれを側で支えた嫁姑の静かな熱き戦いの話。
    全身麻酔という医療技術を得るためには努力だけでなく、知られざる犠牲があったことにぞっとした。
    麻酔がない時代では、癌に気付いても手術ができずただ経過を待つだけで、本人も家族もどんなに辛い思いで過ごしたのかと想像するだけで辛い。
    麻酔の偉大さを思い知った。
    嫁と姑の緊張感のあるやりとりや、醜く揺れてしまう心情がひしひしと伝わってきて、とてもおもしろかった。

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    2025年03月28日
  • 複合汚染

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    これは小説なのかはたまたノンフィクションなのか。多分ノンフィクションに近い小説という表現が1番近いのだろうけど、色々考えさせられる内容だった。政府が舵取りをいかに誤ったか、いかに海外諸国に比べ日本が汚染物質を見境なく使用、排出し、自然を破壊してきたか。そして、いかに私達の胃に入る食べ物が、汚染されたものか…。
    田んぼに飛び込み溺死する蛙の話には戦慄した。

    普段から有機栽培や自然農法など、オーガニックなものをなるべく摂るよう気をつけて入るが、一層口に入れるものには注意しなければと感じた。政府が全く当てにならないのはこの時代も今も変わっていない。自分で調べ、考え、自分の身を守らなければ。

    そし

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    2025年03月02日
  • 華岡青洲の妻

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    華岡流医術の生みの親としてその名を馳せる華岡青洲の妻、加恵のお話。

    加恵は天明2年、華岡家へ嫁ぐ。(21歳前後)
    京都へ遊学している夫に代わって迎え入れてくれたのが、青洲の母である於継(おつぎ)だった。

    於継は美人で賢く、何をしても髪の毛1本すら乱れない完璧な人だった。
    加恵はそんな於継を羨望の眼差しで見ていた。
    義娘である加恵に対しても、実の娘のように接してくれた。
    しかし、夫(於継の息子)の帰郷と同時に、於継の態度に陰りが出始める。

    青洲の愛を巡って、2人の間で繰り広げられる女の戦い。
    静かな軋轢は日を追うごとにエスカレートする。
    遂には体を張って…

    この時代に「嫁ぐ」というこ

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    2025年02月19日
  • 華岡青洲の妻

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    ネタバレ

    世界最初の全身麻酔による外科手術を成功させた華岡青洲。
    その成功の陰には進んで人体実験に身を捧げた母と妻の姿がありました。

    加恵は憧れの於継に息子の嫁にと望まれたことが嬉しくもあり誇らしかったのです。嫁と姑は本当の母娘のように仲良くやっていました。それが一変したのは京都へ遊学していた雲平(青洲)が帰ってきてから。加恵は於継の言動に含みを感じるようになり、華岡家での疎外感を味わうようになったのです。
    これといって激しい二人の対立があるのではなく、雲平を巡る物静かな戦いが繰り広げられました。

    青洲が麻酔について研究し実験していると知った於継は自分を実験に使ってくれと言い出します。いやいやお母さ

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    2025年03月12日