高見浩のレビュー一覧

  • 老人と海(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今更ながら読んだ。

    シンプルな文体で読みやすかった。
    老人と大魚の戦い、そして帰宅までの孤独な航海を描いていて迫力があった。
    しかし、私ではこれ以上は読み取れなかった。獲物をすべて失っても捨て鉢にならず、帰ることを考え続けた不屈の精神…ということなのだろうか…

    繰り返し読んでみたいと思った1冊。

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    2026年06月19日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    老人はカジキマグロとの勝負、勝ったのか?、負けたのか?
    金儲けという観点では失敗した。しかし、カジキマグロや周りの生き物、海、自然に敬意を持ち続けながら、自らも誇り高く全力で獲物、自然と戦う姿、老人の生き様に敬意を感じた。
    老人自身も負けたとは思っていないだろう。
    人生の「勝ち」ってなんなのだろうとも考えさせられた。
    勝ち方、気高い生き方って年齢により違ってくるのかもね。

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    2026年06月08日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あらすじ↓
    不運続きの老漁師サンチャゴが、全てを賭けて巨大なカジキマグロとの3日間に及ぶ壮絶な死闘を繰り広げ、帰途でサメと戦いながらも自身の誇りと不屈の精神を貫き通す物語。

    カジキマグロとの戦いにのめり込んでいきどんどん沖に出ていく焦りを感じた。
    死闘の末、ついに獲物を仕留めたものの、帰る途中サメに肉を食われていく虚しさがつらかった。
    獲物がサメによって跡形も無くなってしまい、老人の成果が誰にも認められない虚しい展開を恐れていたが、最終的に頭やガワだけは残っていたようで良かった。

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    2026年06月07日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    有名な著。ふと気になって読んだ。ストーリーなど何も情報を持たず読んだ。淡々と話は進み、読後なんとも言えない寂しさを感した。

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    2026年06月01日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    ネタバレ

    美しい寓話
    最初から最後までこれジジイ死ぬんじゃね?と思いながら読んでる
    カジキを仕留めるシーンめちゃかっこいい!
    でもかなりタフジジイ こんなん体も心もボロボロなったろうにきっとまた漁に出るんだろうな

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    2026年05月28日
  • 移動祝祭日

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    ヘミングウェイがパリで当時の妻と貧しいながらも執筆に励んでいたときのお話。一冊を通して、ヘミングウェイのパリでの生活が描かれていたものの、編ごとに独立したような構成になっていたので、入り込む難しさがあった。(あと登場人物多かった…)フィッツジェラルドが少し滑稽に描かれていたのは、やっぱりライバル心からだったのかな…こんなに関係が深かったとは知らなかったので面白かった。あとがきを読んで、亡くなる3ヶ月前に当時の妻にこの本を書き上げるために助けを求めていたと知り、最期に人生全体の自伝を書くのではなく、駆け出しの時代に思いを馳せていたことに、言いようのない切なさを感じた。

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    2026年05月22日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    この本は老人サンチアゴと海やそこに生きる生き物達を通して宗教、仕事、博愛、ヘミングウェイの人間性、色々な見え方のできる話のようです。
    この本を読んで見る際は、あなたも何か心当たりや共通しているようなことを当てはめて見てみると面白いかも知れませんね。

    あとがきも面白いので是非最後まで読んで見てください。

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    2026年05月17日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    すごく苦しいしょうせつだった。

    物語は最低限の進行で、ただその時間を追体験するかのように物語は進んでいく.

    老人は過去の煌めきや憧れを過去である、と認識して、自分の老いを実感しているが、それでも老人は若ききらめきを持っているのである。
    それは命のように変わらない煌めきであり、ライオンや、サバンナ、あるいは海といったそこに生きる我々と自然を慈しみ、それでいて我々は協働しているという煌めきである。

    しかし,老人は自分のことにある程度妥協をし,見切りをつけて-無くなった妻を思い馳せるほど-、生活をしている.

    しかし、海に出て、一人で孤独に戦い、焦燥し生活をしている中で自分の持つ強さや蓄えてき

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    2026年05月16日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    ネタバレ

    舞台はキューバのハバナ。(公用語はスペイン語)
    メキシコ湾。
    84日間もの不漁に見舞われたサンチャゴという老いた漁師の物語。

    漁はもちろん、スペイン語や野球の知識がなく、随時調べながら読んだ。

    サラオ- スペイン語で不幸のどん底(解説によると、直訳ではないそう)


    _人間は叩きつぶされることはあっても、負けやせん。
    _人間ってやつ、負けるようにはできちゃいない。


    老人の、海と、そこに生きるものたちへの敬愛が伝わってきた。
    老人の中で、海はスペイン語の女性形【ラ•マール】であったこと。

    52ページにある、つがいのカジキを賞賛するとともに憐れむシーンや、途中で出てくる鳥やイルカ、そして

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    2026年05月13日
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)

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    下巻になりようやく展開が出てきて面白くなる。レクターの捕縛に執念を燃やすメイスンとの対決も面白い。そしてなんと言っても物語の終幕、そんな展開になるか〜といった終わり方。このモヤモヤも含めてサスペンス。

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    2026年04月23日
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    上巻でレクター博士がいよいよ本作の敵役であるヴァージャーとの対決に向かうのがこの下巻になる。

    これまでのシリーズの中でレクター博士が読者の共感や魅力を集める要因の一つに、彼が抱える「理由(トラウマ)」の存在があるだろう。第二次大戦の戦時中、最愛の妹ミーシャを失ったという壮絶な過去は、彼が現在の怪物へと至る道程における一種の「免罪符」として機能しているのだ。

    一方で、彼と対峙するポール・クレンドラーやメイスン・ヴァージャーといった人物からは、本作においては同情の余地が一切排除されている。特にメイスン・ヴァージャーの邪悪さは、レクターと出会う以前から完成されており、そこには酌量すべき背景が見当

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    2026年03月25日
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ジョディ・フォスターが降板してしまったために残念な結果になってしまった映画版を見たということもあり、一度小説を読んでみようと思って手に取った。上下巻に分かれている本作は、上巻では前作の最後に脱獄に成功したハンニバル・レクターがフィレンツェで事件を起こした後にアメリカに戻ってくるまでが描かれる。

    先に映画を見ていることもあり、頭の中で映像と合わせながら作品を見ることができるという理由もあるが、翻訳ものとしてはかなり情景が日本人に優しいというか想像がしやすい作品となっていてスイスイと読んでいける。レクター博士が前作と比べてもよりやや人間らしいというか、クラリスに就寝なところがやや違和感があり、そ

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    2026年03月08日
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)

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    ようやっと読み終わった、、、、!
    元々外国の和訳を読むのが苦手(名前、地名、時代背景が分からない)なのと、上巻と比べて物語の描かれ方が違ったのに苦戦をした。上巻は主にクラリス視点で物語が進んでいたのに対して、下巻では一気に時が進んだのに加え、様々な人物の思惑や背景描写が描かれた群像のようになっていた。
    上巻ではレクター博士が狂気の象徴として描かれていたのが下巻ではレクター博士の人間としての過去などの肉付け、それにメイスン、グレンドラーなど非常に現実感のある人間の中のいやらしい悪がレクター博士とは別の路線で描かれて交差していた。

    最後まで進めば後は一気に読め終えた。面白い。

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    2026年02月23日
  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)

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    ドラマや映画は未視聴のままだけど気になってるので、とりあえず原作から。
    ハンニバル・レクター博士がやはり素晴らしい。主人公と面会するところなんかは、彼がどういう人物かあらかじめ聞いているので注意はするものの、会話がスムーズなので親しみやすく感じてしまう瞬間にはふと彼が殺人犯だったことを思い出して恐ろしくなる。

    その他の登場人物もキャラが立っているように思う。
    展開も面白かった。また読み返そう。

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    2026年02月22日
  • 河を渡って木立の中へ(新潮文庫)

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    本作はヘミングウェイの意気込みとは裏腹に発行当初から不評だったというが、確かにヘミングウェイにしては少し冗長的で、普段の力強さを感じなかった。
    でもそれは、常に力強く生きてきたヘミングウェイが、戦争を経てヴェネツィアで18歳の美しい娘(アドリアーナイヴァンチッチ)と出会い、肩肘を張らず本来の不器用だが繊細なヘミングウェイに束の間戻れたからではないだろうか。本作発表と同年に「老人と海」に取り掛かったそうだ。やっと肩の力を抜いて生きようとしたヘミングウェイだったが、本作が不評だったこともあり、「俺はまだまだいけるんだぞ」と渾身の力を込めて描いた傑作が「老人と海」だったのではないか、などといったヘミ

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    2026年02月14日
  • ホット・ゾーン エボラ・ウイルス制圧に命を懸けた人々

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    これは凄い本をよんでしまったなあ。
    エボラ出血熱についてのノンフィクションというけど、下手なホラー小説よりよっぽどこわい。
    症状が劇的で恐ろしすぎる。
    立ち向かって調査する人々に心から尊敬する。

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    2026年01月12日
  • 闇の奥(新潮文庫)

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    予想以上に読み易く面白かった。小説の形を取りながらも著者の実体験に基づくことを註釈が補強し、コンゴの大密林への冒険記としても楽しめる。130年前のリアルな密林や植民地支配の空気感が伝わる素晴らしい本でした。

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    2025年11月26日
  • 闇の奥(新潮文庫)

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    思ったより読みやすかった。アフリカの未開の地を航行したのが実体験に基づいていると知り驚いた。道理で。
    もう一回読みたい。

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    2025年11月13日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    トマスハリスの最新作。ハンニバルから離れた新たなヒロインの登場。相変わらずの猟奇性は持続しているがヒロインの爽快感が特徴か。この先も続きそうな作品。

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    2025年11月09日
  • ワシントン・ブラック

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    ブッカー賞最終候補の傑作歴史冒険ロマン。
    もう、すごかった!
    奴隷として過酷な日々を生きていた11歳の黒人少年ワッシュが、科学者ティッチと作った気球で島から抜け出し、北極を目指す。
    彼らの運命は…と、冒険小説であり、ワッシュの成長譚であり、自分自身を探す旅でもあるのだけど、奴隷制度の差別問題が終始根底にあって、ずっしり重め。
    人としての幸せとは…というのを、ずっと考えてしまう話だった。
    ドラマ化もされているみたいで、結末が違うみたいなので、そっちも気になる!

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    2025年10月26日