高見浩のレビュー一覧
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ネタバレ客観的な評価は星4.
個人的には大好きな本で星5
自分と同じように海を愛する人に読んでほしい。海という環境、人、それに対する愛、すべてを感じられて心地良い本。
老人のプライドにカッコいいと感じた。自分も海の男として、プライドを持って慕われる人になりたい
要約
老人は一人弟子(少年)と船で漁に出るが2ヶ月不漁が続く。少年は老人を慕っていたが、周りの大人が少年に気を使い、別の船に乗る。
老人は沖でカジキをかける。老人の経験を元に3日間の戦いが始まる。カジキを釣りながら自分が生きるための魚を釣り食べ、手足がボロボロに攣ってもプライドを胸に闘う。
ようやくカジキを釣り上げるものの、大きすぎて -
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海というものはどこまでもどこまでも広がっていて、人はそれを優しいだとか、美しいだとかそんな言葉で形容するけども、私はどうしても海は恐ろしくて近づけない。寄せては返す波に触れたら引き摺り込まれるんじゃないかと、幼い頃は本気で怖かった。
本作品はそんな恐ろしい海と運のない老人との激闘を描いた物語だ。ほんとにそれだけだ。ただひたすらに老いた漁師と海を体現したかのようなカジキの一騎打ち。物語の流れもまるで海の波のよう。水飛沫を上げるような展開が来たと思ったら、すぐに凪いでしまう。そこに煌めくような海の姿は見当たらない。深く深く、青く青い海がある。
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植民地支配の醜悪さがきつい。
何度かヨーロッパに戻れる機会があったのに、思いとどまったクルツの心情を考えながら読む。
未開の地に西洋文明を教示、ついでに象牙で一儲けのつもりが、身も心も自らが軽蔑する蛮人以下になってしまう。身を守るために残忍にならざるを得ない、ジャングルの圧倒的な自然と、そこに住む人たちのわけのわからなさ。
多面的でいろんな読み方ができる本だと思うけれど、逐一、対比がはっきりしているのでストーリーや会話の意図はとりあえずは読み取りやすい。
例えば船に乗組員として乗せた食人族が、白人のマーロウ達を飢えていたとしても襲わなかったこと。それに比べてクルツが奥の駐在所の入り口に無数の生 -
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ネタバレ【2025年65冊目】
レクター博士への復讐に燃えるメイスンは、クラリスを囮に博士を誘き出す算段を整えつつあった。そうして捉えた博士を豚に食わせ、その様子を彼自身に観察させる――。一方、クラリスはでっち上げの罪によりFBIを追われかけていた。上司であるクロスフォードは病に伏し、彼女を擁護できるものはいなくなっていく…たった一人、レクター博士を除いて。
映画と原作が少し違うということは織り込み済みで読みましたが、面白かった!レクター博士がプレゼント持ってきたのに捕まった時、残された手紙を見てなんかぐっと来てしまいました。恋じゃねぇか…。
メイスンの最期も映画とは違いましたが、原作準拠にすると -
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【2025年64冊目】
皮剥ぎビルの事件から7年、FBI特別捜査官となったクラリス・スタンフォードは麻薬組織摘発チームの一人として現場に向かっていた。慎重にことを進めていたはずが、蓋を開けてみると情報は筒抜けで、クラリスは銃撃戦の末、組織の女ボスを射殺する。赤子を抱いた彼女を死に至らしめたとして、糾弾されるクラリスだったが、一人の男の進言により事なきを得る。それはかつて、レクター博士による被害を受けたメイスン・ヴァージャーだった。復讐を誓う男の手は、逃亡の末フィレンツェに潜伏するレクター博士に延びつつあったが…。
こちらも映画を見てから読みました。相変わらず原作リスペクトなことがよくわかりま -
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【2025年63冊目】
誘拐された娘を救出するため、上院議員はレクター博士に面会し、取引の上で情報を引き出す。一方でクラリスは、訓練生としての地位が危うくなりつつも、独自の捜査を続けていた。再びレクター博士に面会したクラリスは、彼の発する言葉からヒントを得て、犯人の思考、過去の被害者の身辺に肉薄していく――。
一気読みでした。映画のシーンを思い出しながらでしたが、クライマックスの建物内での描写にはハラハラさせられました。クラリスと犯人視点の両方が描かれてるのにシームレスに視点が切り替わるのが見事でした。翻訳者の方の腕も良かったのでしょう。
しかし、レクター博士の滲み出る色気はなんなんでしょ -
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【2025年62冊目】
連続女性誘拐皮剥事件が世間を賑わすアメリカ。FBIの訓練生であるクラリス・スターリングは上部の要請で、ある一人の男を訪ねる。男の名はハンニバル・レクター。殺人を犯し、被害者の人肉を食べたことで精神異常犯罪者用病院に収監されている。クラリスは皮剥事件の犯人を割り出すため、レクター博士と応酬をすることになるが――。
映画を見て「これは原作も読みたい!」と手に取った一冊。映画、結構原作に忠実に作られてたことがわかってまずはにっこりしています。映画でハンニバルを演じたアンソニー・ホプキンスを思い浮かべながら読んでいました。あの人、色気すごいですよね…。
連続皮剥事件の犯人の