高見浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
分かりやすく、大坂なおみへの反省と尊敬、そして愛情を十分に感じることでできる本です。包み隠さず書いてあるのと、平易な言葉で書いてあるので、新たな発見は少なかったのですが、それだけ万人に読みやすく、場面を想像しやすい良い本だと思います。
P16 壮大な野心を抱いたら
一気に山頂を目指すのではなく、毎日小さな目標をこなして
それを積み重ねていく方が現実的。
小さな目標を丹念にこなすことを心がければ、
大目標の達成に結び付く。
一日一日こなすべき目標を明確に頭に刻む。
そして一日の終わりに、今日成し遂げたことに
満足できるかどうか自問する。
目標は適切なレベルに設定されてあるか?も、大切。
重要なのは自分のしていることを信じて
一心不乱に継続すること。
一度始めたら最後まであきらめない。
最初の目標を達成したら、すぐ次の目標を設定する。
P31 スキルの鍛錬に大切なこと
・何を伸ばすか、フォーカスを絞る
・集中力の持続
練習でフォーカスを行わず、
漫然と同じことを繰り返していると
いざという時に的確な対応ができない。
P121 日記の効用
日記の効用
・現在の自分の暮らしを的確に分析できる。
・その日に経験したこと、感じたことを正直に書き、
大事なことはなるべく詳細に書けば、
頭に長くとどまる。
・正直に記したものを後になって読み返せば、
生き方を見つめなおすきっかけになる。
P136 いつも心にBプランを。
プランAは、だれでも用意している。
プランBだけではなく、C、D…と、準備できているか?
どんな分野でも、他に抜きんでる人は
柔軟な頭で情勢を分析し、最良の問題解決策を
案出できる。
沢山の選択肢を持つに越したことはない。
環境に応じて臨機応変に変えていくと
結果につながりやすく、マインドセットも柔軟になる
逆に安易な習慣を繰り返していると
成長すら望めない。
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Posted by ブクログ
トマス・ハリス『カリ・モーラ』新潮文庫。
まさかトマス・ハリスの新作が再び読めるとは思わなかった。『ハンニバル・ライジング』以来、13年ぶりの作品。タイトルの『カリ・モーラ』は主人公のマイアミで麻薬王の邸宅管理を行う25歳の美貌の女性の名前である。カリ・モーラが管理を任された邸宅に隠された金塊が眠る金庫を狙う変態的な臓器密売人のシュナイダーら犯罪集団が暗躍し、主人公のカリ・モーラも犯罪の渦中に巻き込まれるという一種のノワール小説。
カリ・モーラの過去については本作の読みどころの一つなので、触れないようにしたい。カリ・モーラの活躍はまるで『羊たちの沈黙』のクラリス・スターリングのようで、変態シュナイダーはバッファロー・ビルといったところであろう。
これまでトマス・ハリスが上梓した作品は『ブラックサンデー』と『レッド・ドラゴン』に始まるレクター博士4部作のみで、いずれも陰鬱な雰囲気の作品なのだが、本作はエキセントリックで、どこかポップな感じのする不思議な作品だった。ローレンス・サンダースの『汝殺すなかれ』にも似ている。超寡作のトマス・ハリスだけに期待は大きかったのだが……少し物足りなさを感じる。
本体価格890円
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« 幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこで過ごそうとも、パリはついてくる。パリはParis est une fête (移動祝祭日) だからだ。 »
彼の冒頭の言葉がすごく心にしっくりと来て読み始めた本。わたしにとっても、パリは移動祝祭日だなあ、と思う。偶然にも、わたしが今住んでいる場所が、彼がパリで始めて暮らした場所と同じ地域。通り、カフェ、全ての場所に馴染みがあってとても感慨深い気持ちで読んだ。
とにかく描写が鮮やかで、読みながら頭の中で、ひとつひとつのシーンをとても簡単に鮮明に描けた。
フィッツジェラルドとゼルダとの話が特に面白かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ途中やや退屈に感じる場面も多かったものの、レクター博士がメイスンにとらわれてからは怒涛の展開で面白かった。
ただ、結末は映画のほうが好き。
同調して共に歩んでいくことになるのならそれはそれでわかるのだけど、薬を射たれる前までのクラリスはレクター博士とあぁなることを望んでるようには見えなかったので、ちょっと唐突すぎるというか…。
作者がクラリスを気に入ってるんだろうなという感じはするんだけど、あれではクラリスの人格だのなんだのを踏み躙りまくってるのでどう足掻いてもハッピーエンドではない。
そこを狙って書いたのだとしたらあれはあれでいいバッドエンドなのかもしれないけど。
個人的にはマーゴが好きかな。 -
Posted by ブクログ
満を持して、レクター博士を主軸に置いた物語である。
冒頭を読むとアクション方面に風景が変わった?と驚くのだが、いやいやそれは猫だましのようなもので、アクションスリラーにはならない。大丈夫。
バーニーの語るレクター博士像が美しい。
「レクター博士は完璧なマナーを身につけていました。とはいっても、堅苦しいマナーではなく、優美で気取らないマナーを。あの頃自分(バーニー)はある通信教育のコースで学んでいたんですが、彼(レクター博士)はその学識をこちらに分け与えてくれた。といっても、チャンスと見たらこっちを殺そうという意思まで失くしていたわけじ一人の人間の中で人間のなかで、ある資質が別の資質を抹消し去るこ有り得んのです。それは両立するのですよ、良い資質と恐るべき資質とは(後略)」
格好いい! -
Posted by ブクログ
みんなのアイドルレクター博士が活躍する作品。
昔読んだ時も、羊たちの沈黙→レッドドラゴンの流れで読んだ気がする。ハンニバルも読んだのか、今の時点では若干うろ覚え。
羊たちの沈黙は映画も見た。なので脳内で映像再生余裕である。
昔の記憶よりも、クラリスが気丈でしたたか。
そしてレクター博士が不気味過ぎる。やだ怖いこんなサイコパス。犯罪者でも人気者だなんてすごい。
主軸となる事件よりも、レクター博士とクラリスのやりとりにはらはらする。いやクラリス自体に揺らぎがあり、彼女が誰かとやりとりするだけではらはらするのかも。いろんな意味で魅力的なヒロインだ。 -
Posted by ブクログ
映画は見てない。
おい、レクターさん…というよりも、いやハリスおじさん…と言いたくなる。
ハリスおじさんは、最後の章を描きたさにそもそもの初めから設定したんじゃないだろうか。
クラリスは羊〜での活躍からFBI捜査官になれたわけだけど、ヒール役(もはや精神的SM相手)のクレンドラーの妨害なんかもあって、出世どころかやりたい仕事もままならず、メイスンの件でだんだんとダークサイドに落ちていく。
羊〜ではあんなに重要ポジションだったクロフォードの存在感が薄れていき、レクター博士の存在が大きくなる。
(クロフォードの扱いが前作に比べてぞんざい過ぎて、出さなきゃいいのにレベルなのが個人的に悲しい)
父性に憧れ、また裏切られながら、問題の最終章に向かっていくクラリス。
ジョディー・フォスターが大成功を収めた羊〜の続編である本作の映画に出演しなかった理由の一つに、今作では彼女はモンスターになってしまった、と述べている理由がわかる気がする。
前作から一気読みしたせいで、最初のクラリスは何だったの…と思ってしまうけど、これはこれでハッピーエンドであることは間違いない。