無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
スティーヴン・キングやアーサー・C・クラークも戦慄した名作ノンフィクション、緊急刊行。 1989年、米国の首都ワシントン近郊の町レストンに、エボラ・ウイルスが突如現れた。致死率90%、人間の脳や内臓を溶かし「崩壊」にいたらしめるエボラ出血熱のパンデミックを阻止すべく、ユーサムリッド(米陸軍伝染病医学研究所)の医療者たちが立ち上がる。感染と隣り合わせの極限状況で、彼らは何を思い、どのように戦ったのか? 未曾有のウイルス禍と制圧作戦の全貌を描いた、世界的ベストセラー。解説/岩田健太郎
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年06月18日
ここ数年でいちばん怖かった本。
まず冒頭の超絶大物2人による推薦コメントで、すでに不穏な予感がした。おそるおそる本編を読み始めると、意外に文体や描写がよく内容に引き込まれる…………と思ったとたん、早くも第1の犠牲者! 彼がエボラウイルスによって、肉体や精神がどのように変容していくかが、まるで著者が罹...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月15日
ナショナル・ジオグラフィックが完全ドラマ化した『ホット・ゾーン』の原著。
1989年。アメリカの首都ワシントンD.C.にほど近いヴァージニア州レストンの研究施設で、フィリピンから輸入されたカニクイザルが大量死した。USAMRIID(アメリカ陸軍感染症医学研究所)は、その死因が当時は致死率90%と言わ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月02日
単行本が流行ってた時はホラーというかグロっぽいと思って読んでなかったのよね。コロナ騒動もあり、文庫化を機に読んでみた。
いやはや、冒頭やっぱり描写キツいやん、グロいやん、と思ったけど、その点だけで言えばそこがピークであとはエボラ封じ込めの人間ドラマよね。とはいえ防護服に穴が見つかった時の恐怖の描写と...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月02日
捕食者だ。
生き物が病気になり、それを治癒させるのは薬や外科的手術ではない。
病気を治すのは元々ヒトに備わっている様々な免疫系ないしは生の本能、すなわち自己治癒力であって、医療者はそれを促進させる存在に過ぎない。
医療者が自己の万能感や無力感に飲み込まれないために、そして実際、疾病の治療機序は...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月13日
いままさに、新型コロナウイルス感染拡大による、史上2度目の緊急事態宣言がなされている。
この書に描かれているのは、新型コロナウイルスがリアルに鼻風邪に見えてしまうほど凶暴なウイルス、エボラと戦った人たちの話である。
レストンでエボラが見つかったことは知っていました。ですが、エボラ・レストンに感染...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月06日
エボラシリーズというべきか、マールブルグ、エボラ・スーダン、エボラ・ザイール、エボラ・レストンとの知られざる闘いを描いたノンフィクション。人間には無害だが感染力が非常に高いレストンが突然変異をしてザイールのようになってしまったら本当に恐ろしい...。
レストンでのエボラ制圧作戦はさながら”猿の惑星...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月05日
無料公開されていた一章を読んだらもう続きが気になって気になって。購入したら一気に読んでしまった。
一級のドキュメンタリーで、同時に素晴らしいヒューマンドラマだ。ウィルスは地球の自浄作用というよくある台詞をこんなに重みを持って受け止めた事はない。
生物一個体の死は自然の中では、どうしようもなく平等だ。...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。