神林長平のレビュー一覧

  • あなたの魂に安らぎあれ

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    神林氏の単行本二冊目にして長編第一作、実は初読。汚染された地上に住むアンドロイドと、彼らが生み出すエネルギーを利用して地下で生きる人間たちの物語……と書くと、ごくありきたりな設定のごくありきたりなSF作品のようだが、リアルで緻密な科学技術設定とリアルで切ない登場キャラクターたちの感情が同居する神林作品は、やはり「ありきたり」では終わらない。硬派で王道な“サイエンス・フィクション”なのに、そうした理系の理論ベース上に、繊細微妙な文系の世界――まさに“文学”世界が広がっているこの持ち味が本当に好きだ、と再認識。
    「人間」の生きる目的、「人間」を「人間」たらしめているものは何か? アンドロイドという

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    2011年05月23日
  • 膚の下(下)

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    借本。
    一気読み。
    もぅ、最後の一行にやられた。
    ロマンチックすぎる!
    さて、また「あなたの魂に安らぎあれ」から読むとしよう。

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    2012年12月29日
  • 魂の駆動体

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    クルマの設計・製作を通し工学の楽しみを書く。理科系の人間にとって実になじみ深い題材。
    専門用語が多発されてよく分からない部分も多いが、だからこそ主人公たちの心境とか車にかける情熱とかが伝わる気がする。

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    2011年04月17日
  • 親切がいっぱい

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    神林長平には珍しい「やまなし・おちなし・いみなし」な作品。登場人物はみんないい人で、和やかな雰囲気が漂う。読後温かい気持ちでお布団に入れる、そんな作品。

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    2011年04月06日
  • 死して咲く花、実のある夢

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    フムン。久しぶりの神林だけど、相変わらずはずれのない作家だよなぁ。はずれになる理由があるとするならハヤカワのサイズがでかくなったぐらい。早く戻せ馬鹿。で、感想。おもしれぇ。月並みな表現だが本当に面白い。何がってまず、突如「ここは死後の世界」とかなる。異次元とかじゃない。そして、死とは何か、意識とは何かの解釈。この解釈が本書の鍵となる。この人だいたい意識とは?世界は本当に見えたとおりなのか?って題材だけど毎回解釈が違ったり視点が違う本を書いてる。すごいと思う。こんだけ数を出してるのに解釈をほぼ毎回異なってるのだ。
    雪風、海賊シリーズに次ぐ面白さ。神林全開。

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    2011年04月02日
  • 太陽の汗

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    男二人が事象を報告する話、決定的なズレが徐々に認識の違いからなにから引き起こしていき時間軸の彼方へ片方の男が飛ばされていく。どちらが幸せなのだろうか?どちらも幸せなんじゃないだろうか?

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    2011年03月14日
  • 膚の下(下)

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    われ奇跡を見たり、 慧慈理論は真なり!
    膚の下を読んで、あなたま読んで、帝王の殻読んで、また膚の下読んだ。やっぱり次はあなたま読みたくなった。無限ループ!

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    2011年03月06日
  • プリズム

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    〈わたしは想う、だからわたしはいる〉+〈あなたを想う、だからあなたがいる〉=〈あなたに想われて、わたしがいる〉
    制御体とうまくコミュニケート出来ない弟に兄がソフトクリームをあげる場面が好きだ。

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    2011年03月06日
  • あなたの魂に安らぎあれ

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    神林作品のベストワン。
    初めて読んだ時の感動というか心の震えは今でも覚えてる。
    雪風の方が有名だけど、やっぱこれをイチ押しします。
    表紙は前の方がよかったかなぁ。

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    2011年01月31日
  • 戦闘妖精・雪風(改)

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    なんといってもネーミングセンスが素敵。戦闘妖精・雪風・シルフィード・フェアリィ空軍。この文字の並びを見てときめかずにはいられないです。

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    2019年01月16日
  • 膚の下(下)

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    慧慈の決断は崇高すぎて厳しすぎて切なすぎる。
    アートルーパーとして生きること、創造主となること、その罪、その孤独。それを全て抱えて彼は荒野を歩くのだと思うと、胸が苦しい。
    この物語が「あな魂」に続いていくんだなあ。
    あな魂が読みたくなった。
    また号泣してしまうに違いないけど、これを読み終わった今ならまた違う泣き方ができそうだ。

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    2010年11月03日
  • 我語りて世界あり

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    これはラスト一行につきます。
    最後にわたしに与えられる「名前」。

    初期の神林作品はテーマが一貫しているから順番はどうでもいいけど、一気読みした方がいいかなと思った。

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    2010年10月09日
  • 敵は海賊・短篇版

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    タイトルどおり、短篇版。
    神林節は健在、久々だったので純粋に楽しかったです。

    「我が名はジュティ、文句あるか」が一番好きッスね。
    女は強いよ。

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    2010年10月03日
  • 死して咲く花、実のある夢

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    「納得して、生きろ。疑ってはいけない。干渉があるだろうが、まどわされてはいけない。自分を信じろ。いいな?」

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    2010年08月06日
  • 機械たちの時間

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    男がいる、経理事務所を開き妻を持つやり手の男。どこにでもいる働き盛りの彼は有能ゆえに危ない橋も渡ってきた。普通と決定的に違うことは男の脳に機械と自身の肉体を操るチップが埋め込まれている火星軍兵士という点だ。
    時間と次元を渡り歩き敵を追い詰めた男は果たして故郷の火星に戻るのか現代に留まるのか?
    たとえ意図しない状況に翻弄されている身でも、その時の選択は己自身の意志による物だろう。
    催眠洗脳や謀略煽動、それらの解決後の模範解答に刃向かう彼の選択はケリを着けたからこそ映えるものだ。
    そのタフさは羨ましいが危うくもある。

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    2010年07月02日
  • 完璧な涙

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    泣くことは恥ずかしいことだろうか、獰猛さはただ野蛮なのだろうか?
    泣くことも獰猛さもない無感情な少年が少女と出会い急転直下の状況に翻弄される作品。
    社会性の途絶、個集相互の干渉。感情は関係性から来るのか?個が先天として持つのか?
    目薬の涙と共に無くしたものは大きく、そして目から流れる涙を少年は得られたのだろうか。
    完璧な涙を私たちも流せるようにありたい。

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    2010年07月02日
  • 敵は海賊・短篇版

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    「敵は海賊」「我が名はジュティ、文句あるか」「ヨウ冥の神」「被書空間」の四本が収録されている。
    「ヨウ冥の神」は書き下ろしで、他は過去の作品だけど、いままでの文庫に収録されていたのは「敵は海賊」だけなので、まとまった形で読めるのは嬉しい。

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    2010年05月26日
  • ライトジーンの遺産

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    大っっっっ好き!!!コウが本当にかっこよくて!!ヘタレなところもまた大好き!!
    神林作品との出会いの第一作です。高校生の時に出会って早5年。何度も読みたくなります。

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    2010年05月21日
  • ライトジーンの遺産

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    面白い。テンポも良くさくさくと読めるし、いい方向に神林節がきいている。ハードボイルド好きなら間違いなく楽しめる

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    2010年03月26日
  • 永久帰還装置

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    SFが大好きです。

    んで、神林長平は「戦闘妖精雪風」から好きになったんだけど。

    設定はもちろんのこと。
    言葉の選び方、使い方がSFを超越してると思います。

    一言でいうなら「カッコいい」です…。

    クリームパンのくだりはなんか切ない。
    読み終わった後に「あーー面白かった!!!!」と力いっぱい言える作品です。

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    2010年02月05日