神林長平のレビュー一覧
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購入済み
お久しぶりの感想ですが
神林長平作品を読むのは相当久しぶりです。
デビュー作からずっと読んでいて、雪風とか敵は海賊とか、シリーズ作品も読んでいたんですがいつのまにか離れていました。
本書は短編集ですが、久々に読んで、意識と機械、というこの人の関心は変わっていないんだなあ、と懐かしく思いました。と同時に相変わらずの言葉の切れ味にも感激。
そして表題作には驚かされます。亡き伊藤計劃氏への語りかけが一つの作品になっている!こんな言葉の発し方もあるんですね。 -
Posted by ブクログ
彼は本当に言葉使い師であり続けようとしている。
そう感じた。
神林長平の短篇集。
言葉とコミュニケーションが彼の中に自分が言葉使い師である上で重要な問題なのだろう。
素敵な、雪風のフェアリィ星を彷彿とさせるような章名と
言葉が手段として生命としてある今の世界と違うたくさんの世界を描いた物語たち。
言葉は力を持ち、力を与え、力を削がれ、人間をよく見てきた。
初めの章の
ワーカム(文章執筆支援ソフト)の危機は既に迫っている。
その時に私たちを襲うのはなにものだろうか。誰の意志なんだろうか。
この本を読んでない人がいたら無言で私は差し出したいくらい。