膚の下(下)
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膚の下(下)

1,276円 (税込)

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「われらはおまえたちを創った。おまえたちはなにを創るのか?」それが訓練部隊・間明少佐の別れ際の言葉だった。梶野少佐指揮下の実戦部隊に配属された慧慈は地下都市・破沙へ赴くが、強硬な火星移住策を進める国連軍に反感を強め、アートルーパーの独立を宣言した。さらにナノテクによる地球復興を目論む一派との交渉は、慧慈に独自の世界観による復興を決意させる。それは残酷な創造主への道だった。神林SFの到達点

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膚の下 のシリーズ作品

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  • 膚の下(上)
    1,254円 (税込)
    荒廃した地球を離れ火星での250年間の凍眠を決断した人類は、地球の復興作業にあたる機械人を監視するため、人造人間アートルーパーを創造した。その一人、訓練部隊の慧慈軍曹は火星行きを拒む残留人一派と遭遇、交戦する。創造主から傷つけられた体験、そして機械人アミシャダイらとの出会いを経て、慧慈は自らの存在意義を問いなおし始めるが……。『あなたの魂に安らぎあれ』『帝王の殻』に続く「火星3部作」完結篇
  • 膚の下(下)
    1,276円 (税込)
    「われらはおまえたちを創った。おまえたちはなにを創るのか?」それが訓練部隊・間明少佐の別れ際の言葉だった。梶野少佐指揮下の実戦部隊に配属された慧慈は地下都市・破沙へ赴くが、強硬な火星移住策を進める国連軍に反感を強め、アートルーパーの独立を宣言した。さらにナノテクによる地球復興を目論む一派との交渉は、慧慈に独自の世界観による復興を決意させる。それは残酷な創造主への道だった。神林SFの到達点

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膚の下(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年12月21日

    マギラ少佐を漢字で書くと、間明少佐になるのだが「ま」は読めても明るいで「ギラ」になるのは明るくてギラギラしているからなのか、凄い読み方だ。
     それはそうとして、「慧慈、また来るからね。」は素晴らしい終わり方だ。

    0

    Posted by ブクログ 2012年02月28日

    再読すると脇役の人に目がいくなあ。ドクターは達観してるな。そしてマギラ少佐はいい人だ~。生きることに執着のある人は格好いいなあ。 慧慈のためにあえて厳しくしているけど、本当は一番の理解者であり、一番愛してる。父親という役割を見事に果たしてる。慧慈は親孝行できたんだ。 本にはないけれど、アートルーパー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月08日

    上下巻の下巻、神林長平作品の中で最も優しくて、エゴイスティックに満ちた作品かもしれません。
    ただものを作るエゴとその悪魔的な魅力については一見の価値があるんじゃないかなと、
    墓場まで持って行きたい本の一冊です。

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    Posted by ブクログ 2012年12月29日

    借本。
    一気読み。
    もぅ、最後の一行にやられた。
    ロマンチックすぎる!
    さて、また「あなたの魂に安らぎあれ」から読むとしよう。

    0

    Posted by ブクログ 2011年03月06日

    われ奇跡を見たり、 慧慈理論は真なり!
    膚の下を読んで、あなたま読んで、帝王の殻読んで、また膚の下読んだ。やっぱり次はあなたま読みたくなった。無限ループ!

    0

    Posted by ブクログ 2010年11月03日

    慧慈の決断は崇高すぎて厳しすぎて切なすぎる。
    アートルーパーとして生きること、創造主となること、その罪、その孤独。それを全て抱えて彼は荒野を歩くのだと思うと、胸が苦しい。
    この物語が「あな魂」に続いていくんだなあ。
    あな魂が読みたくなった。
    また号泣してしまうに違いないけど、これを読み終わった今なら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    火星三部作。第三作。下巻。

    火星三部作、堂々の完結。
    人間、機械人アミシャダイ、そして他のアートルーパーとの交流により成長していく慧慈にどこか心地よさを覚える。
    前二作、とくに一作目の「あな魂」に存在した数々の謎が消化されてお腹いっぱい。

    もう一度あな魂から読み返さないと!!!
    きっと新たな発見...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月12日

    もともと荘子の思想に親近感を持っていたけど、実際荘子を読むとあまりにも超然としすぎているような印象も受けたりしていた。
    この小説を読んで、アートルーパーと一緒にわたしと世界の見方を順番に学んでいくことでやっと万物斉同や万化について少し理解のきっかけを掴めた。だから、ある意味でシャンエや萬羽の嫌悪感も...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    [novel][SF]
    「あなたの魂に安らぎあれ」「帝王の殻」で描かれた世界がアートルーパー慧慈により、いかにしてもたらされたのかが明らかになる下巻。
    定められた結末に向けて進む分、物語が制限を受けた感は否めないが、それでもその過酷さと美しさは輝いていた。

    シェンエはいいキャラクターだった。つまら...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年02月07日

    時間を置いて何度も読み返したい本です。

    生きるとは、理想とは、人間がとても愚かにそしてか弱く思えました。

    サンクが楽しい人生を過ごしたことを願います。

    0

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