出口汪のレビュー一覧
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このところ、自分の話が通じなかったり、相手の言っていることが理解できないことが多々あって、なぜだろうと考えていた際に見つけた本です。
知らなかったですが、筆者は受験では有名な先生らしい。
学生時代から国語は得意ではなかったが、練習問題もあって、解きながら読み進んでいくうちに自分の思考回路・考え方の癖がわかる。
国語の問題ってセンスや感覚で解くものではないというのがわかった。
主語述語や接続詞はなんとなくとか、よく聞く言い回しだからという理由で決まっているのではなく、書き手の主張や結論への道筋があって決まっているというのが、今更ながら「なるほど」と関心した。 -
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ネタバレ論理力と記憶力の両方で記憶することで記憶効率を高める。
論理力を鍛えて,内容を理解したうえで,繰り返し学習で記憶していく。
記憶のステップには「ファミリア」⇒「リコグニション」⇒「リコール」⇒「オートマティック」。
記憶内容によって目標レベルを設定する。(英単語などは基本的にはリコール)
ビジネステクニックや頻出の専門知識は習熟レベルのアートマティックまで。
論理力の向上には,新聞などを論理の関係(イコール/対立/理由づけ・因果関係)を意識して読む,
その次に論理を意識して書く,そして話すことを繰り返すことで習熟されていく。
記憶は,エビングハウスの忘却曲線に準じて忘却していくため,特に早期の復習が必要。
勉強などであれば,1日に2回繰り返すことが可能な分量を1くくりとして,
1時間後に復習,翌日に復習,休日にまとめて数日分復習によって記憶が定着する。
まず通して読むのではなく,ブロックごとに確実に理解・記憶していくことが重要。 -
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ネタバレ・人間は主観的にしかものを見れないことを自覚すること。
・自分の神、思想、価値観を一度は疑ってみることが大切。
・面接官が採用、不採用を判断する基準は、こいつと一緒に仕事をしたいか、 自分の部下にしてもいいかである。
・自分のとらえ方が正しいを根拠もなく思い込むことが頑固の正体であり、 思考停止状態に陥っていることを意味する。
・打ち合わせや会議の時間は、その場にいる人たちの共有の時間ではなく、 その場にいる人たちの時間を合計した時間を発言者が消費している。
・具体→一般:帰納法。一般→具体;演繹法
・自分の姿を離れたところから客観的にみる。世阿弥の「目前心後」
・メタ意識;クローズアップ、フェイドアウトと自由に視点を切り替えることが できる。視点を変えればそれぞれ自分が正しい。
・誰も自分のことはわかってくれない。だからこそ考えを正確に伝えなけれ ばならない。
・話すときはまず話題から。
・敬語を使うことは、かつての身分制度から来るものではなく、相手を尊重 するもの。
・形式的な挨拶はあえて捨て、自分の言葉で自分の本音を語る。
・文章は残るので慎重に、論理的に描く。
・同じものでも視点を変え、表現を変えることがレトリックの基本。
・いい文章を読み、それを理解した時から考えることを始める。 -
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ネタバレ[ 内容 ]
夏目漱石、芥川龍之介、太宰治―誰もが知っている日本の文豪たちだが、実際に、彼らの作品を理解している人は少ないのではないだろうか?
あるいは、国語の教科書で習っただけで「知ってるつもり」になってはいないだろうか?
本書では、受験参考書の著作累計が六〇〇万部を超える、超カリスマ予備校講師・出口汪が「日本の名作を10倍面白く読む方法」を紹介する。
「こんな読み方があったのか!」と目からウロコが落ちること請け合いだ。
女子高生“あいか”との「会話」で展開する、「楽しみながら読める」スタイル。
[ 目次 ]
夏目漱石「こころ」
おさらい・3分でわかる日本文学
芥川龍之介「地獄変」
谷崎潤一郎「春琴抄」
川端康成「伊豆の踊子」
太宰治「女の決闘」
三島由紀夫「憂国」
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
ネタバレロジカルシンキングってなんとなーくしか、
知らなかったので本書を取ってみました。
普段考え事や文章を書く時に使う、
演繹法や帰納法、弁証法
ロジックとはなんだろうから入り、
ある程度の手法が身に着く一冊になっているのでは、
ないでしょうか。
入門としては良いと思います。
ですが、著者の文章の書き方が、
あまり好きになれませんでした。
1~3部の構成で本書が書かれているのですが、
1部は飛ばしても良いかもしれません。
ただ書いてある内容は一理あって、
とても参考になるのが正直な感想です。
時代が流れていき成熟化と呼ばれる今日は、
ただなんとなく生きているだけではおいて行かれてしまうかもしれません。
流れを読むことに長けている日和見主義者が、
増えれば増えるほど、バランスが崩れる。
頭は使えば使うほど洗練されていくのではないでしょうか。
映像文化のデメリットも納得の内容でした。
ロジカルシンキングの必要性も説いてあるので、
是非一読を。
個人的な感想の評価は以上です。 -
Posted by ブクログ
■論理とは「言葉の規則に従った使い方」
■論理的文章のルール
1.主語と述語で要点をつかむ
2.言葉のつながりを見る
3.文と文のつながりを見る
4.因果関係を見る
接続語の前後が「原因」と「結果」になる関係。
「だから」「なぜなら」
5.イコールの関係を見る
「つまり」「すなわち」「いわゆる」「たとえば」
6.対立の関係を見る
「しかし」
■「抽象(化)」=「共通点を取り出す」
■主張・要約の論理関係(構造の図式化)
・「イコールの関係」
A(筆者の主張)=A'(具体例、体験、引用など)
・「対立関係」
A⇔B
・「因果関係」
A(原因)→B(結果) -
Posted by ブクログ
私は古典文学が専門であって、近代については高校生レベルなので
知識の整理のために読んでみた。
ひとことでいって、よい。
筆者は文学史を「物語る」というスタンスでこの本を書いており
そのスタンスが私にとっては非常にありがたい。
事実だけを羅列されても覚えられないので。
実際、この本にはある程度筆者の解釈が入っているので
専門家からすると疑問の残る部分もあるだろうとは感じる。
しかし、私の近代文学史観とほとんど重なっていたので、
勉強の補助として助かった。
ただ、おおむねの文学史は分かっていないと、
筆者がどこを飛ばしてどこを重視しているかが分からないので
「受験生」以外にとっては少々危険であろう。