出口汪のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
理解して自分の考えがもてるところまで到達する=覚える。
理解と記憶は表裏一体。
反復記憶=エビングハウスの忘却曲線。4~5回は反復学習。
二度目の学習はなるべく早く=1時間以内に。
一度目で理解、二度目で整理、三度目で覚え直す。
理解したことを使う=人に教える=自分に教える
集中学習より分散学習。
いい眠りが記憶を定着させる=翌朝、睡眠を挟んで復習。
スケジュールを作って効率的に復習する。
翌日、三度目。その後一週間以内に4度目=週に2日程度、まとめて。
雪だるま式学習法=核となる知識につなげて覚える。
一冊の参考書を4~5回読む。
複合的に使う=理解、記憶、実践=テキスト、ノー -
Posted by ブクログ
東進衛星予備校、現代文の出口先生の「論理的に文章を読む」ための本。
論理構造をイコールの関係、対立関係、因果関係と3つに分類し、例題とともに紹介している。簡潔でわかりやすい。
レバレッジメモ
1.一般か具体かは、相対的なもの。例えば、受験生は人に比べて具体的だが、A君に比べると一般的。
2.ストックノートを作る。著者の言葉(書名、要約文、話題、図式など)をまとめておき、自分の考えを随時加えていく→次から次へと考えが浮かんでくるようになる→論理性が身に付く。
3.相手が、自分のどの部分を突いてくるか、あらかじめ想定できる=対立関係(反論)を使える=論理力がある。説得力が得られる。 -
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「理解できないものは記憶できない」ではどうやって理解するか
そのためには「論理的に理解する」ことが重要だと。
論理力を鍛えるトレーニングとして新聞を読むことから初めよう
読む際に論理構造を意識して読むことで理解度が増す
当然ながら読書も論理構造を意識で読むようにしてみたい
記憶は20分後には、42%も忘れてしまっているとは・・・
驚きでした。記憶をとどめるには、反復学習が必要で2回目の反復学習は
1時間以内にするのが重要らしいので試してみたい
論理構造
イコールの関係(筆者の主張 = 具体例・エピソード・引用)
対立の関係(対比)、
因果関係(理由付け)
論理力
読む力、聞く力、 -
Posted by ブクログ
記憶術というより、勉強の仕方を書いている本。人間は忘れる動物なので、いかに忘れる前に繰り返し復讐して記憶のレベルをあげるかを、エビングハウスの記憶曲線や脳科学を根拠に説明している。
記憶と論理は表裏一体であり、理解しなければ記憶もされない。暗記ではなく、習熟することが大事、そのため、楽しく無理しない勉強をすること。
勉強を楽しむためには、理解することが必要。 記憶の4段階として、①ファミリア:見たことがある程度の漠然とした段階、②レコグニション:選択枝があたえられれば、答えられる段階、③リコール:選択枝がなくてもこたえられる段階、④オートマテイック:思いだそうとしなくても自然と浮かんでくる段階 -
Posted by ブクログ
ロジカルシンキングという言葉はよく聞くが、「一体なんだろう?」と疑問に思う方は分かりやすい本なので一読の価値があると思う。
例えば、筆者は基本的な論理的思考の帰納法と演繹法を実施している一例として、スーパーに買い物にいく主婦の考え方を例としている。主婦は毎日の具体的な買い物や広告の内容から、肉はどこどこが良いものが安い、野菜はどうだという共通点を見つけてを法則付ける。これは帰納法である。また、次の買い物はこの法則に基づいて、具体的な行動を決める。これは演繹法である。といった具合に、説明は実に分かりやすい。
その他、具体的な例を交えながら、ロジカルシンキングとは何か、どのように日頃の生活の中か -
Posted by ブクログ
ガガガッと刺激が身体に入ってきた。
刺激的な本だと思った。
過去の名文を沢山掲載し、解説されているという点が特に良かった。
普段普通に生きていたら、絶対に触れない表現だらけ。
ただし、敬語に対するスタンスは私の考え方と少しズレが有った。
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敬語や接続語や目的語の正しい使い方だけでなく、過去の名文を解かせ、解説するスタンスで、日本語の奥深さを教えてくれる。
日本語のポテンシャル、つまり伝えることのできる情報量の多さや、具体度や曖昧さが無限大であることを教えてくれる。
日本語の乱れは国力の低下を招く
と筆者は言う。
決して言い過ぎではないと思う。
私がそう思っ