あらすじ
★一生使える「武器」―それは、あなたの「記憶力」を強くし、東大合格レベルの「頭脳」を手に入れることに他なりません!★
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Posted by ブクログ
まず大前提として、人は忘れる生き物であり、忘れるからこそ、これまで生きて来れたと言うことを理解します。
その上で記憶を定着させる法則として、反復は必要不可欠です。よく勘違いされやすいのが反復を繰り返すことで、労力や時間が2倍3倍になるのではないかと心配する人が多いですが、まったくの逆で、繰り返すことで、労力が徐々に減っていくのです。
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理解して自分の考えがもてるところまで到達する=覚える。
理解と記憶は表裏一体。
反復記憶=エビングハウスの忘却曲線。4~5回は反復学習。
二度目の学習はなるべく早く=1時間以内に。
一度目で理解、二度目で整理、三度目で覚え直す。
理解したことを使う=人に教える=自分に教える
集中学習より分散学習。
いい眠りが記憶を定着させる=翌朝、睡眠を挟んで復習。
スケジュールを作って効率的に復習する。
翌日、三度目。その後一週間以内に4度目=週に2日程度、まとめて。
雪だるま式学習法=核となる知識につなげて覚える。
一冊の参考書を4~5回読む。
複合的に使う=理解、記憶、実践=テキスト、ノート、問題集。
単語帳は半分以上知らないものが載っているものは使えない。
ノートを作る。自分の手で。記憶の整理、体系化、血肉化。
右ページには何も書かない=雪だるま式の知識を書く。
試験はパソコンではできないから、紙に書く練習になる。
Posted by ブクログ
いかに効率よく記憶するかが書かれていて、参考になりました。
また、対話形式で書かれているので、とても読みやすかったです。
記憶術ことだけでなく、少し論理力についても触れられているので、そこも良かったと思います。
Posted by ブクログ
あらすじ
「覚えたはずの知識をすぐに忘れてしまう」「試験や仕事で知識をうまく引き出せない」という悩みを根本から解消するために、言葉と論理のプロである出口汪氏が脳の仕組みに基づいた記憶法を解き明かした一冊。著者は、意味もわからず力任せに詰め込む「丸暗記」こそが記憶を定着させない最大の元凶であると断言する。記憶を強固にする鍵は、事象同士を「イコールの関係(具体と抽象)」「対立関係(対比)」「因果関係(理由と結果)」という論理の三原則で結びつけ、頭の中に体系的なネットワーク(筋道)を構築することにある。ストーリー化やアウトプットを組み合わせ、必要なときに迷わず最短で引き出せる「使える知識」として定着させるための実践的メソッドを明快に体系化している。
所感・深掘り
「記憶とは単なる情報の詰め込みではなく、論理の骨格を用いて頭の中を整頓する技術である」という本質を突きつけられ、日々の学習や情報の整理法を根本から引き締め直される名著だった。
特に深く腑に落ちたのは、「理由や背景という『論理の糸』で繋がれた情報だけが、必要な瞬間に迷わず引き出せる」という指摘だ。丸暗記しただけの断片的な知識は、頭の中に散らかり、いざというときに思い出そうとするだけで膨大な認知的負荷を消耗してしまう。対比によって輪郭をくっきりさせ、原因と結果の筋道を通し、具体と抽象を往復させて理解すること。論理の型に沿って情報を整理しておくことこそが、思考のメモリを無駄遣いさせず、実践の場で即座にアウトプットできる状態をつくる極めて合理的な知恵なのだと痛感した。
また、筋道の通った生きた知識を蓄積し、それを他者へわかりやすく手渡す姿勢は、指導や組織運営を担うリーダーにとって不可欠な利他の実践であると感じた。リーダー自身が断片的な思いつきや曖昧な記憶で語るのではなく、物事の因果関係や背景を論理的に整理して伝えること。そうして手渡された言葉は、受け手にとっても記憶に定着しやすく、日々の行動の迷いを劇的に減らす。指導者が自律して思考を整理し、誰もが理解できる明快な型として共有し続けることによってのみ、現場に確かな安心感が生まれ、組織全体が迷いなく自走できるのだと確信させられた。
非効率な丸暗記を捨て、論理の三原則で知識の筋道を整え、迷わず使える知恵へと昇華させること。
学びが定着せず知識を活用しきれていないと感じている人はもちろん、日々のインプットとアウトプットの質を極限まで引き上げ、自らのブレない判断軸と関わるすべての人を導く確かな知恵を磨き上げたいすべてのリーダーにとって、常に傍らに置いて立ち返るべき学びの教科書だ。
Posted by ブクログ
著者の過去作「論理的に考える技術」と基本的には同じ内容と構成をなぞっており、後半部分が記憶術にフォーカスしたものになっている。記憶術がより具体的に書かれている点では有用と思うが、どちらか片方読めば十分にも思える。「記憶は理解と反復で定着させる」の一言にまとめられる。
Posted by ブクログ
≪目次≫
はじめに
第1章 これまでの記憶術は間違いだらけ!?
第2章 あなたはなぜ忘れてしまうのか?
第3章 論理を使えば記憶力はグンと高まる
第4章 頭が良くなる「出口式」記憶術
第5章 資格試験・受験に強くなる記憶術
おわりに
≪内容≫
代ゼミなどで現代文・小論文講師として活躍してきた出口汪の記憶術の本、というより覚え方の本。決して〝術"ではない。
内容は分かりやすくコンパクト(やり方が簡単)。ただ、コツコツやる必要がある。
他の記憶術の本と違うところは、「論理力」。理解(論理)⇒記憶⇒思考(論理)⇒記憶の血肉化(定着)⇒表現(論理)⇒記憶の強化 と言っている。
力任せに憶えるのではなく、理解し、覚え、繰り返しながら定着させよう。覚えたら使え!ということ。