出口汪のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
4年ほど前に買って大事に持っていて積読→読み始めたら1週間程度で一気に読み終わった。買ったら読もう、私。
・「他者意識」を持つ。自分のことは誰も知らないから、分かってもらうための努力や工夫が必要。
・言葉にする前に一度深呼吸をして、頭の中を整理するクセをつける。
・聞き上手の第一歩は「共感」、相手の立場を尊重すること。
・会話の開始直後が、聞き手が最も集中している時。
・嫌いなものと向き合う
・得意分野を作る。会話にとって「自信」はとても重要。
出口先生は予備校の現代文でお世話になり、読んでいても授業を受けているような気分になった。現代文の基礎知識はもちろん、上記のような人と話すことについての -
Posted by ブクログ
言いたいことが伝わらないのは、ほとんどの場合、話し手、つまり自分に原因がある
相手の立場に立って考えたり、相手の視点で物事を捉えることはできると思う。そうすれば、感じ方がずいぶん違ってくるはずである。
かんで含めるように説明する 聞く側に知識がない場合には、基礎的なことからやさしく噛み砕いて、丁寧に話すのが基本で、それが相手にとってもわかりやすい話し方ということになる
ものを考えるとき、話をするときには、自分の常識を疑ってみることも大事です
自分の言いたいことをきちんと話して伝えるようにならなければならない
論理的に物事を考え、相手に伝えるための基本になるのは3つのルールたったこれだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ本著は、『メタ認知』の考え方を教えている。メタ認知とは、主観的・感情的なものの見方ではなく、自分や他人を客観的に見る力である。それを身につけると、自分の説明が相手に伝わりやすくなったり、逆に相手が一番言いたいことを理解できるようになったりする。
『メタ認知』を習得するには、前提として①他者意識を持ち、②論理力をつける。
①は『他人にはわかってもらえない』という意識だ。「自分は物事や他人を理解できている」という人ほど、他者意識を持ち合わせていないかもしれないので注意。人は自分が見たい側面でのみ、物事を判断している性質があると自覚したい。
だからこそ、小説を読むなどして、己の性別や立場とは異な -
Posted by ブクログ
学習ボランティアで半年間お子さんと関わることになり、自分なりの教育方針を模索しています。出口先生の仰るように、『自分で幸せをつかむような人間になる』ためのサポートをしたいと思います。
本書を読み、自分なりの教育方針の叩きを考えました。
●教育方針
自分の力で幸せをつかめるような人間を育てる。
そのために、私はサポート役に徹する。
●お子さんと関わる中で育みたい力
①好奇心を育む、②コミュニケーション力、③学ぶ力
①今週の気になっていることや夢中になっていることについて質問する。『それはどういうことか具体例に教えてくれないか?』尋ねる。さらに詳しく知るためにはどうしたらよいか尋ねたり、こ