あらすじ
「親がいなくとも生き残れる人物に」
そんな子どもに育てたいママ&パパ必読!
この時代、我が子の将来を心配をする親御さんは多いことでしょう。
そんな不安を解消してくれる「論理」を使った子育ての秘訣を、元祖カリスマ講師出口汪氏が優しく伝授!!
大人気シリーズ、元祖カリスマ予備校講師・出口汪氏によるSB文庫『出口 汪シリーズ』の第6弾。
出口先生のかつての教え子で、現在は一児の母でもある専業主婦れい。
彼女の目下の悩みは、現在小学4年となる我が子の教育だった。
これから待ち受ける学校での厳しい競争を勝ち抜き、自分の頭でしっかりと考えられる「頭のいい子」に育てたいと切実に願っているが、当の本人はおっとりしていて、なかなか親の希望通り勉強をしてくれない。
そんな我が子の将来に強い不安を感じた彼女は、かつての恩師である出口先生の元を訪ねる。
昔の教え子のために、「頭のいい子」に育てるためのとっておきの方法を出口先生が教える一冊。
☆本書はこんな人におススメです!
★子どもを、親がいなくても世の中で通用する人物に育てたいと願っている方
★子どもを、とにかくいい大学に入れさえすればなんとかなると思っている方
★子どもを、早くから有名な塾に行かせればなんとかなると思っている方
★子どもに、早くから英語教育をさせなければいけないと思っている方
★子どもを、自分で考えてきちんと行動できる、自立した人間に育てたいと願っている方
★そして、子どもが、どこでも通用する競争力のある人間になってほしいと願っている方
イラストには、これまでのシリーズ同様、大人気のソウ氏を起用。
本書さえあれば、大変革期の教育の不安がたちまち消えることでしょう!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
これから生きていく子供達に身につけさせなければならないこと。
国語力を高めて考える力と論理力を育てること。
言われてみれば当然かもしれないが、そういうつもりで子育てをしていたかと思うと、自分自身に疑問が。
とても良いアドバイスをいただけた。
子育ての方針が見出せたようで、この本を手にとってよかった。
Posted by ブクログ
読みやすい。
英語を軽視しているように聞こえるけど、
論理力、考える力の重要性はわかった。
2013年の本だけど、10年経っても色褪せない感じ…日本の教育が変わってないってことね。
Posted by ブクログ
学習ボランティアで半年間お子さんと関わることになり、自分なりの教育方針を模索しています。出口先生の仰るように、『自分で幸せをつかむような人間になる』ためのサポートをしたいと思います。
本書を読み、自分なりの教育方針の叩きを考えました。
●教育方針
自分の力で幸せをつかめるような人間を育てる。
そのために、私はサポート役に徹する。
●お子さんと関わる中で育みたい力
①好奇心を育む、②コミュニケーション力、③学ぶ力
①今週の気になっていることや夢中になっていることについて質問する。『それはどういうことか具体例に教えてくれないか?』尋ねる。さらに詳しく知るためにはどうしたらよいか尋ねたり、こちらから調べ方を教えたりする。
②『他人にはわかってもらえない』という他者意識を育てる。今週の喜怒哀楽について質問し、その状況や理由を尋ねる。説明や理由がわかりにくい場合は、具体的に教えてほしいと更に尋ねる。逆に、最近のニュースで私が喜怒哀楽を感じたものについて理由を含めて伝え、それについてどう思うかも尋ねる。
③勉強する習慣づくり。歯を毎日磨くように勉強する習慣をつくる方法を教える。その他に、計画の立て方や読書、掃除、料理などを習慣にできるような会話をしたい。
Posted by ブクログ
受験現代文有名講師の著書。子供にこれまで受験で必要だった暗記力だけの能力では社会で通用しなく、これからは論理力をつけるべきでそれには親の力が必要であると書いている本。
①勉強しなさいと親は言うけれど、こどもの立場になってみると、どうやったらいいかわからないのに、勉強しろってきつく言われても困る。
②勉強のことを話題にする場合、今学校でどんなことを勉強しているのかを聞くだけでいい。子供が勉強していることに親として関心を持っていることを示すだけで十分。
③怒るのは自分の感情を相手にぶつけること。叱るのは相手の間違いを指摘して、間違いに気づかせ、正しい方向に導いてやること。部下でも子供でも、叱ることが大切。そのためには倫理的に伝えなければならない。
④英語が上達すると、自然に英語が出てくるが、頭の中で考えることが母国語(日本語)であることは変わらない。英語は重要だが、考える力を育てることがより重要で、それは母国語である日本語で論理的に考えることである。