あらすじ
■累計600万部!カリスマが出版界のルールを破る!
実は、読者の方々には内緒ですが、出版界には暗黙のルールがあります。
それは、「一人の人に、より多くの本を買ってもらいたい。
だから、あまり本質を言いたがらない」というもの。
※もちろん、ルールとはいっても、無意識的にやっていることです。
たとえば、
「話し方」
「コミュニケーション」
「恋愛」
「セールス」
「マーケティング」
「説得」
「交渉」
…などは、「本質」を教えてくれる本が一冊あれば十分なのです。
しかし、出版社は細分化して、たくさんの本を買わせようとするのです。
ところが、ついにカリスマ予備校講師・出口汪氏がルールを破る一冊を出版。
一冊で、「話す」「書く」というコミュニケーションにおいて、圧倒的な有利になります。
■「メタ意識」を学べばすべての悩み解消!
「コミュニケーションには相手がいる。
でも、多くの人が主観や感情だけで人間関係を作ろうとしている」というのが現状でしょう。
たとえあなたが客観的な人だとしても相手が主観的な人間ならどうにもなりません。
そこで「メタ」という考え方が有効になるのです。
メタとは「超」という意味。
「メタ意識」とは、多くの人が陥りがちな「主観的」「感情的」な思考ではなく、
自分や他人を「客観的」に見る思考のこと。
コミュニケーションで大切なのは「メタ意識」です。
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Posted by ブクログ
メタ意識というと、なんか胡散臭く聞こえるが、
相手の立場、一歩高いところから見た立場で見る重要性など
すごく分かりやすく書いてある。
この1冊を実践するだけで確実に人間関係が良くなる。
ワークを通して、メタ意識の一端を実感できることから、
読者を納得させ、実践できるように作られているところがスゴイ。
Posted by ブクログ
本著は、『メタ認知』の考え方を教えている。メタ認知とは、主観的・感情的なものの見方ではなく、自分や他人を客観的に見る力である。それを身につけると、自分の説明が相手に伝わりやすくなったり、逆に相手が一番言いたいことを理解できるようになったりする。
『メタ認知』を習得するには、前提として①他者意識を持ち、②論理力をつける。
①は『他人にはわかってもらえない』という意識だ。「自分は物事や他人を理解できている」という人ほど、他者意識を持ち合わせていないかもしれないので注意。人は自分が見たい側面でのみ、物事を判断している性質があると自覚したい。
だからこそ、小説を読むなどして、己の性別や立場とは異なる視点を知る努力が必要だ。
②は接続詞を使うようにする。論理のある文章は、主張→理由→具体例→反例→まとめ、の流れが多い。ポイントは、反例を入れることだ。
『メタ認知』を身につけると、色んな立場から賛成・反対とその理由を話せるようになる。私はnoteを書いているがこれらを抑えた文章を書いて、メタ認知を身に着けたい。
Posted by ブクログ
・人間は主観的にしかものを見れないことを自覚すること。
・自分の神、思想、価値観を一度は疑ってみることが大切。
・面接官が採用、不採用を判断する基準は、こいつと一緒に仕事をしたいか、 自分の部下にしてもいいかである。
・自分のとらえ方が正しいを根拠もなく思い込むことが頑固の正体であり、 思考停止状態に陥っていることを意味する。
・打ち合わせや会議の時間は、その場にいる人たちの共有の時間ではなく、 その場にいる人たちの時間を合計した時間を発言者が消費している。
・具体→一般:帰納法。一般→具体;演繹法
・自分の姿を離れたところから客観的にみる。世阿弥の「目前心後」
・メタ意識;クローズアップ、フェイドアウトと自由に視点を切り替えることが できる。視点を変えればそれぞれ自分が正しい。
・誰も自分のことはわかってくれない。だからこそ考えを正確に伝えなけれ ばならない。
・話すときはまず話題から。
・敬語を使うことは、かつての身分制度から来るものではなく、相手を尊重 するもの。
・形式的な挨拶はあえて捨て、自分の言葉で自分の本音を語る。
・文章は残るので慎重に、論理的に描く。
・同じものでも視点を変え、表現を変えることがレトリックの基本。
・いい文章を読み、それを理解した時から考えることを始める。
Posted by ブクログ
「メタ意識」という、難しそうな言葉が使われているけれど、結局は、物事をいろいろな側面から見るということ。目新しい内容はあまりなかったような……。