マーク・トウェインのレビュー一覧

  • カラー名作 少年少女世界の文学 トム・ソーヤーの冒険

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    永遠の、わんぱく坊主!

    いたずら好きの、わんぱく坊主だけど、憎めない男の子。正義感も、勇気と、実行力も有り、女の子にも、優しい。今は、海賊や、山賊に憧れているけれど、さて、どんな大人に、なるのだろう。子供の頃に戻って、楽しく読ませてもらった。

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    2024年12月20日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 下

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    児童書?とんでもない、黒人奴隷問題の出発点となる本だ。
    黒人奴隷を自由にする手助けの噂が広まると、恥じて生きられないような時代背景の冒険。
    黒人は産んだ子とも、妻とも離れる。

    仲間の為なら勇気を持って地獄に落ちれる勇敢さが響く。
    「やつは奴隷なんかじゃない。この地上を歩いてるどの生き物とも同じで自由なんだ!」

    考察したいので、再読の必要あり。

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    2024年07月03日
  • トウェイン完訳コレクション 人間とは何か

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    人間を機械として描写。人間は創造的な存在ではなく、外からの刺激に反応するだけの機械で、その動力は自己満足に過ぎないと。この見解は一見寂しいものですが、割り切って考えれば、生き方が気楽になるかと。外部の影響に対する反応を受け入れることで、心の負担が軽くなるのです。トウェインの洞察は新たな視点を提供してくれました。刺激的な読書体験。

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    2024年06月29日
  • トウェイン完訳コレクション トム・ソーヤーの冒険

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    1876年に出版されたアメリカの小説。ミシシッピー川のほとりの小さな町に暮らす少年トム・ソーヤーが仲間たちと共に繰り広げる事件や冒険をユーモアたっぷりに描く。今作の続編である『ハックルベリ・フィンの冒険』と併せて、後のアメリカ文学に大きな影響を与えた。

    この本を読んだきっかけは、カート・ヴォネガットが最も影響を受けた作家にトウェインを挙げていたからだ。二人の語り口は、とても良く似ている。しかしさらに調べてみるとアメリカの作家が一様にトウェインの名を挙げていた。

    『トム・ソーヤーの冒険』のタイトルは誰でも知っている。児童書で大人が読むものではないように思っていた。しかしこうして読んでみる

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    2024年05月18日
  • ハックルベリ・フィンの冒険

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    ハックの優しすぎるくらい優しい魂が存分に溢れ出ていて、ジムとか、メアリも優しくて、すごく温かい気持ちになる。ブルーハーツの『1000のバイオリン』の歌詞に、「ハックルベリーに会いに行く」という一節があるけど、その気持ちがよくわかった。俺もハックに会いたいよ。

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    2023年11月14日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    ハックルベリーフィンの冒険を読んだ後、読まなければと思っていたこの本をやっと読むことができた。
    やはりとても面白かった。
    ミシシッピ川河畔の描写も多く、20年前に訪れた、マークトウェインの生家までセントルイスから車でドライブした時のことを思い出した。
    ミシシッピ川沿いをずっと北上してたどり着いた。
    道中所々で見えたミシシッピ川は水量が多く堂々としている印象だった。
    マークトウェインはもちろん知っていたが、まだ本は読んでいなかったので、ただ単に訪れたというだけで終わってしまったが、読んでから行けばよかったと今は後悔の気持ちでいっぱいだ。
    できれば再度訪れてみたい。

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    2023年09月18日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 上

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    かつて柴田元幸訳の『ハックルベリー・フィンの冒けん』を読んでいますので、今回は岩波少年文庫の千葉茂樹訳を読んでみました。(コロナ前に浜松まで千葉先生の公演を聞きに行った思い出と共に)

    先ず大きく違っていて、なるほどと感激したところは千葉先生の訳へのこだわりです。

    ひとつは、マーク・トウェインが冒頭の注釈でいく種類もの方言を熟知し使い分けていると書いているそうですが、それらに重きを置くことはしなかった。ハックやジムに「似非東北弁」のような不自然なことばをしゃべらせたくなかった(これは柴田先生も同じようなことを仰っています)ということ。

    もうひとつは、niggerという差別用語の訳し方です。

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    2023年08月31日
  • トム・ソーヤの冒険 2

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    このほんはことどもたちが家出やいたづらをするほんです。                 いえでがたのしそうだったし3メートルのさくをとびこえることができるのがほんとうにすごいとおもった。

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    2023年08月06日
  • 人間とは何か

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    ニーチェの悲観主義とは比べ物にならないぐらいの悲観論です。人間は自分を安心させたい、自らが満足感を得たいという衝動しか持ち得ないといいます。例えば人の手助けだって、結局は自分の満足感に過ぎないかあるいは良心に対する苦痛の回避というものでしかなく、ある意味で苦痛の回避を買った結果にすぎないのだと。恐るべき悲観論。1度読めば、神経毒のように体を蝕んでいくような気な感覚を味わいます。こんな感覚はニーチェ以来です。人間は自己是認を得たいという衝動しかない。こんな思想のどこに救いがあるのでしょう

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    2023年01月19日
  • 漫画 人間とは何か?

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    『とりあえず人間は機械』だということが書いてある。
    様々な角度から書いてある。
    そしてそれを理解できた時、自分は少し人間になれた気がした。


    以下全てメモ。







    人間は自らの承認を求めて動く単なる機械。
    設計どおり作用する。生まれた環境、外的要因、遺伝、生息地から作られた存在で、あるのは質の違いだけ。行動や思考は集積によって生み出された自動作用。

    事実として脳波は意志よりも先んじる。意志よりも先に脳。よって後付けの錯覚。外部からの刺激→意志でなく脳。機械と同じ。

    心理学的決定論。
    人間は環境に変化するカメレオン。
    自分で自分を変えることはできない、あくまで外的要因で。ただ気質を

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    2022年06月09日
  • 漫画 人間とは何か?

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    「人間は機械である」

    人間は自らの心をコントロールすることはできず、全て気質と環境により受けた影響に自動作用で働いているに過ぎない。
    他人を助けることはとても美しいことであるが、それも自己満足でしかない。
    人間は自らで何かをすることのできない無力な存在である。しかし、無力を自覚した時、人間は他者にも自分にも寛容になれる。

    現代においては、先人たちの発見により様々なものがより便利に変化している。そのため、環境も目まぐるしく変化していき、自動作用で生きづらさを感じるようになっている人も多くいると感じる。
    しかし、どうしようもない絶望であってもそれは環境からくる自動作用である。死にたくなったとし

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    2022年04月29日
  • 漫画 人間とは何か?

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    不幸も幸福も全ては自分の意思で左右するものではなく、もう既に決まっている
    不幸を嘆くことはあるかもしれない、しかし未来には幸福が必ずある
    すでに運命は決まっていることに疲れてしまうこともあるが、その先にある幸福に向かって今をただ全力で走って行くべきなのかもしれない

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    2022年04月22日
  • 人間とは何か

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    人間とは外部から与えられる様々な力によってのみ動かされる、機械と変わりない存在だという内容。

    話の運びが巧く、こちらの抱いた疑問が青年の口から次々と飛び出すので最後まで関心を持って読めた。
    終盤に出てきた不幸になる人と幸福になる人の話からは著者の人生に対する諦観のようなものを感じた。

    この本の内容を楽観的に受け取るか悲観的に受け取るかは読者自身に委ねられていて、その受け取り方こそが幸せになる素質の有無なのだと思った。

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    2022年04月08日
  • 漫画 人間とは何か?

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    ネタバレ

    自分の中で噛み砕くのに時間がかかっている。まだ発展途中の段階だが、感想を記しておきたい。

    【要約】
    ・19世紀、『トム・ソーヤの冒険』で知られる著者が、妻と子どもに先立たれ晩年に、匿名で執筆。当時、彼の主張は受け入れられなかった。
    ・著者の主張とは『人間は機械である』。人間は、気質と教育、環境による影響の蓄積からなる集合体で、本人の欲求を満たすために自動で動く。そこに自由意志は存在しない。
    ・近年、著者の主張を裏付ける科学的な証明がされている。

    【感想】
    自己欲求を満たすために、人は他者を愛し、憎しみ、時には犠牲になる、は納得できる。興味深いのは、人間は意志が脳に命令して行動するのではなく

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    2022年03月27日
  • 漫画 人間とは何か?

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    最後が一番心に響きました。
    読み始めは疑問に感じるかもしれませんが、最後まで読んでみて欲しい一冊です。

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    2022年02月24日
  • 王子とこじき

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    楽しくて、学校で何度も家で何度も読み返しました。絵が綺麗。                      王子とトムがそっくりなんですよね〜         大好きです❤️

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    2022年02月05日
  • 転生したら名作の中でしたシリーズ 王子とこじき【単話版】 2

    無料版購入済み

    面白い

    今後の展開が気になります。

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    2021年08月16日
  • 転生したら名作の中でしたシリーズ 王子とこじき【単話版】 7

    購入済み

    転生で入れ替わり

    新感覚な上に恋愛ものではない感じが面白い。
    これからこの一卵性の双子の様な見た目の男の子がどの様にして国を立て直していくのかがとても楽しみな作品だ。

    #アツい #アガる #ドキドキハラハラ

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    2021年07月26日
  • トウェイン完訳コレクション ハックルベリ・フィンの冒険

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    黒人差別というものは実際見たわけでもなく、全くわからないものだったが、当時の南部の雰囲気と共にその扱いがわかる。いかにハックが必死であるかも…

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    2021年06月26日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    小学校時代に読み漁った名著の読み返し。
    「トムソーヤの冒険」が発表されたのが今から140年前、アメリカがまだ南北で対立していた時代。
    奴隷制もあり、荒れていた時代にこれほどまでに勇気と希望に溢れた物語を生み出した著者が素晴らしい。
    印象的なシーンが、自らの日曜学校の葬式の日に戻ってきた3人を、喜びに満ち溢れて出迎えた人たちに、ハックが帰ってきたことも喜んでくれと、何の気無しにトムが言ったところ。
    トムの心の優しさ、寛大さがひしひしと伝わってくるこのシーンに胸を打たれた。

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    2021年05月05日