マーク・トウェインのレビュー一覧

  • 転生したら名作の中でしたシリーズ 王子とこじき【単話版】 1

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    転生者視点での展開に期待

    アメリカの児童文学である「王子と乞食」のストーリーをなぞっているとは思いますが、主人公であるトムに転生者の視点が入ることで、どのような展開になっていくのか。
    絵もきれいで読みやすく、続きが気になります。

    #ドキドキハラハラ

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    2021年07月29日
  • 転生したら名作の中でしたシリーズ 王子とこじき【単話版】 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    めちゃくちゃ続きが気になる!!誰にも入れ替えが気づかれず、王子は絶対服交換したことを後悔しているし、闇落ちしそう

    #ドキドキハラハラ

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    2021年07月27日
  • 人間とは何か

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    ・人間を悲観的にみる老人と、それに反発する若者の、人間感に関する考え方のやり合い。
    ・人間機械論。気質と教育により外部からの影響により人は動いたり考える。
    ・人間は自由意思はなく自由選択。
    ・物質的価値と精神的価値の境界線はない。物質的価値などなく、全ては精神的価値。
    例えば自分が欲しいと思ってた帽子を購入したとして、他者に馬鹿にされたらその帽子は被らない、価値がなくなる。
    ・人間は自分から何かを創造することはない、外部環境からの影響のみ受ける。

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    2021年02月27日
  • トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー

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    ネタバレ

    19世紀のコネチカット出身の男が6世紀のアーサー王の時代にタイムスリップして、もっている知識で王の側近にまでなっちゃう話。

    題名が「ヤンキー」なので、どんな話だとビビってたが、いわゆる「ヤンキー」は出てこない。アメリカのヤンキーのことだった… 雰囲気は「吾輩は猫である」に似てる。笑いどころもあるし、社会批判チックなところもあるし。「猫」物に飢えてた私としては満足。

    にしても、貴族ヤバすぎ。やりたい放題すぎて読むのに手が止まる箇所もあった。あの時代に生まれなくてほんとよかった…

    教育の重要性も感じた。小さい頃からの教育は洗脳にもなり得るよね。自分にも子どもがいるので、ちゃんと考えさせる教育

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    2021年01月12日
  • 人間とは何か

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    暴論的な部分もあるが面白い。一つの考え方として完成している。この考え方をしたら憂鬱になるかと言われたらそうではなくて、気が楽になる。現代における1つの処方箋になると思う。

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    2020年12月18日
  • トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー

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    6世紀ブリテン島に転移した19世紀の兵器製造工場主は、遍歴の騎士に「魔法使いだ」と捕らえられアーサー王宮廷に引っ張っていかれた。火刑になる寸前、予言した日蝕が起こって運命逆転、宮廷付き大魔術師となったが…/密かに火薬を作り銃を作り、教会以外で読み書きと科学知識を与える軍人学校も…電信電話網も/アリサンド・ラ・カルトルワーズ美女を割り当てられて「魔物退治」の旅に出て、よくわからない結末でなぜか「大成功」となって美女が妻となり愛称サンデー/中世に馴れ段々に残酷になっていく/しっぺ返しに国王とともに奴隷に売られ

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    2020年10月01日
  • トム・ソーヤの冒険 2

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    ネタバレ

    この手の今時の絵にはどうも食指が動かないが、古本屋で安くなっていたので。
    完訳ではないが、本好きの子が年中~小1くらいで読むのには丁度良いと思う。これが全てと思わず、いつかは是非ハードカバーの完訳版を読んで欲しい。
    時代を感じるが、先生がトムのお尻(下着を下ろした状態の)を鞭でピシピシと叩くところで、長男(6歳)次男(4歳)は何故か大爆笑。
    体罰とかある時代を知らないんだなあ。平和なことです。

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    2020年09月18日
  • ハックルベリー・フィンの冒けん

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    数年前に同翻訳者のトムソーヤを読んで世界観に引き込まれ、かなり楽しかった思い出があった。ハックの話も読みたいと思いつつ、単行本でやや高めの値段設定なので躊躇していた。しかし夏はやっぱり少年の話が読みたくなるよなーと思い満を持して購入!内容は期待を裏切らず、楽しめた。ハックもジムも現代に生きる私からすると耐えられないって思うような立場に追い込まれたりしているのに、お互いの存在が支えになっているのか、次々と道を切り開いていって、かなり勇気がいる選択もしている。愛すべき2人のキャラクターに敬意を感じる。

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    2020年07月24日
  • 不思議な少年

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    サタンの目から見た人間のやることと言ったら、確かにそう、その通り。でもサタンが変えてくれる運命も厳しい。少年たちが見る現実としては大変厳しい物語だった。大人の自分が読んで思うのは、自分以外の人が幸せか不幸かは、その人の一時、ただそれを見ただけでは判断ができないということ。幸せか不幸かは本人しかわからない。ただ、マーク・トウェインが3度も書きながら未完に終わってしまったこの作品との格闘には、「生きる」ということを教えてもらった気がする。しかし、Guardianのコメディー作品は笑えないのが多いなぁ。

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    2020年05月11日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    言わずと知れたマーク・トウェインの代表的作品でありアメリカ文学の古典的超名作である。今更ながら読む。

    ポリー伯母さんやドビンズ先生はいまなら幼児虐待全開なのだが、米国版カツオであるトムのあの手この手の破天荒な冒険活劇が面白い。かと思えば第4章冒頭のような詩的で美しい描写もあれば第33章の鍾乳石から滴る滴の荘厳な描写やほか妙に真理めいた文章も散りばめられ物語としてだけではなく文学作品としても秀でている。インジャン・ジョーが登場してから以降の展開はハラハラドキドキのまさにディズニーやハリウッド級の面白さだ。

    アニメ版も作られたため児童向けのイメージが強い作品だが、おませなトムとベッキーの恋物語

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    2020年05月04日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    トム・ソーヤーの日常は冒険だ。遊び方がワイルドでたくましい。やんちゃなイメージはあったけど、予想以上に目立ちたがり屋で、女の子に対して積極的な肉食男子で笑ってしまった。何歳の設定か分からないけど、ませてるな~。でもちゃんと良心は備えているし、ひねくれたところがないので好感がもてる。
    友達のジョーもやんちゃだが、ハックは全然違うタイプ。特に終盤のハックの台詞で、彼がトムとは違う価値観を持っているのが分かる。単純に恵まれない浮浪児という感じではなく、作中の「浪漫的浮浪者」というのがしっくりくる。このトムとハックが仲良しというのが微笑ましい。「ハックルベリー・フィンの冒険」も読みたい。

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    2020年03月30日
  • 人間とは何か

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    ネタバレ

    この本に登場する人物は2人。1人の青年と1人の老人。物語は、人間について老人が自身の考えを語り、それに対して青年が疑問をぶつけていく形式で進行していく。
    著者マーク・トウェインの死後、本書を読んだ彼の妻がひどく泣いたというエピソードからも理解できるように、本書の内容はそう簡単に受け入れられるものではない。

    以下、内容をあとから想起するため、岩波書店HPから要約文を引用する。
    「人生に幻滅している老人は,青年に向かって,人間の自由意志を否定し,人間は完全に環境に支配されながら自己中心の欲望で動く機械にすぎないことを論証する」

    老人は「人間機械論」を唱え、人間は所詮外部から受けた影響をもとに行

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    2020年02月19日
  • ハックルベリー・フィンの冒けん

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    はったり少年のトムとは違った生まれ育った素養・環境ゆえか大人を見透かしているようで、でも嘘をつくのはうまくない正直者の姿。無頼漢のようだけど、まだ子供なのでそこまで頼りになるような存在ではない。その辺りのバランスの子供の姿を通して描かれるアメリカの時代や風景のみずみずしさが情景として目に浮かぶ。

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    2020年01月13日
  • 不思議な少年

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    マーク・トウェインとは思えないほど、重苦しいはなし。
    でも、これからの生き方を変えようと思うほど、考えさせられるものだった。

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    2019年12月10日
  • 不思議な少年

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    トムソーヤーの冒険書いた人とは思えないほどの暗さ。
    バタフライエフェクト的なくだりもありつつ、ひたすらに悲観に満ちた死生観がストーリーを取り巻いている感じ。
    思春期に読んだら人間不信になりそう。
    ただ、文章は重くなく読んでてストレスは一切なく流れるように読めた。

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    2019年11月11日
  • ジム・スマイリーの跳び蛙―マーク・トウェイン傑作選―

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    旅行にいく時、電車に乗るとき、この本を鞄に忍ばせていきます。何度読んでも面白い。マークトゥエイン節炸裂です。翻訳もいい。

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    2019年10月13日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    物語としては超有名、自由闊達な少年トムの、まさに冒険物語。いたずらや家出、殺人犯との絡みや同級生との恋愛、ハックとの友情、財宝を巡る奔走と気分躍る要素がふんだんに盛り込まれ飽きさせない。真面目で真っ直ぐなポリー伯母さんとの掛け合いがとても楽しく、感情の激しい浮き沈みが少年らしく微笑ましい。大人の洒落ているが難しい表現力で語られるのは少し違和感があり、また無駄に読みにくいと感じた。
    終盤でのハックの無欲な人生観が個性的だがトムに説得され養子となり、ほっとするやら残念やら。

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    2019年04月20日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 下

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    19世紀のアメリカ、人情味にあふれているが、そこには人種差別や犯罪や暴力が当たり前のようにあった。
    そんな古き良き、そして残酷でもあった時代が、ミシシッピ川の豊かな情景と共に少年の目線で生々しく、時に子供らしいユーモアも交えながら描かれている。
    それにしてもハック・フィンはなんてたくましいことか!
    様々な知恵(時に悪知恵)を絞って、何としても生き抜こうとするその生命力の強さは今時の子供達にはないものだろう。
    そんなハックだけれど、切羽詰まった場面だとやはり子供らしさが垣間見えるところがある。
    特に、気まずいところを大人に見られたときに必死で言い訳を考えだして相手を騙そうとするところは、彼の冷や

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    2019年02月01日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 上

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    【ハックルベリー・フィンの冒険 上・下】
    マーク・トウェイン作、西田実訳、岩波文庫、1977年

    面白かった。

    「キャッチャー・イン・ザ・ライ」の主人公ホールデンが「20世紀のハックルベリー・フィン」と呼ばれると知って、初めてちゃんと読んでみたが、面白かった。

    作者マーク・トウェインは1835年生まれで、日本で言えば「幕末明治の時代」に生きた人。

    日本で若い志士たちが「黒船襲来」「尊皇攘夷」と立ちまわっていた時代のアメリカで、トム・ソーヤーやハックルベリー・フィンといった少年たちが見る社会と自然を余すことなく描いた作家。

    本書は浮浪児で自然を愛する主人公ハックフィンは暴力的で怠惰な父親

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    2019年01月07日
  • ジム・スマイリーの跳び蛙―マーク・トウェイン傑作選―

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    少しお堅い文章で面白~いお話が
    書かれている短編集です(´艸`*)

    2、3作品は少し合わなかったですが
    他の作品は楽しく読みました。
    お気に入りは『スミス対ジョーンズ事件の証拠』
    昔の裁判はこんなに適当だったのか?と
    信じ込んでしまいそうです

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    2018年11月29日