マーク・トウェインのレビュー一覧

  • 漫画 人間とは何か?

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    『とりあえず人間は機械』だということが書いてある。
    様々な角度から書いてある。
    そしてそれを理解できた時、自分は少し人間になれた気がした。


    以下全てメモ。







    人間は自らの承認を求めて動く単なる機械。
    設計どおり作用する。生まれた環境、外的要因、遺伝、生息地から作られた存在で、あるのは質の違いだけ。行動や思考は集積によって生み出された自動作用。

    事実として脳波は意志よりも先んじる。意志よりも先に脳。よって後付けの錯覚。外部からの刺激→意志でなく脳。機械と同じ。

    心理学的決定論。
    人間は環境に変化するカメレオン。
    自分で自分を変えることはできない、あくまで外的要因で。ただ気質を

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    2022年06月09日
  • 漫画 人間とは何か?

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    「人間は機械である」

    人間は自らの心をコントロールすることはできず、全て気質と環境により受けた影響に自動作用で働いているに過ぎない。
    他人を助けることはとても美しいことであるが、それも自己満足でしかない。
    人間は自らで何かをすることのできない無力な存在である。しかし、無力を自覚した時、人間は他者にも自分にも寛容になれる。

    現代においては、先人たちの発見により様々なものがより便利に変化している。そのため、環境も目まぐるしく変化していき、自動作用で生きづらさを感じるようになっている人も多くいると感じる。
    しかし、どうしようもない絶望であってもそれは環境からくる自動作用である。死にたくなったとし

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    2022年04月29日
  • 漫画 人間とは何か?

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    不幸も幸福も全ては自分の意思で左右するものではなく、もう既に決まっている
    不幸を嘆くことはあるかもしれない、しかし未来には幸福が必ずある
    すでに運命は決まっていることに疲れてしまうこともあるが、その先にある幸福に向かって今をただ全力で走って行くべきなのかもしれない

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    2022年04月22日
  • 人間とは何か

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    人間とは外部から与えられる様々な力によってのみ動かされる、機械と変わりない存在だという内容。

    話の運びが巧く、こちらの抱いた疑問が青年の口から次々と飛び出すので最後まで関心を持って読めた。
    終盤に出てきた不幸になる人と幸福になる人の話からは著者の人生に対する諦観のようなものを感じた。

    この本の内容を楽観的に受け取るか悲観的に受け取るかは読者自身に委ねられていて、その受け取り方こそが幸せになる素質の有無なのだと思った。

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    2022年04月08日
  • 漫画 人間とは何か?

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    ネタバレ

    自分の中で噛み砕くのに時間がかかっている。まだ発展途中の段階だが、感想を記しておきたい。

    【要約】
    ・19世紀、『トム・ソーヤの冒険』で知られる著者が、妻と子どもに先立たれ晩年に、匿名で執筆。当時、彼の主張は受け入れられなかった。
    ・著者の主張とは『人間は機械である』。人間は、気質と教育、環境による影響の蓄積からなる集合体で、本人の欲求を満たすために自動で動く。そこに自由意志は存在しない。
    ・近年、著者の主張を裏付ける科学的な証明がされている。

    【感想】
    自己欲求を満たすために、人は他者を愛し、憎しみ、時には犠牲になる、は納得できる。興味深いのは、人間は意志が脳に命令して行動するのではなく

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    2022年03月27日
  • 漫画 人間とは何か?

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    最後が一番心に響きました。
    読み始めは疑問に感じるかもしれませんが、最後まで読んでみて欲しい一冊です。

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    2022年02月24日
  • 王子とこじき

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    楽しくて、学校で何度も家で何度も読み返しました。絵が綺麗。                      王子とトムがそっくりなんですよね〜         大好きです❤️

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    2022年02月05日
  • 転生したら名作の中でしたシリーズ 王子とこじき【単話版】 2

    無料版購入済み

    面白い

    今後の展開が気になります。

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    2021年08月16日
  • 転生したら名作の中でしたシリーズ 王子とこじき【単話版】 7

    購入済み

    転生で入れ替わり

    新感覚な上に恋愛ものではない感じが面白い。
    これからこの一卵性の双子の様な見た目の男の子がどの様にして国を立て直していくのかがとても楽しみな作品だ。

    #ドキドキハラハラ #アガる #アツい

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    2021年07月26日
  • トウェイン完訳コレクション ハックルベリ・フィンの冒険

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    黒人差別というものは実際見たわけでもなく、全くわからないものだったが、当時の南部の雰囲気と共にその扱いがわかる。いかにハックが必死であるかも…

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    2021年06月26日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    小学校時代に読み漁った名著の読み返し。
    「トムソーヤの冒険」が発表されたのが今から140年前、アメリカがまだ南北で対立していた時代。
    奴隷制もあり、荒れていた時代にこれほどまでに勇気と希望に溢れた物語を生み出した著者が素晴らしい。
    印象的なシーンが、自らの日曜学校の葬式の日に戻ってきた3人を、喜びに満ち溢れて出迎えた人たちに、ハックが帰ってきたことも喜んでくれと、何の気無しにトムが言ったところ。
    トムの心の優しさ、寛大さがひしひしと伝わってくるこのシーンに胸を打たれた。

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    2021年05月05日
  • 人間とは何か

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    ネタバレ

    私たちの思考や言葉は、外的な力によってもたらされた結果でしかない。自己は形成されるものである。
    利己も利他も形状が違うだけで中身は一緒。
    人間の共通目標は主衝動に基づき、自己満足、自己陶酔することだけ。
    教育は、欲望のベクトルを正しい方向に向ける。
    著者のこのペシミズムは、さっぱりとした考え方で気質的なものなのかもしれない。

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    2021年03月15日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    おそらく子どもの頃に読んだことがあるはずだが、こんなに長い話だという印象はなかったので、子ども向けに縮訳されたバージョンで読んだのだろう。数々のいたずらと冒険、少年らしい想像力と恋、そしてハッピーエンドで、19世紀アメリカらしい瑞々しさ満載のストーリーを柴田元幸訳で楽しめるのだから、文句のつけようがない。『ハックルベリー・フィンの冒険』も読もう。

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    2021年02月20日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    幼少期にTVで観たトム・ソーヤの冒険。「悪童」というのがぴったりのトム。ポリーおばさんに叱られ、学校で喧嘩し、日が暮れるまで遊び、女の子にモテたくて意地悪をする、純粋な少年。トムの少年時代は多くの事件が勃発する。海賊になりたくて家出、目の前で起きた殺人、金貨がぎっしり入った宝箱の発見。これらの事件でいつもトムの近くにはハックが常に一緒に行動する。このハックはとても独特な性格で面白い。トムが好きになったベッキーにはとても好感度が高く、少年トムを羨ましく思った。多くの人に小説のトム、ハックと会ってほしいな。

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    2020年12月21日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    大人になって読み返して改めて面白さがわかる本がある。失われた時間への惜別の想い、子供たちの未来よりも自分の今とこれからを期待したくなる小説。ストーリーは今さら語るまでもない。19世紀のミシシッピーを舞台にトムやハックやジョーが好奇心で常識を封じ込め、新しい世界に飛び出していく冒険小説である。「へん、ぶたれるのがなんだっていうんだ」明日会社で実践してみよう

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    2020年12月10日
  • トム・ソーヤの冒険 2

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    超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超面白い

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    2020年05月23日
  • ジム・スマイリーの跳び蛙―マーク・トウェイン傑作選―

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    あのトムソーヤ、ハックルベリーフィンのマークトウェインが生涯で発表した文章の中から、新聞や雑誌に掲載された与太話、ホラ話を集めて翻訳したもの。

    もうめちゃくちゃ面白かった!
    マークトウェインはとことん皮肉の効いたユーモアのセンスに富んでいて、

    風邪を治すには
    ワシントン将軍の黒人従者
    私の農業新聞作り

    の三遍は特に最高だった。

    とにかく笑いと風刺、ひたすらに皮肉。

    いやぁ、何度でも繰り返し読めるなー

    マークトウェインの本で読んでない本などもうないと思ってたのに新編を読めた感動と、翻訳の素晴らしさにも敬意!あー、嬉しかった。楽しかった。

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    2020年04月15日
  • ハックルベリー・フィンの冒けん

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    ネタバレ

     柴田元幸さんが、出来るだけ原著に忠実に、ハックの声を再現した翻訳で、ひらがなが多く最初は読むのに苦労しましたが、後半からハックの魅力全開で、どんどん読めました。
     小説の舞台の時代も生活も人々の考え方も今とあまりにも違いすぎて、良心に従うことが必ずしも自分のやりたいことと一致しない現実に苦しむハックの姿は心が痛みました。しかし、困った事になると、次から次へとよくもこれだけ出てくると感心してしまうほどの言い訳や嘘八百が傑作で、何度も大笑いしました。また、黒人奴隷のジムが教えてくれる悪いことのしるしやおまじないなどもたくさん出てきて、一体ジムは何歳なのか、と思いました。ハックが女の子のフリをして

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    2020年01月28日
  • ハックルベリー・フィンの冒けん

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    20年ほど前にたしか岩波文庫で読んでいたが、柴田訳で読みたくて再読。
    読みながら、とにかく長いので、色々、深読みしたくなった。
    例えば、この物語では、嘘や物語がかくも多用されるのか、とか。良心とは何か、とか。

    読み終えて思ったのは、これはハックという子どもに託して、自由とは何かを書いた物語だった、ということ。

    痛快の一言です。

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    2020年01月10日
  • 王子とこじき

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    子ども時代は読んだことがなかった作品。著者がとくべつな愛情をこめて書き下ろした作品であるとのこと。また翻訳者の村岡花子さんにとってもとくべつに大切な1冊だったとあり、完訳版を読んでみたくなった。

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    2019年10月22日