マーク・トウェインのレビュー一覧
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名前は知っていたけど、内容については全く知らなかった作品。
最初は独特の言い回しや物語展開に慣れなかったが
半分も過ぎればなれてきた
最初はあまり面白くなくて止まりながら読んでいたけど、途中から面白くなって読むのを止められなかった。
なんていうんだろう、中には子どもならではの考え方や発想があって、...続きを読むPosted by ブクログ -
子どもの頃からタイトルは知っていたけど読んだのは初めて。
1884~85年の作品なので、時代を考えたら黒人の方を人間扱いしてないのは理解できる。
いろんな意味でアメリカの原点を感じる。
暴力的な父親、すぐ銃でやりあうなんかは今もあるよね。
ハックの頭の良さ(機転が利く)がやはり自分の人生を切り開いて...続きを読むPosted by ブクログ -
高校生のときにブルーハーツの1000のバイオリンを聴いてから気になってた作品。15年以上経ってからやっと読んだ。トウェインが描くアメリカの自由の精神とはどういうものか、改めて感じられた、かな。ハックの前向きさと勢いと成長が眩しい。あと表紙がカワイイ。Posted by ブクログ
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文がやさしくて読みやすそう。全訳ではないんですね、低年齢用にやさしくしたもの。
1章の中にカラー挿絵が何枚も入ってきてそれでこの値段なのは良いです。
シリーズほかの本も順に見てみたい。
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真面目にいい話だった。
敢えていうなら原作に忠実すぎでその分ワクワクドキドキは無く
トムが転生者だという設定も全く活かせてない(下々の気持ちがわかるというのは乞食の生まれだけで充分要件)
あとマイルズが何故乞食に成り代わった王子を庇い続けるのか
清廉潔白な人物というだけでは随分事足りないなと...続きを読む -
訳者があとがきに書いているように、これは、主人公に「都合のいい空想」でなく、「とんでもない苦労を背負い込んだ現実」の冒険で、読みながら悲しみや苦悩が沁みてくらくらしてしまった。ゆるやかな至福のうつくしさ(原文で読める日がくれば!)さえ掻き乱されて酷い目に遭わされて、けれどそれでもハックは自分たちにさ...続きを読むPosted by ブクログ
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滑らかな語りに想像を誘われ、つりこまれるように読んでいった。けれど、この「冒険」には(主題・教訓・筋書を見つけようとする者は酷い目にあえ(意訳)という前書きに配慮し野暮なことは書くまいが)奴隷制が放置されるままに跋扈していた時代の空気がかなしく流れているように感じられた。ひとつひとつの描写が、訳のう...続きを読むPosted by ブクログ
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作者のマーク・トゥエインだが、彼の幼少期にも黒人奴隷との関わりはあったと推察され、21歳の時に蒸気船を操る仕事に就く。これらの背景がこの二つの冒険を描くに至った経緯だと考えられる。Posted by ブクログ
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「トムソーヤの冒険って本を読んでないとわからないかもしれない」と、ハックルベリーフィン自身が物語の始めに言っている。事前に「トムソーヤの冒険」を読むのが良いのかもしれない。Posted by ブクログ
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読むのは何回目かな? 子ども時代はドキドキハラハラ。自分も冒険するぞ~、と思うけれども川も洞窟もない環境。アメリカに憧れた。今回もハラハラドキドキ!でもそれはポリーおばさんの立場から。夜中の家出、洞窟での遭難、ずる休み、鞭打たれる子。あ~、心配、心配……どうしたらいいのかこのわんぱく坊主は。この完訳...続きを読むPosted by ブクログ
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アメリカで奴隷制度があったこと、今でも黒人の差別で何かとニュースになることは何となく聞いたことがある。しかし、「奴隷」の黒人がいた時代のアメリカでどのように扱われていたか、白人黒人がお互いどのように日々を過ごしていたかを多少なりとも理解を深めさせてくれる話だった。それとアメリカにおけるキリスト教徒と...続きを読むPosted by ブクログ
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トムと親友のハックは、夜の墓地で、ある男が恐ろしい事をしているのを目撃してしまう。男から狙われる二人。家出、葬式騒ぎ、洞窟で迷子など、はらはらドキドキが止まらない冒険物語。
トムと仲間達の冒険物語は読んでいて面白かったです。まるで、こっちまで冒険を楽しむような気分になりました。さすがに家出はよくない...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカの児童文学である「王子と乞食」のストーリーをなぞっているとは思いますが、主人公であるトムに転生者の視点が入ることで、どのような展開になっていくのか。
絵もきれいで読みやすく、続きが気になります。 -
めちゃくちゃ続きが気になる!!誰にも入れ替えが気づかれず、王子は絶対服交換したことを後悔しているし、闇落ちしそう