マーク・トウェインのレビュー一覧

  • トウェイン完訳コレクション ハックルベリ・フィンの冒険
    この小説は秀逸だと思います。自分の小説読書史上かなり上位に入ること間違いなし。子供にも大人にも心からオススメします。
  • ハックルベリー・フィンの冒険 下
    4月11日読書会課題。当日の朝にやっと読み終わって慌しくはあったけども、第一回目の課題としては最高だったぜ!
    でも、わたしは前半のほうが好きかな、ジャクソン島に行って星を見上げるあたりまでのドキドキ感!
    もちろん後半で王様と公爵が出てきてから、ハックが人間の汚さとか、狡猾さと向き合いながら、自分が正...続きを読む
  • トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー
    読んでる途中。
    展開が早い。
    和訳が不満だった本(犬の力)を読んだ直後なので、この訳の安定感は心地いい。
  • トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー
    Pipoさん、ありがとうございます!堪能しました。「SFの元祖」(カヴァーより)とか、どーでもいいです。…、ってくらいに、面白かった、です。面白がりながら、ちょっと切なくなったりもしました。例によって引用しますが、「コネチカット生まれのちゃきちゃきヤンキー」「中世円卓の騎士」「アーサー王」「…現代文...続きを読む
  • ハックルベリー・フィンの冒険 上
    実はこの本とトム・ソーヤの冒険は原作を読もうと高校のとき購入し、最初の数行で挫折した辛い記憶があります… 南部訛りの英文なんて高校生には分からないって… しかも出版されたのは1885年。そりゃあ辛いものがありますよね。日本語で読むのは楽だなあ〜 なんてニコニコしながら読みました。

    面白かったです...続きを読む
  • ハックルベリー・フィンの冒険 下
    「トムソーヤの冒険」で有名な作家の「トム..」の続編的な作品でトムの仲間の一人ハックが主人公の冒険物語。

    アメリカ南部が舞台で、暴力的な飲んだくれの親父から逃げる様に、筏での旅に出る。途中出会った逃亡奴隷である黒人のジムも加わり物語は進んでいく。
     
    奴隷制が残るアメリカ南部(特にミシシッピ川)の...続きを読む
  • ハックルベリー・フィンの冒険 上
    「トムソーヤの冒険」で有名な作家の「トム..」の続編的な作品でトムの仲間の一人ハックが主人公の冒険物語。

    アメリカ南部が舞台で、暴力的な飲んだくれの親父から逃げる様に、筏での旅に出る。途中出会った逃亡奴隷である黒人のジムも加わり物語は進んでいく。
     
    奴隷制が残るアメリカ南部(特にミシシッピ川)の...続きを読む
  • トウェイン完訳コレクション ハックルベリ・フィンの冒険
    前作(トム・ソーヤー)より本作の方が個人的に好きです。いつまでもハックのような冒険心、自由を愛する心を持ち続けていたいなと思います。
  • トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー
    『トムソーヤの冒険』や『ハックルベリー・フィンの冒険』で知られるマーク・トウェインのタイム・スリップ小説。

    イギリスのウォリック城を見学していた”私”が、奇妙な男に出会うところから物語が始まります。その男の話す内容は、アーサー王と円卓の騎士について、まるでその時代にいたかのような口ぶりです。驚きか...続きを読む
  • 漫画 人間とは何か?
    人間は機械だ
    生まれ持った気質と環境などの外的な要因によって行動が左右される
    そしてすべての行動は自己満足
  • トム・ソーヤーの冒険
    この話を読んで、自分が友情モノに弱いんだと改めて気付かされた!
    当時の時代背景も感じられるし、最後はミシシッピ川という存在が大きく感じられた。読むのが楽しかった。訳者のあとがきも必須。
    先に「ハックルベリィフィンの冒険」も映画で観たが、それも良かった。
  • 人間とは何か
    マーク・トウェインの人間観には恐れ入った。トウェインではなく正確には老人なのだが、この老人は徹頭徹尾、人間の善性を相対化する。あらゆる行動は自分によかれと自分が満足したい、という動機があるらしい。悪を行う可能性があるという意味では人間は動物以下でもあるらしい。

    こんなペシミスティックな老人が近くに...続きを読む
  • 人間とは何か
    老人と青年の対話調で綴られた、「人間とは外からの力に反応して作用するだけの機械である」という主張を説明する内容だった。

    言い換えると、「すべて人間は、自らの経験学習と気質に従って、自らの精神的満足を充足するための選択をする」ということが主旨だった。

    そのため、自由意志などや自己犠牲などは存在せず...続きを読む
  • 人間とは何か? 自己啓発の劇薬 マーク・トウェインの教え
    人間の本質について考えさせられる本。人の行動は全て自己満足のため。人間は機械であり、外的要因によって意思決定が行われる。
  • トム・ソーヤーの冒険 下
    月並みだけど、子供の頃の気分を少し思い出した気がした。
    たまには思い出したほうがいいのかもしれない。
  • トム・ソーヤーの冒険 下
    岩波少年文庫版が石井桃子さんの訳だったということを今回はじめて知りました。
    柴田元幸訳で『ハックルベリー・フィンの冒けん』を先に読んでいるので、当然トムも柴田先生の訳で読みたかったのですが…やっぱり気になる石井桃子訳。現代のアメリカ文学の翻訳を牽引する柴田先生の訳と比べても遜色のない、素晴らしい訳で...続きを読む
  • ハックルベリー・フィンの冒けん
    じつに伸びやかな冒険譚なのであるが、「しゅくえん」の話みたいに南北戦争前のアメリカ中西部の厳しさも多々あり、ハックの良心についての悩みも読みごたえがある。

    挿絵がたくさん入っているのも、終盤のともすると蛇足っぽいあたりも、なんだか昔の本という感じがして好き。
  • 漫画 人間とは何か?
    「トムソーヤの冒険」「ハックルベリーフィンの冒険」等、一度は聞いたことがある様な少年向けの冒険譚の著者、マーク・トウェイン。
    その彼が「匿名」で残したとされる「人間とは何か?」が漫画化された本です。

    『人間とは機械である。』

    ある青年は人間には自由意志が存在すると主張し、ある老人は人間は機械であ...続きを読む
  • 人間とは何か? 自己啓発の劇薬 マーク・トウェインの教え
    分かりやすい主張だ。
    人間は機械であり自らの力では何も生み出すことはできない。意見も作品も詩集もすべて外的要因が重なって生み出されたもの。
    人間が行動する動機はすべて自分の精神的満足のためである。慈善活動、自己犠牲もそれをすることで自分の良心、自尊心が満足するからしている。お金を稼ぐ事が満足に繋がる...続きを読む
  • トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー
    元祖?知識無双系転生もの。6世紀のイギリスにタイムスリップした19世紀のアメリカ人が、魔術師マーリンを科学知識で押しのけアーサー王の側近となる。石鹸、爆薬、電信、銃、機関銃、等々を開発したり、人々を啓蒙し民主主義を定着させようとしたりもするのだけど…。
    明治維新のころの作品なのに、ユーモアというかギ...続きを読む