【感想・ネタバレ】漫画 人間とは何か?のレビュー

あらすじ

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『トム・ソーヤの冒険』のマーク・トウェインが「匿名」で遺した名著を漫画化
東京大学教授 石原剛が監修、九州大学准教授 妹尾武治が最新科学で解説
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100年前、匿名で出版するしかなかった名著は、生きづらさを抱える現代人に必要な劇薬だった! !

『トムソーヤの冒険』『ハックルベリーフィンの冒険』
世界的文豪マーク・トウェインが「匿名」で遺した名著がついに漫画化。

「人間は機械である」だからこそ、自由に生きられる

東京大学教授、日本マーク・トウェイン協会会長の石原剛が監修。
九州大学 准教授 妹尾武治がコラムを執筆「AIと人間は何がちがうのか?」。
「サバイバル・ウェディング」「漫画バビロン大富豪の教え」「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」の大橋弘祐が企画・脚本。
「嫌われる勇気」「僕は君たちに武器をくばりたい」の吉岡秀典がブックデザイン。

最強のビジネス漫画が誕生!

【目次】
第1章 人間は自己満足の奴隷か?
第2章 家族愛も社会的称賛も自己満足か?
第3章 自己犠牲は誰のための行為か?
第4章 人間は生まれで決まるか?育ちで決まるか?
第5章 人間は思い通りに思考することができるか?
第6章 人間は動物より「上」か?
第7章 「わたし」を動かすのは誰か?
第8章 人間はどう生きるべきか?

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Posted by ブクログ

【自由意志などない。人間とは機械である。それは自分に全て責任がある訳でもなく、この先であなたを大事にする人が待っているということでもある】

表紙に一目惚れし、ようやく読み切れました。
まず漫画なのですらすら読める。
厚さはありますが、絵も字も大きく、作品内では一貫して「人間は機械である」ことの根拠を示していきます。

しかし、機械である=自由意志などない、全て決まっているからといって、ただ受動的に過ごせということではありませんでした。

自分が弱いことも,至らなかったことも、全ては自分たちが機械であるがゆえ。
だからこそそれを片隅において、全てが自己責任ではない、その先で、必ず幸せになれることが決まっていると捉えられるのです。

自分がいなくなりたい、自分なんて何もできていやしない,と思った時に読み返して、「全部が自分でどうこうできるわけじゃないよな」と思い直したいと感じました。
読めてよかった!

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2025年04月25日

Posted by ブクログ

漫画でわかりやすく、人間とは何かを解説している。トウェインの主張は、一貫した人間機械論である。人間を特別視する人間には、到底受け入れられない思想だと思う。

これは人間は外的要因や情報をインプットして、あとは決められたアウトプットするだけの器に過ぎず、そこに自由意志などないというある種の過激な思想である。

僕はAIの仕組みを学ぶたびに、人間もただの機械だと思うことがある。要するに大量のデータを与えれば、AIだろうが人間同様の思考はできる。倫理観も膨大な教師データがあれば、パターン化できる。その中から最も尤もらしい選択をするだけだ。その選択基準は、環境に依存する。

人間の選択も機械のようなものと考えても、正直違和感はない。特に近年の生成AIの発展は、その思想を強める要因なのではないか。人間の仕事と思われてきた高度な仕事は、むしろAIで代替可能である。

この人間機械論は、だから人間に意味などないというニヒリズム的な思想ではなく、人間讃歌であると感じた。誰かの成功や失敗などを特別視することもなく、あくまでそれは機械的にプログラムされた人間の結果でしかない。だからこそ、そんなものを奢ることも卑下する必要はないという、逆境からの幸福論に近いと僕は感じた。

0
2025年04月14日

Posted by ブクログ

『とりあえず人間は機械』だということが書いてある。
様々な角度から書いてある。
そしてそれを理解できた時、自分は少し人間になれた気がした。


以下全てメモ。







人間は自らの承認を求めて動く単なる機械。
設計どおり作用する。生まれた環境、外的要因、遺伝、生息地から作られた存在で、あるのは質の違いだけ。行動や思考は集積によって生み出された自動作用。

事実として脳波は意志よりも先んじる。意志よりも先に脳。よって後付けの錯覚。外部からの刺激→意志でなく脳。機械と同じ。

心理学的決定論。
人間は環境に変化するカメレオン。
自分で自分を変えることはできない、あくまで外的要因で。ただ気質を教育で抹消することはできない。

人間は自己満足のためだけに行動する。

人間は自らの心もコントロールできない、独立した機関。
人間は経験したイメージを勝手に結合する機械、それがひらめきであり、発見である。よって人間が発明したものなどない。

いまAIにできず、人間にできることとは?
意識とは結局のところ情報の統合、生命の本質は情報。
本能とは、昔は考えて行動してたことが遺伝的に受け継がれ習慣化し考えなくても体が動くもの。いわゆる石化した思考。

動物や蟻も観察や推理もできる。人間は彼らより少し複雑な機械というだけ。

金も宝石も悪評も地位も名声も、誰かが価値があると思っているから価値がある。誰も見向きもしなくなったら一文の価値もなくなる。

人間は「わたし」が全てを支配している王のような存在だと思っている。しかし知性と感情は独立して動くし、心が悲しければ勝手に涙を流す。「わたし」とは至極あいまい。これを自動作用という。教育や環境から「知的プログラム」「道徳的プログラム」を設計している。「わたし」はその集合体。

機械とは「設計どおり作用するもの」つまり人間は機械。
良心は自己満足。反対に苦しむことも全て自分が悪いと背負い込むことも人間の驕り。

そして無力だと感じれば他者に自分にも寛容になれる。
気質。

人類は数多の人間の影響や偶然の発見を機械的に取り込み自動で繋ぎ合わせ、この世界を創り上げてきた。
心理学的決定論は弱者の救い。
成功者も犯罪者も自由意志でなく、環境からの刺激を受け起こした行動の帰結の享受者でしかない。

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2022年06月09日

Posted by ブクログ

「人間は機械である」

人間は自らの心をコントロールすることはできず、全て気質と環境により受けた影響に自動作用で働いているに過ぎない。
他人を助けることはとても美しいことであるが、それも自己満足でしかない。
人間は自らで何かをすることのできない無力な存在である。しかし、無力を自覚した時、人間は他者にも自分にも寛容になれる。

現代においては、先人たちの発見により様々なものがより便利に変化している。そのため、環境も目まぐるしく変化していき、自動作用で生きづらさを感じるようになっている人も多くいると感じる。
しかし、どうしようもない絶望であってもそれは環境からくる自動作用である。死にたくなったとしても、そのことを自覚していればまた違った選択ができるかもしれない。

自己満足であったとしても自分の人生をより良くすることを大切にしていきたい。そう思える本であった。

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2022年04月29日

Posted by ブクログ

不幸も幸福も全ては自分の意思で左右するものではなく、もう既に決まっている
不幸を嘆くことはあるかもしれない、しかし未来には幸福が必ずある
すでに運命は決まっていることに疲れてしまうこともあるが、その先にある幸福に向かって今をただ全力で走って行くべきなのかもしれない

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2022年04月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の中で噛み砕くのに時間がかかっている。まだ発展途中の段階だが、感想を記しておきたい。

【要約】
・19世紀、『トム・ソーヤの冒険』で知られる著者が、妻と子どもに先立たれ晩年に、匿名で執筆。当時、彼の主張は受け入れられなかった。
・著者の主張とは『人間は機械である』。人間は、気質と教育、環境による影響の蓄積からなる集合体で、本人の欲求を満たすために自動で動く。そこに自由意志は存在しない。
・近年、著者の主張を裏付ける科学的な証明がされている。

【感想】
自己欲求を満たすために、人は他者を愛し、憎しみ、時には犠牲になる、は納得できる。興味深いのは、人間は意志が脳に命令して行動するのではなく、書籍や会話など何十年と積み重ねてきたものが欲求をつくり、それを満たすために身体が自動で動く、実は意志は介在していない、という主張だ。
だから、他人と比較したり、心無い言動に怒りを感じる必要はないのだと、私の心を軽くしてくれた。

本書の編集が、読者の理解をかなり助けてくれる。
最後に、編集側からの投げかけで『何も希望を抱かずに、努力せずに、流され続ければいいのか?』『答えは否だ。』とある。
私もそう思う。書籍や会話を沢山することを通じて、自分の望ましい方向を知り、そこへ進むための蓄積を自らしていきたい。

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2022年03月27日

Posted by ブクログ

最後が一番心に響きました。
読み始めは疑問に感じるかもしれませんが、最後まで読んでみて欲しい一冊です。

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2022年02月24日

匿名

購入済み

人間とは何か、機械であると言う発想面白かったてす。色々思うところがあったり難しく感じる部分もありましたが、最後まで読んで納得出来ました。

#タメになる

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2025年09月07日

Posted by ブクログ

人間は機械である
発想にびっくりした
環境で人間はきまっており修練で磨くことはできる
全ては自動化されており決まっていると。

ネガティヴなようでそうではない
より一層環境や、学習は大事であると思った

機械、決まっていることでもあるので、
必要以上に落胆、落ち込む必要もないということ
おもしろかっ

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2024年07月10日

Posted by ブクログ

人間は機械だ
生まれ持った気質と環境などの外的な要因によって行動が左右される
そしてすべての行動は自己満足

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2024年03月22日

Posted by ブクログ

「トムソーヤの冒険」「ハックルベリーフィンの冒険」等、一度は聞いたことがある様な少年向けの冒険譚の著者、マーク・トウェイン。
その彼が「匿名」で残したとされる「人間とは何か?」が漫画化された本です。

『人間とは機械である。』

ある青年は人間には自由意志が存在すると主張し、ある老人は人間は機械であると主張する。それらの問答を通して、人間とは何なのかを考えていく物語です。
人間が持つ意志やそれに基づいた行動とは、それまでの環境や経験から蓄積されたものから導き出された自動的な行動であり、自己欲求を満たす為だけに弾き出された主衝動である、と本著では語られている。
それはつまり、人間は全て考えてから行動する生き物ではなく、過去の蓄積したデータを基に最適解を自動的に導き出す、機械だと述べている。

内容の哲学感の強さにも驚きだが、原作が書かれたのは今から100年以上前ということも驚きだった。
そして、本著は『人間とはどうあるべきか』を、AI化していく未来の人間に当てたメッセージの様に感じた。

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2023年05月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人間は自らの承認を求めて動く単なる機械に過ぎない
人間にはあいも憎しみもない、そんな名称をつけているから本質が見えなくなる、あるのは主衝動だけ、満足したいという機械的な心だけ
結局すべては主衝動だ、あくまでも自分の良心を満たしているに過ぎない
そしてその良心は教育できる、環境しつけ書物などから
人間は不愉快でなければ人の不幸などどうでもいい
愛も憎しみも慈悲も貪欲も善意もみんな自己陶酔、自己満足だけが私たちの原動力であり機械と変わらない
自由意思は幻覚
人間は環境からの刺激を受けて全自動的に体を動かしている
人間は自己満足のために行動しその欲望もまた外部からの影響 自分から生み出しているものなどなにもない 自分の心すらコントロールすることができない
君が自由だと思っているその心も気質と教育から自動で導き出されているだけなにも自由じゃない
金も宝石も悪評も地位も世界的名声も誰かが価値があると思っているから価値があると
誰もが見向きもしなくなったら一門の勝ちもなくなるんだよ
人間は善に向けて鍛練はできるがどんなに高水準になろうとも自己満足だ
それは心の満足が自動作用の動力になるよう設計されているからだ
自らの無力さを自覚したとき人間は他社にも自分にも寛容になれる
まずはいい鍛練を積める場に身をおいてみたらどうだ
五木寛之
人間は大河の一滴
人間が他人の援助を自己満足のために行っていたとしても人に喜ばれることで自らの心が満たされるのであればそれはむしろすばらしいこと
人間は過去からの寄せ集めのガラクタですべては気質と外的環境できまる
その前提に立てば自らを誇ることもなくまた他社を批判することもなくアリのままの自分を認められるのではないか
人間は機械であると主張したマークの本当の狙いはアリのままいきられない人間に対する許しの思想だったのかもしれない

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2022年04月04日

Posted by ブクログ

漫画だから読みやすかった。

人間は機械であるという主張、その理由は
・満足したいという機械的な心だけで人間は動いている。家族の愛や社会的称賛や自己犠牲をする人も結局はそのひとが何を優先してるかが違うだけで自己満足の奴隷である。
・人間の心は自分でコントロールできていると思いがちだが、実は経験したイメージを勝手に結合するだけの機械である。
・「私」とは私が全てを支配してると思いがちだが、実際は教育気質や環境の外的要因からプログラムを設計する内なる主人の満足を満たす自動作用である。

良心を持ってやったことも自動作用だが、逆に、苦しみや悲しみ、他人と比べたりプライドなども全ては自己満足であり設計通りに作用しているだけだと思えば他人にも自分にも寛容になれると言って最後を締めているのは救いがあるなと思った。

つい先日読んだ種の起源と同じような主張をしてるることも興味深かった。種の起源では人間は遺伝子の奴隷、この本では自己満足の奴隷。

時折で良いので、この考え方の引き出しを開けて世界を眺めてみることでより広い視点でモノを考えるできるのではないかと感じた。

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2022年03月27日

Posted by ブクログ

『トム・ソーヤーの冒険』でお馴染みのマーク・トウェインさんの原作である『人間とは何か』を漫画化したもの。
九州大学准教授の妹尾武治さんの寄稿文が読める。妹尾さんは『未来は決まっており、自分の意志など存在しない。心理学的決定論』という書籍を書いているお方。
本書と併せて、読むことをお薦めする。妹尾さんの書籍の内容の一部は、本書の寄稿文でも知ることができる。最初に読んだ時には衝撃を受ける人もいるかと思う。ただ、同様の内容の書籍はいくつかあるので、気になる人は学びを深めることができる。
さて、本書では著者の卓越した人間観察眼と哲学から、人間は設計図通りに環境からの刺激で反応する機械であるという考えを知ることができる。この主張に反論したくなる人もいるだろうが、果たして著者を論破できるのだろうか?それほどにも説得力ある主張になっている。科学的にも、マーク・トウェインさんの思想を補強する実験結果が示されたりしている。
人間は機械だとしても、どう生きていけばよいかを考え行動できるのではないか?
というのが、本書のテーマだ。漫画は気軽に読めて、初心者にとってとっつきやすいものだ。岩波文庫の『人間とは何か』も読んでみたいと思った。

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2022年02月13日

Posted by ブクログ

人間とはと新たな見方を教えてくれる本でした。
環境が人間を創る。
だから、良いものに触れて、良い人間関係の中に見を置く。のが大切だなと改めて思った。
もっと良いものに触れていこうと思えた本でした。

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2022年12月03日

Posted by ブクログ

漫画なので読んでみた。
人間機械論は、現代は更にその一段階、二段階上で、人間とは何かと議論されているものだと思うので少し古いが。

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2022年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

漫画だけでなく、所々挟まれている妹尾教授の解説もよかった。

人間は意思決定に基づき、選択をしていると思いがちだが、実は身体が先で意識が後付けで動いているらしい。
また、”自由意志”という考え自体が、ある種、作られた概念という話も面白かった。曰く、洋の東西を問わず、宗教は善いことをすれば天国に/悪いことをすれば地獄に行くと教えているが、それは社会秩序を保つ上で都合が良かったから。そして、その教えが成り立つには「人々は自由意志に基づき行動しており、行動の責任は行動した人にある」という前提が必要となる。そうして、ある種自由意志という概念が作られた。ただ、科学によって宗教の教えが弱められたように、自由意志も、その信憑性を科学が切り崩しつつあるという話だった。
確かに、生まれた環境や遺伝によって人々は制約を受けており、ある状態に置かれている人の責任をその人の行動に全て帰することはできないという論調は高まっている。それが昨今の、ダイバーシティの流れにも繋がっている気がした。

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2022年03月20日

Posted by ブクログ

目から鱗。自分の弱さを認めるって、こんな方法もあったのか。
でも、どうせ人間は機械だからっていうことで状況に流されて、結果何も考えなくなるってならないのかな。

つぎは単行本の方を読んでみようと思う。

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2022年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

たまたま本屋さんでカッコいい表紙が目に入って購入。幼い頃に読んだ記憶がある「トムソーヤの冒険」や「ハックルベリーフィンの冒険」を書いた方の本(を漫画化したもの)、というところにまんまと惹かれてしまいました。
内容をまとめると、「人間の行動は全て自己満足が由来」「何をもって満足とするか、は環境等の外的要因によって機械的に決まる」ということになるのかな…
率直に、この考え方自体には、あまり新しさを感じません。
私自身は生まれてから今まで、ずっと自己満足を満たすために生きてきた感覚があるし、周りの人間もそうでした。でもこれも、 "環境等の外的要因" になっていたのかもしれないですね。
原作は100年前に出版されてるとのことですし、当時は衝撃だった内容も、今では社会に浸透してきているのかなぁと思いながら読んでいました。
人間が機械なのであれば、各機械が止まらず動き続けられるようにするための仕組みを作ったり、パッチを配布したりするのが社会の役割だったりするのかなぁ。
何にせよ今度ちゃんと原作も読んでみようと思います。

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2022年02月14日

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