マーク・トウェインのレビュー一覧

  • 人間とは何か
    【人間は自分をまず第一に考えてる】
    人間の他人に対する善意な行為も含め、すべては自分を満たすために行われている。つまり、人間は誰もが自分中心で生きているのだと、かなりペシミスティックに「人間」というものを捉えているのがマーク・トウェインという人物である。

    しかし、この考え方には私は大いに賛成であり...続きを読む
  • トム・ソーヤーの冒険
    とくに後半から盛り上がってわくわくしてくる。
    遊びに本気で、遊びだけどわりと命がけだったり、少年の日常だけどそれが冒険。

    トム、悪知恵がすごいはたらくいたずらっ子なのに、根はいい子なのがいい。
  • トム・ソーヤーの冒険
    改めて読んでみて内容を全然覚えていない自分にびっくりした。唯一イカダ下りくらいだけど、それほど重要な場面でもなかった・・・。児童向けというよりは筆者も冒頭に書いているように子供を主人公とした教訓めいた冒険談?教会のご褒美を得るためのトムの物々交換やペンキ塗りを友達にさせる方法など真似したいくらい賢い...続きを読む
  • トム・ソーヤーの冒険 下
    上下巻を読んで思ったのは「トム破天荒すぎる!!」でした

    小さいころ、男の子って理解できないと感じてましたが
    男の子みんな中身がトムだったのかも…

    大人になったトムも読んでみたかったですね
    意外と真面目な大人になったんでしょうか
  • トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー
    アーサー王の時代にタイムスリップした”ヤンキー”がまず作ったのが特許制度という設定に興味を持ったので読んでみたが、特許制度についてはほとんど出てこなかった。トムソーヤやハックルベリ・フィンといった、夢あふれる少年小説かと思いきや時代風刺色が強く、真剣に読むと難しい。マーク・トウェインが生まれたのは1...続きを読む
  • 人間とは何か
    外からの要因が変えていく。
    だけど、その人の生まれながらの傾向、気質は変えようがない。
    など、著者の考えが、対話的に展開されていく。鵜呑みには、出来ないが、考え方や、アイデアとしては活かせそう。
  • トム・ソーヤーの冒険 上
    かなり駆け足で読んだので、登場人物とその関係性の把握に終始してしまった…。
    この手のものはあまり読まないのでちょっと読みづらく感じた。
    とりあえず早く下巻読もう。
  • ジム・スマイリーの跳び蛙―マーク・トウェイン傑作選―
    村上春樹さんの言及により読んでみた。一番最後の夢の話が結構最近の自分の行動と(夢で見た内容を記述)シンクロニシティな感じでした。あと、小話の面白さの本質について、とかもなかなかよかった。
  • 人間とは何か
    同じような決定論的人間観を持っていたがこうまで明確な言葉になったものを読んだことはなかった。
    善意や慈善も全ては己の満足が元にあるのも納得いく。
    次は「不思議な少年」を読んでみる予定。
  • トウェイン完訳コレクション トム・ソーヤーの冒険
    小学生の時に児童小説版で何度も読んだ思い出がある。
    カードの交換、真夜中の墓場、洞窟探検といった要素に、
    子供心にある種の面白さを感じていた。

    ハックルベリを読むにあたり、
    トム・ソーヤも一度読みなおそうと思い再読。

    子供の時とはまた違う視点で見ることになるわけだが、
    やっぱり当時ほどの思い入れ...続きを読む
  • トム・ソーヤーの冒険
    一言でいうなら腕白小僧の大冒険です。トムは悪知恵が働くというか、頭のいい子なんですね(笑)。色々と懐かしくて子ども時代を振り返ってしまいます。読んでみると社会に対する皮肉など、結構ブラックジョークがあるように感じました。少年たちの愉快なお話と言いましたが、一概に温かみのある作品とは言えないです。
    ...続きを読む
  • トム・ソーヤーの冒険
    子どもの無邪気な目で見るからこそわかる世の中の矛盾が時たま鋭く入ってくるのが印象的です。

    久々に読んだけれど、これ子どもが読むより大人が読んだ方が絶対に面白いと思います。

    トムソーヤとハックルベリー、二人のやんちゃ坊主が元気に暴れまわる姿に心癒されます。
  • 不思議な少年
    中野好夫訳ということで手に取ったわけだがww
    アメリカのドラマでは、ミカエル、ガブリエルといった聖書に出てくるような大物の天使たちがよく登場するが、彼らがなぜかだいたい残酷で
    人間を理解しようともせず、バカにして、嘲笑っているのはなぜだろうと
    正直不思議だったのだが
    この作品を読んで、アメリカ人の「...続きを読む
  • ハックルベリー・フィンの冒険 上
     小学生のときに読んだ。大学生になって再読。昔と比べて、今のほうがはるかに冒険心に満ちている気がする、というのは余談だが(笑)
     冒頭の「この物語に主題を見出さんとする者は告訴さるべし。そこに教訓を見出さんとする者は追放さるべし。そこに筋書を見出さんとする者は射殺さるべし。」という"警告"が印象的。...続きを読む
  • ハックルベリー・フィンの冒険 上
    ミシシッピー川を舞台にした冒険小説。ダイナミックで自由な旅をそのまま読んだ気分で残酷な部分も含まれるが、当時のアメリカの様子が想像出来た。また当時のアメリカ社会の奴隷に対する考え方を垣間見た気がする。
  • ハックルベリー・フィンの冒険 下
    上下巻一気に読めた。方言というのか、べらんめえ口調が分かりづらかったが、リアリティーがあって良かった。
  • トウェイン完訳コレクション 不思議な少年44号
    序盤はぐいぐい読ませる。特に少年が登場して、名前を名乗る辺りまではもうこれは今年読んだ中ではベストか!と思ったが、中盤で失速した。ティムバートンのダメなときの映画に近く、描かれているイメージが共有できないため、ついていけなくなった。全く予測のたたない筋というのはある意味苦痛。

    ラストの独白は素晴ら...続きを読む
  • ハックルベリー・フィンの冒険 上
    なるほど、発禁などの経緯があるだけに、当時の社会や宗教観への風刺が強く描出されている。トムソーヤの冒険とは異なり小学生が読むには少々暗い側面が強いので、読み手の対象となるのは中学生以上であろうか。一般的にハックの冒険ではトムは邪魔者という風説が強いが、トムソーヤの冒険よりもより"現実的"な本作の冒険...続きを読む
  • トム・ソーヤーの冒険 下
    下巻ではベッキーといっしょにトムが洞窟で迷子になったりする
    悪者は餓死する
    トムとハックは悪者のお金を見つけてお金持ちに!!!
    ハックはきちんとした生活に嫌気がさすけど、
    トムといっしょに山賊ごっこをするためにもうちょっと我慢してみると決意する
  • トム・ソーヤーの冒険 上
    割と最近(4年以内くらい)に
    トム・ソーヤ読んだ気がしたけどあんまり覚えてないから読んでみた。

    イライジャ・ウッドがやったハックルベリー・フィンは
    天使だったなぁ〜

    悪ガキっぷりがすごい
    でも憎めない
    子どもたちのヒーロー

    宝物(猫の死体・ビー玉・ガラガラヘビの皮‥)の物々交換超してる
    やたら...続きを読む