マーク・トウェインのレビュー一覧

  • トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー

    Posted by ブクログ

    ロラン夫人の「自由よ、汝の名の下でいかに多くの罪が犯されたことか」に対する反論のようなテーマ性を持ちつつも、「モンティ・パイソンのホーリー・グレイル」よりシュールでブラックなギャグが多数散りばめられている。

    0
    2010年10月05日
  • トウェイン完訳コレクション トム・ソーヤーの冒険

    Posted by ブクログ

    「子供の頃読んだ本再読シリーズ」第1弾。
    男の子は必ず読むものだと思っていた本。
    自分の子供たちが口をそろえて「知らない」ということにびっくりしつつ再読。
    「大人になってから読んでつまらなかったらどうしよう…」と恐る恐る読み始めたのですが、杞憂でした。
    やはり男の子には読んで欲しい本です。

    0
    2010年03月31日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 下

    Posted by ブクログ

    ハックとジムは自由州への上陸に失敗。おまけにペテン師の王様と公爵まで背負いこんでしまった。筏の旅はなおも続く

    0
    2009年10月07日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 上

    Posted by ブクログ

    洋々たるミシシッピーの流れに乗って筏の旅を続ける陽気な浮浪児ハックと逃亡奴隷ジム。辺境時代のアメリカの雄大な自然と活力溢れる社会をバックに、何ものにもとらわれずに生きようとする少年と、必死に自由の境涯を求める黒人の姿をユーモラスに描く。

    0
    2009年10月07日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 上

    Posted by ブクログ

     子どもの頃に読んだという方ももう一度読んでみてほしい名作です。十九世紀末当時に流布していたピューリタニズムの偽善、奴隷制度、自然と文明の対立などいろんなテーマが詰まっているのです。最後にハックが地獄に堕ちてやると決心したシーンは感動もの。

    0
    2009年10月04日
  • トウェイン完訳コレクション トム・ソーヤーの冒険

    Posted by ブクログ

    上等の児童文学は、大人になってから読むと2倍3倍おもしろい。
    それにつけても、インジャン・ジョーは怖い。

    0
    2009年10月07日
  • トウェイン完訳コレクション ハックルベリ・フィンの冒険

    Posted by ブクログ

    『翻訳夜話2』で『キャッチャー』のホールデンとハックに共通点があるというような話があったので、読んでみました。ねっとりとどこまでも絡みついてくる現実の中でもがく姿がカッコイイ。これもまた青春小説っちゃあ青春小説。

    0
    2009年10月04日
  • トウェイン完訳コレクション トム・ソーヤーの冒険

    Posted by ブクログ

    自分のは昭和54年18版の角川文庫、斎藤正二訳。古い。紙が変色している。
    「トム・ソーヤの冒険」を最初に読んだのは子どものころ、少年少女向けのものだったと思う。後半にわくわくした記憶があるようなないような… 初めてきちんとした翻訳版を読んだ。
    殺人現場を見てしまったり、宝物(大金)を見つけたりと事件は起こるものの、全体的には当時の少年たちを丁寧に描いた話と感じた。そのせいで読んでいて眠くなることも多かった。
    とは言え、少年たち、というよりガラクタやゴミみたいなモノに夢中になったり、妙な虚栄心があったりするアホなガキどもをよく描けていた。忘れていたけど自分も同じアホなガキだったと思い出した。マーク・トウェインは自分の子供時代の気持ちを忘れてなかったのだろうか。
    ところで、著者前書きに記された年は1876年。日本は明治時代に入ったところ。その当時、日本には少年少女を主軸にした文学なかったのでは? アメリカ文学は進んでいたのか。

    0
    2026年07月14日
  • トム・ソーヤーの冒険

    Posted by ブクログ

    原書は1876年刊行と150年前

    子どもの遊びの様変わりに驚きつつ、「禁止されるとやりたくなるのに、禁止されなくなると見向きもしない」といった心理や、作文を偽善的に書かせるような学校の雰囲気は、今もあまり変わらない気がする

    有名なペンキ塗りのエピソードのように要領よく立ち回るトムも魅力的だけど、周りと違うことを気にせず、簡単に手に入るものには執着しないハックの生き方には憧れを感じた

    0
    2026年06月26日
  • ハックルベリー・フィンの冒けん

    Posted by ブクログ

    「ジエィムズ」を読むために、まずは「ハックベリーフィンの冒険」を読まねば!
    で、どうせ読むなら柴田元幸さんの新訳を読むことに。

    やっぱりこういう冒険譚は子どもの頃に読むものなのかな。なかなかに苦痛な旅だった…。進まない。

    嘘つきハックが、さまざまな偽名を使いながら、ジムと共に逃亡するのだが、もう子どもの感性がないからなのか、それとも時代的な感覚のズレなのか、私には共感し難いハックの行動原理笑

    特に最後、トム・ソーヤが出てきてからの展開。
    すぐに解放できるのに、それでは簡単すぎて面白くないとと、困難をわざわざ演出する「子どもの遊び」に命懸けで付き合わされるジム。
    これ、なかなか笑って読むことはできない。
    えっと、ここは、マーク・トウェインの示唆に富む現代批判と読めばよいのか?

    「ジェイムズ」が生まれる理由はここにあるのだろうなと思う。白人の子どもの冒険もどきに付き合わねばならなかったジムの心境を是非とも知りたいから。

    あー、ようやく読める!

    0
    2026年02月09日
  • トム・ソーヤーの冒険

    Posted by ブクログ

    時代的に黒人への差別や偏見がところどころで暗い影を落とすが、トムを通して少年たちにしか分かち合えない世界が伸びやかに描かれていた。日曜名作劇場のイメージが強いので読んでいる間脳内ではアニメのトム達が駆け回っていた。

    0
    2026年02月01日
  • 人間とは何か

    Posted by ブクログ

    とても哲学的で面白かった。が、ずっと読んでいると、頭がごちゃごちゃしてきて、気が遠くなるので、途中でやめてしまいました。

    0
    2025年11月15日
  • トム・ソーヤーの冒険 下

    Posted by ブクログ

     第1刷発行が1952年で、1988年の文庫の改版の際に誤りや表現も改めることができたと石井桃子さんが訳者あとがきに書いている。そもそも73年前の翻訳なのだから、現代の読者にはかなり読みにくい。そこがやはり残念だった。
     トム・ソーヤーは想像していたよりも正直で、愛情深い少年だった。いたずらをして誰かをいじめたりはしない。退屈を憎み冒険を求めて、自由に街を駆けまわっているのに、歴史や英雄伝説などにも造詣が深い。読書好きとは思えないキャラクターなのだが…。
     感情豊かでお調子者で、浮浪児ハックに対しては兄のように愛情深く導くけど、憧れているのは山賊になることだったりする。この後の「ハックルベリー・フィンの冒険」が楽しみだ。

    0
    2025年09月21日
  • トム・ソーヤーの冒険 上

    Posted by ブクログ

     バーシヴァル・エヴェレット作の「ジェイムズ」が読みたくて、その小説のルーツとなる「ハックルベリー・フィンの冒険」と、その前にこの「トム・ソーヤーの冒険」を読むことにした。
     この本は翻訳がかなり古く、読んでいてかなり辛かった。また児童書ということのためか漢字ではなくひらがなで書かれていることが多く、意味を理解するのも一苦労する。
     それでもトム・ソーヤーは素晴らしい。退屈を嫌い冒険を夢見る少年たちの生態を心理描写とともにいきいきと見せてくれる。

    0
    2025年09月19日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 下

    Posted by ブクログ

    これが(白人)アメリカの現実なんでしょう、無邪気な冒険ものとして読むには、当方も多少は知恵がついてしまったかもしれないです。
    色々難しいけれど、これに対して真っ向からJamesみたいな小説が生まれる訳で、それもまたアメリカの現実であり、強さでも。
    ただ問題はそれを受け止める度量に疑いのある人が多くなってきているような、身近なところから世界のどこを見回しても。それは違うということであって欲しいものです。

    0
    2025年09月18日
  • 世界ショートセレクション4 マーク・トウェイン ショートセレクション 百万ポンド紙幣

    Posted by ブクログ

    経済評論家(?)の杉村富生さんがラジオで表題作を「マーク・トウェインがこんなものも書いている」と紹介していたのだが、読んだことがないなぁと思って読んでみた。その「百万ポンド紙幣」は、現代風の風刺がきいていて、ちょっとしたドンデン返しもあって、収録作品の中では一番面白い。その他、「実話 一言一句、効いたとおりに再現したもの」がなかなかの佳作だが、ほかはまあ凡庸か。

    0
    2025年09月17日
  • トム・ソーヤーの冒険

    Posted by ブクログ

    とにかくトムは、やんちゃで頭のいい子です。
    大人になって忘れていた「何か」を思い出させてくれます。
    ハックとのコンビも面白かったです。

    0
    2025年09月13日
  • ハックルベリー・フィンの冒けん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自然児ハックが逃亡奴隷ジムと逃避行を共にするバディもの、そして様々な人々に出会って成長していくロードノベル。
    そうまとめてしまうと、いやー読んでる途中はそんな感じじゃなかったぞ、端折りすぎでしょって自分で突っ込まざるを得ない。

    「ハックルベリー・フィンの冒けん」を今回初めて読んでみて、好きな箇所はミシシッピ川を筏で下るハックとジムが二人っきりのシーンに集約されている。
    ハックが成り行きとはいえ、『善良なミス・ワトソンの持ち物である、ジム』の逃亡に手を貸していることに対する『良心の咎め』に苦しんだ末、「よしわかった、ならおれは地ごくに行こう」と吹っ切れるシーンは間違いなく最高だ。心が揺さぶられる。

    ハックは法律に罰せられることを恐れているわけではないし、敬虔な信徒でももちろんない。
    彼の苦しみは、人の大事な財産である奴隷を盗むことが“良心”に反する故のものだ。倫理的にはジムを逃すことはありえない。そんな身体に染みついた善悪についての倫理観を振り切って、地獄に堕ちても自分の自然な感情に従おうと覚悟を決めるハックには、「自由」という言葉がやはりふさわしい。

    変な例えだが、大自然のキャンプで焚き火を囲んでいると立場や上下関係を捨てて深く交流できる、といったような心情にも通じている気がする。
    もちろん都会に戻れば、絆は消えずともギクシャクしたしがらみが頭をもたげるわけだが。
    それはハックとて免れない。

    ジムを捕らえた家に入り込んで暮らしながら、鎖に繋がれたジムの解放を目指して画策する終盤では、この家にももちろん多くの黒人奴隷がいてハックの世話もしているにもかかわらずハックの意識は彼らに向かうわけではない。
    奴隷制を当然として、奴隷の黒人は頭が悪いという前提で過ごしている。
    そして「ジムは黒人だけど心は白人だ」と考える。
    ハックは反奴隷主義な訳ではない。友人である奴隷を盗む悪事を働こうとしているのだ。
    世間から離れて二人っきりで過ごしているときに感じる関係性はここにはない。

    ーーー
    マーク・トウェインが本書で描きたかったことは、人が集団となることでいかに愚かしくなるか、何も考えられなくなるかなのかもしれない。
    南部に住む白人たちを描く筆は、風刺的な笑いも含みながら、手厳しく鋭い。

    数代に渡る宿怨で対立しており、互いに襲撃し合う一族のエピソード
    (ハックは家主を本物の紳士で、素晴らしい家族だと称えるが、この家族の息子は何代も続く宿怨の理由も分からず撃ち合いに加わって死んでしまう。)

    旅の道連れとなったペテン師二人組に騙される町の人々と、結局はリンチにあうペテン師たちのエピソード
    (これは勧善懲悪ではない。騙す方も、ころっと騙されてから怒る方もどっちも醜悪だ。本書のあちこちでリンチしろと人々が激昂するシーンがあるが、実行されたのはこのときのみ。報復の恐れがない、典型的な弱いものが更に弱いものを叩くパターン。)

    再会したトム・ソーヤが主導する「解放大作戦ごっこ」にハックとジムが付き合う最終章エピソード
    (黒人奴隷が白人の旦那さまに(まるで)唯々諾々と従っている様子のカリカチュアのように、ハックがトム・ソーヤの言いなりに従う様は、趣味の悪い冗談としか読めない。どこまでも現実的なハックは、トムから想像力が足りない、学がないと呆れられながら、冷めた感じに“ごっこ”に付き合い続ける。)

    心踊る冒険譚とはいえないし、ご都合主義なラストには呆気にとられる物語だが、果たしてハックは旅を通じて変化したのだろうか。
    書かれてはいなくても、きっとそうだと思う。
    もはやトムと一緒に子供時代にとどまることはできないだろう。大人の振る舞いを身につけて社会の一員として群れることもできない。
    少しずつ孤独を知って、人は成熟していかざるをえないのだと思う。

    ーーー
    “黒人奴隷ジムの目から「ハックルベリー・フィン」を語り、痛烈な笑いと皮肉で全世界に衝撃を与えた怪物的話題作”という「ジェイムズ」を読むための予習として本書を読んだ。
    ジェイムズも楽しみだ。

    第16章
    “俺はひどく落ち込んだ気分で筏に乗り込んだ。自分が間違ったことをしたのがよくわかったからだ。俺は思い知った。俺なんかが正しいことをやれるようになろうと頑張ったってムダなんだ。小さい頃に正しく始めなかったやつは見込みナシなんだ。いざっていうときに.やるべきことをやらせる支えがないから、あっさりめげちまう。
    それから俺は少し考えた。
    ちょっとまて、と俺は自分に言った。もし正しいことをやってジムを引き渡したら、おまえ、今よりもっといい気分になってると思うか?
    いいや、やっぱりひどい気分だと思う。それだったら、正しいことをやれるようになってなんの足しになる?
    これ以上は考えるのをよそう。これからはとにかくとっさに思いついた方をやろうと決めた。”

    第31章
    “祈ろう、そうしたらもうこんな悪党じゃなくなって、もっと良い人間になれるかも、と思った。だから俺はひざまずいた。でも言葉が出てこなかった。どうしてだろう。きっと、神様から隠そうたって無理なんだ。それに俺自身からだって隠せやしない。
    オモテとウラで違ったマネしてるからだ。オモテでは罪をやめますとか言っといて、奥のほうでは、最高に大きな罪にしがみついている。正しい行いをします、清らかな行いをします、ニガーの持ち主に手紙を書いて場所を知らせますって口では言おうとしてるけど、心の底では、そんなのウソだって俺には分かっている。神さまだって分かっている。ウソを祈ることなんかできない。俺はそのことを思い知った。

    “きわどいところだった。
    ふたつにひとつ、どっちかにキッパリ決めなくちゃいけない。俺は息を半分止めて、しばし考えた。それから、胸のうちで言った- 「よしわかった、なら俺は地獄に行こう」。
    そして手紙をビリビリに破いた。”

    0
    2025年07月18日
  • トム・ソーヤーの冒険 下

    Posted by ブクログ

    子どものころ誰もが一度は夢見た冒険。マーク・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』にはそんな胸躍る世界が詰まっている。いたずら好きの少年トムは親友ハックと墓場で殺人事件を目撃する。恐怖に震えながらもやがて真実を語る勇気を持つ。恋や友情、洞窟での命がけの脱出。物語は子どもの遊び心を出発点に正義と成長へと転じていく。自由と責任が交差するその姿に大人もまた学ばされる。

    0
    2025年06月01日
  • トム・ソーヤーの冒険 上

    Posted by ブクログ

    子どものころ誰もが一度は夢見た冒険。マーク・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』にはそんな胸躍る世界が詰まっている。いたずら好きの少年トムは親友ハックと墓場で殺人事件を目撃する。恐怖に震えながらもやがて真実を語る勇気を持つ。恋や友情、洞窟での命がけの脱出。物語は子どもの遊び心を出発点に正義と成長へと転じていく。自由と責任が交差するその姿に大人もまた学ばされる。

    0
    2025年06月01日