響野夏菜のレビュー一覧

  • コバルト文庫 電子オリジナル作品 無料試し読み集 2019

    購入済み

    24作品ありますが普通の作品とBL作品と混ざってます。BL作品以外もお試ししたい人には良いと思います。目次で確認出来るので選びたい人はそちらで。

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    2021年06月06日
  • 東京S黄尾探偵団 少女たちは十字架を背負う

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    シリーズ第1作目。まだ五月の性格が大人しめ。1作目から結構重めな話。犯人の動機も少女向け文庫がこれで良いのか?と言う感じ。それでも重くなり過ぎないのはギャグのバランスが良いからなのかな。

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    2021年03月21日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    短編集ひとつめの「なくしものの名前」が、日差しや風に翻る布のきらめき、瑞々しい草木に遠く聞こえる喧騒が本当に感じられるようで好きになりました。
    元のお話は知っていたので、比較的マイナーで難しそうなところをどう調理するのか怖々読みはじめましたが、現代の若い女性の悩みに上手くアレンジされていました。
    グリム童話アレンジの短編の中のひとつのお話ですが、もっと続きが読みたいです。

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    2021年02月08日
  • 今日から「姐」と言われても NDY企画 任侠事件簿

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    嫌なヤツを気持ちよくやっつけてくれる現代版の庶民な必殺仕事人的な爽快さ!

    人情が通用するっていうのは、ファンタジーな感じもしますが、でも、やっぱり大事ですよね、人情は。

    何てことない花屋で働く、実家が仁侠系という事以外は、ごく普通の主人公が意外な活躍を見せる物語。

    どのエピソードでも、じわっとムカつく輩が出てきますが、ちゃんと成敗されます。

    気軽に読めて、ちょっとすっきり。

    こんな姐さんなら、出会ってみたいかも!

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    2020年05月31日
  • 美酒処 ほろよい亭 日本酒小説アンソロジー

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    日本酒がもっと好きになる

    日本酒にまつわる短編集。
    日本酒のことをもっと知りたくて、選びました。
    銘柄や蘊蓄を得る内容ではなかったけれど、人と人を取り持つアイテムとしての日本酒に、温かい気持ちになりました。
    最後のお話は、カフェで涙ぐんでしまいました。

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    2019年09月07日
  • コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジー(1)龍と指輪と探偵団

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    龍と魔法使いの外伝、二重丸

    レヴィローズの外伝 まあまあ

    S黄尾のその後 おもしろい

    女神様のお気の向くまま、のショートストーリー
    短すぎてあっという間


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    2019年07月25日
  • 今夜きみを奪いに参上! ―忘れられた楽園―

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    シリーズ2

    盗賊やるなら一度は行きたい、
    古代遺跡、罠、秘密!

    個人的には卵を直火にくべて爆発させちゃうお姫様が
    可愛くて面白い

    謎が解明したような、さらに謎になった与太サウナシリーズ2巻

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    2019年06月26日
  • ザ・藤川家族カンパニー2 ブラック婆さんの涙

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    いつもの日々を送る藤川家にずかずか登場したのは
    傍若無人な祖母だった。

    憎まれっ子世にはばかる、な感じの祖母登場。
    いやこれはなかなか凄いな、という感じですが
    言いたい事だけ言って、都合の悪い事は知らんぷり。
    分かりやすく、我の強いおばあちゃんです。
    そんなおばあちゃんがいる1か月。
    そしていなくなった一ヶ月。
    なのに存在する日々。
    あの存在って…色々できるんだな、と(笑)

    1話目は、現実を見据えるか、気持ちを入れ替えるか。
    とはいえ、近くに援護する人がいたら
    どうしようもないかも知れませんが。
    いやそもそも、じ~っと舞ってたら…などという
    王子様話は転がってません。
    動かないまま、自分を

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    2018年07月09日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    六編のグリム童話を下敷きにした物語。
    トップバッターは、谷瑞恵の『ルンペルシュティルツヒェン』。
    海外ドラマ、「Once Upon a Time」で知った、ルンペルシュティルツキン。
    シーズンを重ねて、私はだいぶ馴染みになったが、日本ではそこまでメジャーな主人公ではないかも。
    しかしあえて彼を選ぶことで、新鮮さがあってよかった。
    彼が紡ぐと言う、金の糸の先に美しい未来が見え、読後がよかった。

    『二十年』は『カエルの王様』がモチーフ。
    これは、ホラーだ......。
    特に、容姿に自信のある女性にとっては。
    いや、一人で生きていくと言う覚悟があれば、あるいは、それを楽しめれば、美の呪いなど恐るる

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    2018年06月16日
  • ザ・藤川家族カンパニー あなたのご遺言、代行いたします

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    成人しているのから、義務教育までいる兄弟だけが住む家。
    そこに新たな異母妹がやってきた。

    連続短編集で、大黒柱たる長男の本業は
    ほぼ儲からないという、遺言代行。
    それに翻弄されていく下5人と、新人妹1人。
    しかしこの新人妹が、健気そうに見えてすごい。
    ここまででないと、世の中渡っていけない?
    そもそもこの時点で斜めに見てるのが…。
    まぁ将来有望かもしれませんけど。

    新人妹の性格はともかく、何がいけないのか。
    同族嫌悪なのか、引っかかっているのはなんなのか。
    唯一の女だからこそ気が付いているのか、と思ったら
    そうでもなくて良かったのですが、新人妹は
    ちょっと爪が甘いかも?

    新人妹の母親が、

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    2018年04月11日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    糸紡ぎ、白雪姫、毬の蛙、眠り姫
    ヘンゼルとグレーテル、シンデレラ。

    物語を題材にしているだけ、なのもありましたし
    ほぼそれをなぞっていっているものも。
    一番の驚きは、響野さんの話。
    そもそも原作のお姫様もどうかと思いますけれど
    この話の主人公はさらにすごい。
    題名を見て気が付けばよかったのですが
    最後に行きつくまで、まったく気が付かず。

    シンデレラ、は現実を見るか否か、という教訓に。
    そこだけにこだわってはいけない、のだと痛感できます。

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    2017年11月13日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    ネタバレ

    人間の本質はいつも同じ?

    グリム童話を題材にした短編集。初めて読んだ作家さんもいたが,これがその人のスタイルなのか,グリム童話が元だからこうなったのか,考えるところはありつつ。

    谷瑞恵「ルンペルシュティルツヒェン なくしものの名前」就活が上手くいかない亜美に,不思議なメールが届く。それは小学生のときに出会ったカメに関するものかもしれない。亜美は少しずつ当時のことを思い出していくが。金の布を紡ぐ,名前を思い出す,童話のキーワードを元にささやかな恋愛モノになっている。ルンペルシュティルツヒェンは少しマイナーで,モチーフとしては弱かったかも。

    白川紺子「白雪姫 白雪姫戦争」一番好きな話かも。文

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    2017年04月21日
  • ザ・藤川家族カンパニー あなたのご遺言、代行いたします

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    最初に登場人物の多さに戸惑ったものの、あっというまに馴染んで誰が誰か判断つくように!さすが響野さんです。
    期待したほどではなかったにせよ、よみやすくて面白い内容(遺言代行)でした。

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    2017年02月25日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    ・谷瑞恵「なくしたものの名前」
    ・白川紺子「白雪姫戦争」
    ・響野夏菜「二十年」
    ・松田志乃ぶ「のばらノスタルジア」
    ・希多美咲「お菓子の家と廃屋の魔女」
    ・一原みう「A Cinderella Story」
    6話収録。

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    2016年12月27日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    【収録作品】「なくしものの名前-ルンペルシュティルツヒェン-」 谷 瑞恵/「白雪姫戦争-白雪姫-」 白川 紺子/「二十年-かえるの王様-」 響野 夏菜/「のばらノスタルジア-眠り姫-」 松田 志乃ぶ/「お菓子の家と廃屋の魔女-ヘンゼルとグレーテル-」 希多 美咲/「A Cinderella Story -シンデレラ-」 一原 みう

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    2016年08月18日
  • 神抱く凪の姫3~誓いの刻です、キレ神様~

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    一か月に三日間だけの、恋人との逢瀬。
    いつものように呼び出そうと思ったのに大失敗?

    ドジっ子従者が調子に乗りまくった編。
    思う通りにも望むとおりにもふるまえなくて
    陰口もたたかれれば、当然こうなる状態。
    自分が正しい事をしている! に酔っていると
    何の言葉も受け入れません。
    勝手に解釈をする??

    シスコンやらツンデレやら毒舌やら、出てくる人達全員
    恐ろしいほどの個性がありましたが、それに張るほど
    仇敵(?)はすごい性格です。
    ものすごく知り合いにも周囲にもいてほしくないタイプ。

    一応これで完結、ではありますが、これまでの年月に
    培われなかった体力づくりを頑張らねば…。

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    2016年08月14日
  • 夜来香恋結店

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    ネタバレ

    「恋結び」っていう設定は面白いと思ったんですけど、これって続き物なのかなぁって印象。
    ヒロイン、ヒーローの恋は始まる寸前ってところで終わりました。

    月香の性格とかは嫌いじゃないんですけど、肝心のヒーローの燕耀がちょっと微妙。
    登場した次の日のあの態度はなんでしょう。
    月香が大事に作ったお守り袋だと分かっているはずなのに、自分の要求を通すために、それを取り上げた上で足で踏みにじる。
    そのあとも月香をさらったあとの態度もなんか癇癪持ちみたいで。
    私的にはイマイチです。

    あと、燕耀の父上の白善貴の描写が「美丈夫」ってあったんですけど、イラストを見る限りでは「美丈夫」ではないよね?「偉丈夫」の方が

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    2016年06月22日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    ネタバレ

    谷瑞恵さん目当てで購入。
    とても優しくて爽やかな話でした。妖精の名前をあてる童話をもとにしてます。
    蛙の王子様を元にした話にはぞっとしました。
    これ、すごいです。タイトル!
    白雪姫の話は嫉妬とか美とかあるんですけど、いい終わりでした。
    シンデレラは「日本・現代」に囚われてなくて良かったです。雰囲気変わりました。
    いばら姫はきゅんとしました。
    お菓子の家は個人的にイマイチかな?

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    2016年04月24日
  • ザ・藤川家族カンパニー あなたのご遺言、代行いたします

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    母親の違う6人の兄弟が一緒に暮らす藤川家族。
    そのなかに新たにもう一人妹が加わることに。
    長男のお仕事、遺言代行サービスの話と共に、兄弟それぞれの個性や想いが交錯する、悩ましくも心暖まる話の数々です。

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    2016年01月28日
  • ガイユの書 薔薇の灰は雪に

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    最終巻にして些か性急な結末の付け方だった。
    結局最後まで灰かぶりたちは魔術師たちに振り回されていたけど、一番最後には各々の意思を通したんじゃないかなと思える。
    灰かぶりの二人は精神的にはくっついてるような感じだけど、恋愛的にはくっつかなかった感じ。まあ、内容的にあまーい恋愛はちょっとおかしいからこれでいいのかもしれない。くっついてほしかったけど。

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    2015年11月29日